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最高に遊んだ!CORTIS初の単独ツアー「PUT YOUR PHONE DOWN」の日本公演をレポート

  • 2026.9.6
(P)&(C)BIGHIT MUSIC

2025年8月にデビューするやいなや、「GO!」「FaSHioN」などを次々とヒットさせ、デビューEP『COLOR OUTSIDE THE LINES』はBillboard 200で初登場15位を記録。さらに今年リリースした2nd EP『GREENGREEN』は同チャート3位にランクインし、タイトル曲「REDRED」も世界各国のチャートを席巻。Spotifyでは1億回再生を突破し、韓国の週間チャートでは17週連続1位を記録するなど、新人とは思えない勢いで世界を駆け抜けているCORTIS。

そんな彼らがデビューからわずか1年あまりで敢行した初の単独ツアー『2026 CORTIS TOUR 』。韓国、北米、日本の9都市を巡る全14公演は、追加席まで含めてすべてソールドアウト。ツアーのファイナルを飾る日本公演は、9月4日から6日までの3日間、横浜・ぴあアリーナMMで開催された。

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いかにもCORTISらしい、既存のK-POPライブのセオリーから少しはみ出したステージ構成が印象的だった本ツアー。

派手なVCRが流れるわけでも、大がかりなオープニングが用意されるわけでもない。ステージ脇から5人がすっと姿を現すと、そのまま「YOUNGCREATORCREW」へ。続く「FaSHioN」で一気に会場の温度を上げ、さらに序盤から投下されたのが、今年のCORTISを象徴する「REDRED」だ。

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通常ならクライマックスに温存されてもおかしくないほどの人気曲を、あえて序盤に配置。けれど、この日のライブには「最後まで取っておく」という発想そのものがなかったのかもしれない。目の前の瞬間を、いま、この場所にいる観客とともに最大限楽しむ。それがこのツアーの核にあるようだった。

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「ACAI」「TNT」「MOTION」「Mention Me」と続き、メンバーと観客との距離はさらに縮まっていく。「JoyRide」から「Lullaby」へと空気が変わると、「Blue Lips」ではメンバーが寝そべるような姿勢でパフォーマンス。ステージ上に固定された正解を見せるというより、その瞬間に生まれる自由なムードそのものを楽しませる。

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そして「Wassup」ではメンバーが客席へ。ステージと客席を隔てる境界線を軽々と飛び越え、観る側と観られる側という関係を崩し、5人とCOERが同じ空間でひとつのライブをつくっていく。

その姿勢は、ツアータイトルにも明確に表れている。PUT YOUR PHONE DOWN---スマートフォンを置いて。

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撮影やSNSへの投稿に夢中になるのではなく、スクリーン越しではない“いま”を一緒に楽しもうという、少し挑戦的にも聞こえるメッセージだ。実際、会場ではメンバーが観客にペンライトを振ることを促す場面も。そしてMCでは、客席を見渡したメンバーが「ペンライトきれいですね」と、その場で生まれた光景に見とれる一幕もあった。

MCでは、そんなCORTISと日本のCOERとの距離の近さも存分に感じられた。

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今回のMCはほぼ日本語。KEONHOが「みんな遊んでくれてうれしい!」と呼びかければ、SEONGHYEONは「僕たちのいちばん最初の曲、知ってますか?」と問いかけ、会場から大きな歓声が返ってくる。「答えてくれてありがとう」とうれしそうに笑う姿も。

JAMESは「僕の手には“権力”があります! 権力を見たいですか?」と、どうやら“パワー”という意味で使っているらしい日本語で観客を沸かせる。

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SEONGHYEONは「What you want?」と何度も観客に問いかけ、ついにはメンバーから「早く言えよ」とツッコまれる場面も。そんな流れからMARTINが「僕がほんとに欲しいものは、みんなのハーモニーです」と答えると、会場からは大きな拍手が起こった。

「レッツゴー! 日本語マスター、JUHOONさん!」メンバー同士で軽快に言葉を交わしながら、客席とのコミュニケーションをどんどん深めていく。

続いて行われたのは、「What You Want」での観客との歌声対決。メンバーとCOERが声量を競うように何度も歌い合い、会場の一体感はさらに加速していく。そして「GO!」ではリミックスバージョンが披露され、ぴあアリーナMMが一瞬にして巨大なダンスフロアへと変貌。ステージと客席の双方から生まれるエネルギーが、まさにひとつの塊になっていく。

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この日のセットリストを見ていると、もうひとつCORTISならではの仕掛けが見えてくる。それは、同じ楽曲を何度もパフォーマンスすること。

ツアー開始当初からSNSを賑わせた、人気曲を複数回披露するセットリスト。けれど、実際に会場で体験してみると、それは単なる“曲数の少なさ”でも、同じ曲の繰り返しでもないことがわかる。

同じ「GO!」でも、観客との掛け合いを経たあとにはリミックスとして再び登場し、会場の熱量をさらに引き上げる。「What You Want」も観客参加バージョンを挟むことで、最初に聴いたときとはまったく違う表情を見せる。

曲が繰り返されるたび、観客の動きは大きくなり、歌声は強くなり、最初は少し様子を見ていた人まで自然と身体を動かし始める。ライブが進むほど、観客自身がパフォーマンスの一部になっていくのだ。

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そして、その構成を支えているのが、徹底してその場に集中したステージ演出だった。派手なVCRはほとんどなく、衣装チェンジもない。登場も退場も、フェスのように舞台袖からすっと現れて、すっと去っていく。メンバーの表情を逐一とらえるカメラ映像を大きくスクリーンに投影する演出も基本的にはなく、一部の映像にはエフェクトが施され、それ自体が演出の一部として機能していた。 完全にスマホが下げられた会場を見たメンバーには感涙ともいった表情も見受けられた。

CORTISのライブには、完成されたショーを一方的に届けるのではなく、観客と一緒に完成させていくというスタイル。「スマホを下げる」というシンプルな合言葉が、結果としてスクリーンの向こう側では決して生まれない、濃密なライブ体験をつくり出していた。

『2026 CORTIS TOUR <PUT YOUR PHONE DOWN> IN JAPAN』セットリスト[9月4日(金)~6日(日)]

01. YOUNGCREATORCREW
02. FaSHioN
03. REDRED
04. ACAI
05. TNT
06. MOTION (feat. Juicy J)
07. Mention Me
08. JoyRide
09. Lullaby
10. Blue Lips
11. Wassup
12. GO!
13. What You Want
14. What You Want
15. TNT
16. ACAI
17. MONEYMONEYMONEY
18. NANI (Demo ver)
19. PACK IT UP
20. GO!
21. YOUNGCREATORCREW
22. FaSHioN
23. REDRED
24. DAY1 : JoyRide + GO! (Remix) + NANI (Demo ver) + PACK IT UP DAY2 : NANI (Demo ver) + What You Want + GO! + YOUNGCREATORCREW DAY3 :NANI (Demo ver) + NANI (Demo ver) + MONEYMONEYMONEY + GO! + YOUNGCREATORCREW + REDRED

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