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【ファッション甲子園2026】高校生の自由な発想が輝くステージをリポート! 王林&優勝チームが語る大会の魅力

  • 2026.9.7
Hearst Owned
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ファッション甲子園とは?

Nakajima41 / Hearst Owned

次世代のファッション界を担う人材の発掘・育成を目的とした、高校生のためのファッションコンテスト「ファッション甲子園」。高校生がチームを組み、自らデザイン・制作した衣装をファッションショー形式で披露する。

第25回を迎えた今年は、全国30都道府県・73校から1,715点の応募が集まり、一次審査を通過した19都府県・25校・32チームが最終審査に出場。8月23日(日)、弘前市民会館大ホールを舞台に、個性あふれる作品の数々を発表した。

いよいよ最終審査がスタート!

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会場に集まった高校生たちは、緊張した面持ちながらも、それぞれの作品をまとって堂々とランウェイへ。

ファッション甲子園では、衣装を制作した生徒が作品のコンセプトをナレーションで紹介し、モデルを担当する生徒が実際に衣装を着て歩く。服のデザインだけでなく、音楽やポージング、歩き方まで含めて、作品の世界観を表現するのが特徴。

なかには、ランウェイの途中で衣装が変化する仕掛けを取り入れたチームや、モデルの動きによって作品の見え方が変わる演出も。高校生ならではの柔軟な発想と、最後まで妥協せずに作品と向き合った姿勢が、ひとつひとつのステージから伝わってきた。

2026年の受賞作品が決定!

今年、優勝に輝いたのは愛知県立名古屋西高等学校の作品名「DIGITAL CHAIN MAIL」。デジタルな光の強さや多面性を、シルバーの衣装で表現した。準優勝は、新潟県の上越高等学校による「Field on Body」。新潟の特産である米の副産物・藁(わら)に着目し、素材の新たな可能性を引き出した。

優勝、キラリ賞
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愛知県立名古屋西高等学校「DIGITAL CHAIN MAIL」

準優勝
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新潟県上越高等学校「Field on Body」

第3位には、東京都の江東服飾高等専修学校「解放」が選ばれた。現代社会のなかで周囲に合わせることで押し込められた“本来の自分”をテーマに、内面の葛藤やあふれ出す感情を衣装で表現した。そのほか、青森県立弘前実業高等学校「蒼麗」が海外ファッションブランド協会賞を受賞。環境問題や地域文化、現代社会への問いかけなど、高校生たちが身近なテーマから生み出した作品が高く評価された。

第3位
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江東服飾高等専修学校「解放」

海外ファッションブランド協会賞
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青森県立弘前実業高等学校「蒼麗」

原由美子賞
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富山第一高等学校「きときと」

天津憂賞
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愛媛県立松山工業高等学校「サンゴの憂鬱」

青木規子賞
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バンタンデザイン研究所高等部東京校「Scramble」

木村絵理子賞
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栃木県立宇都宮白楊高等学校「欲求」

ELLEgirl賞を受賞したのは?

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ELLEgirl賞に選ばれたのは、静岡県の学校法人三島学園 知徳高等学校による「Be Reborn」。ペットボトルキャップや海岸に落ちていたごみを熱加工し、スーツに縫い付けた作品で、プラスチックごみによる環境破壊をテーマに制作された。作品の詳細や制作の裏側は、別記事で詳しく聞いているので、ぜひチェックしてみて!

大会アンバサダー王林さんにASK! ファッション甲子園の魅力とは?

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昨年に続き、大会アンバサダーを務めた弘前出身のタレント・王林さん。高校生たちが自由に表現する姿を見て、改めて大会の魅力を感じたという。

改めてファッション甲子園の魅力を教えてください!

「高校生のみんなが、これまで感じてきたことや、自分が生きてきたなかで感じたことを、作品にすべて注ぎこんで自由に表現しているところが魅力だと思います。大人になると、『これが普通』といった概念に縛られてしまうこともあるけど、毎年、高校生たちの作品を見るたびに、表現することの大切さや、自分も知らないうちに何かに縛られていたのかもしれないということに気づかされます」

作品を見るときに注目しているポイントは?

「ファッション甲子園では、作品を作った人がナレーションを担当し、モデルも自分たちで務めます。ただモデルが服を着て歩くのではなく、作り手とモデルが協力して作品を表現するんです。『こういうものを作りたい』と思った気持ちと、それをステージで表現する人の気持ちが、どこまでひとつになっているのか。そういったチーム力が一瞬で見えるところも、ファッション甲子園のおもしろさだと思います」

高校生たちの姿から刺激を受けたことは?

「みんな、ひとつの作品に対して本当に全力で向き合っています。リハーサルにも長い時間をかけていますし、舞台裏では朝からずっと緊張しながら本番を待っている。作品に対する愛情がすごく強いからこそ、その一瞬のステージでどう見せるかを考えているんだと思います。高校生たちのまっすぐな姿を見て、私ももっと頑張ろうと毎年思わせてもらっています!」

王林さんがファッションで自分らしさを表現するときに大切にしていることは?

「人の意見を聞きすぎないことです(笑)。ファッションは、話すよりも先に、その人がどんな人なのかを伝えられるもの。TPOは大切ですが、自分を抑えて楽しむよりも、私は私らしさを全開にしたいと思っています。私は青森が大好きなので、青森の伝統工芸品が取り入れられた服や、青森の人がデザインした服を普段から着るようにしています。そういう自分の好きなものを、これからも貫き通したいです」

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今日の衣装について教えて!

「『メラペスカ スギヤマ』というニットブランドのもので、大阪の服飾学校の講師の方が、仕事後に趣味で制作しているという衣装です。『酒呑み編物クリエイター』と名乗って活動されています。ファッション甲子園は、日本から世界へファッションを発信していく大会でもあるので、今日は日本のクリエイターが作った衣装を身につけたいと思いました。昨年に続いて、今年も大阪のクリエイターの方にお願いしています!」

青森で開催される大会ならではの魅力は?

「全国から高校生が青森に集まることで、普段だったら青森に来る機会がなかったかもしれない人たちにも、この場所を知ってもらえます。高校生たちが、それぞれの地域の伝統工芸品や、自分たちが生まれ育った場所のルーツをファッションに取り入れている作品も多いです。地域ごとの背景がアイデアにつながっているのが見えて、すごくおもしろいと思います。ファッションを通して、青森やそれぞれの地域を知ってくれる人が増えているのもうれしいです」

ファッション甲子園を目指す高校生へメッセージをお願いします!

「何かに縛られることなく、今、自分が感じていることをすべて表現してほしいです。優勝という結果は決まるけれど、みんなが自分の思いを込めて作ったひとつのショーを、全力で見せてもらえたらうれしいです。私たちも、その姿を楽しみにしています!」

スペシャルステージには昨年度優勝チームが登場。受賞後の活動は?

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スペシャルステージには、昨年度のファッション甲子園で優勝した、弘前実業高等学校卒業生の樋川詞美さんとジョセフサラ瑞希さんが登場。ふたりが制作した優勝作品は、青森の伝統工芸品・ブナコやこぎん刺しを取り入れた衣装。地元の素材を使い、これまでに見たことのない服を作りたいという思いから、木の素材で衣装を制作した。制作にあたっては、ブナコの工場やねぶたの工房を訪問。職人から素材の扱い方を学び、夏休みには工場と倉庫を行き来しながら、夜まで制作を続けたという。

受賞後、樋川さんはデザインや衣装制作の道へ。将来は世界を舞台に活躍することを目指しながら、アーティストのステージ衣装を手がけ、1万人規模のステージで自らデザインした衣装が披露された経験も語った。一方、ジョセフサラさんは東京の服飾大学に進学。パタンナーとして世界で活躍することを目指している。ファッション甲子園での経験は、ふたりにとって新たな挑戦へ踏み出すきっかけになったそう。

最後には、これから大会を目指す高校生たちへ、ふたりから「挑戦してみたいと思ったら、迷わずチャレンジしてほしい」とエールが送られた。王林さんも「何かに縛られることなく、今、自分が感じていることをすべて表現してほしいです!」と続けた。

審査員から直接講評が聞ける交流会の開催も

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今年も例年通り、コンテスト終了後には、審査員から出場チームへ向けた講評会を実施。自分たちの作品について、プロの視点から直接コメントをもらえる貴重な機会とあって、学生たちは真剣な表情で耳を傾けていた。

高校生たちが自由な発想で生み出した衣装と、作品にかけるまっすぐな思い。会場には、ファッションの未来を担う次世代の熱気があふれていた。

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今大会の入賞作品は、2026年9月16日(水)から22日(火・祝)まで、日本橋三越本店 本館1階中央ホールで展示される。高校生たちの作品を間近に見られる特別な機会をお見逃しなく!

会期:2026年9月16日(水)〜9月22日(火・祝)
時間:午前10時〜午後7時30分
会場:日本橋三越本店 本館1階中央ホール
入場無料

photo:RISAKO SUEYOSHI

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