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日本代表がW杯で見せた『強さと拙さ』…岡田武史氏が指摘!「Jリーグの東西対抗をやるようなイメージ…目線が違う」

  • 2026.9.7

8大会連続でワールドカップに出場してきた日本代表。

森保一監督率いるサムライブルーは、今大会の初戦でオランダ相手に先制されながら同点に持ち込む粘りを見せたが、王国ブラジル相手には先制しながら悔しい逆転負けを喫して敗退となった。

そうしたなか、1998年と2010年のワールドカップで日本代表を率いた岡田武史元監督が、鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルに出演。

今の代表の強さと、まだ足りない点について、こう話していた。

「今の代表チームが何が強いかっていったら、スタンダードが高いというか、経験値が高いんだよ。

例えば、壮行試合でアイスランドとやったやん。(吉田)麻也のなんか引退式みたいなので、ゆる~い試合になったじゃん、相手も弱いし。

俺が監督だったら、オランダ戦まで2週間や…絶対どっかで練習試合はピリッとして行きたいと思うよ。

ぽいち(森保監督)にお前練習試合すんのか?って言ったら、いや、しないですよと。

えっ!?お前不安じゃないの?と(言ったら)、いや、ちょっと不安なんですけど、みんな大丈夫だって言うんですと。

(それが)なにかって言ったら、あいつら全員ヨーロッパでやってて、オランダ代表といえど、日頃やってる相手が仲間なんだよ。

だから、Jリーグの東西対抗をやるようなイメージなんだ。なんでそんなわざわざ準備するの?みたいな感じなんだよ。

だから、オランダに先に点をとられても、俺らの時だったらさ、やっべえ、オランダに先に点とられた…。

(いまの代表選手たちは)いや、あいつらに点とられたこともあるし、逆転したこともありますよ、と。

もうその目線が違うんで、それが強さ、今の代表チームのね。

ところがブラジルとやった時、何が違うかといったら、ブラジルの選手はサブまでトップクラブのレギュラーだよ。日本でトップクラブのレギュラーはやっぱりまだ少ない。

そうすると1-0になって、相手が焦るはずじゃん、ブラジルが。

(日本としては)後ろで回して、来たらポンと裏狙おうぜとか、できるはず。下げておいて、スペース真ん中に作って、とか…。

(そのはずが)守りたいってなってしまう。なんとかこれを守りたい、守りたいって…。

確かに選手の怪我で攻めの手がなかったとかね、いろんな理由はあるにしろ、やっぱりそこがまだ経験値が少なかった。

だから、ヨーロッパのトップリーグで何人か選手がこうプレーするようになんないと優勝は簡単じゃないと思う。

(目標としている2050年までに優勝する)可能性あると思うよ。俺は生きてないから知ったことじゃないけど(笑)」

今回の代表は5月末に国立競技場でアイスランドとの壮行試合を戦い、その後は練習試合を行わずに本大会に臨んだ。

そのアイスランド戦では吉田の代表引退セレモニーも行われたが、森保監督によると、選手たちはそれでも問題ないと口にしていたとか。

そういう部分も含めて、代表の基準値が上がったものの、世界的スター軍団であるブラジル相手にはひるんでしまったとのこと。

そのブラジルと日本は11月にシンガポールでの親善試合で再戦する。どんな戦いになるのか楽しみだ。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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