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「気合と根性で乗り切った」山崎怜奈、最新ヒット曲に感じる変化の兆候

  • 2026.9.5

タレントやコメンテーター、そしてラジオパーソナリティなどでマルチな才能を発揮している山崎怜奈さんが、7月に新著の『すべては果てしない賭け』(角川春樹事務所)を発表した。高校1年生だった15歳の時に乃木坂46の2期生として加入し、学業とアイドルを両立しながら、2022年7月までの約9年間を走り抜けた山崎さんに、当時のダンスへの向き合い方や、近年のアイドルシーンについて感じることを語ってもらった。

気合と根性で乗り切ったアイドル時代

――著書では「あまり運動は得意ではない」と書かれていましたが、乃木坂46時代には複雑なフォーメーションのダンスを披露されていらっしゃいました。加入当初から踊りは得意だったんですか?

いや……、ほぼ“素人同然”からのスタートでした。私たちの世代は、もう中学校でダンスの授業が行われていたので、多少はダンスの経験がありましたけど、教室などで本格的にダンスを習ったことはなかったので、踊りの基礎的な素養は全く備わっていませんでした。

ただ当時はまだ、今のようにSNSの動画を見ながら真似して踊るような時代ではありませんでしたから、ダンスを経験のある子もそこまで多くなかったんじゃないかなと。

――もし「ダンスがいち早く上達する秘訣」をご存知でしたら、お聞かせください。

語弊を恐れずに言うと、「気合と根性で乗り切った」ところはあるかなと思っています。
グループの20人弱で一曲を完成させる際には、曲中に無数のフォーメーション移動や振り付けがあり、自分の立ち位置も番号で細かく刻まれている。

それを必死に覚えながら、みんなで一つのダンスを完成させていくんですけど、私はもともと運動が苦手だったので、どうしても自分の空間把握能力の低さと向き合わざるを得ないところがあって。

他のメンバーとすれ違う際の幅や、タイミングの取り方などに関しては、周囲との差を感じつつ、活動を続けていましたね。アイドルとしては約9年間に渡って活動させてもらいましたが、ダンスに関しては「気合」、「根性」、「慣れ」といった部分が大きかったように感じます。

――1曲ダンスを完成させるまでに、どのくらいの練習をされていたんですか?

曲によって違うので、厳密な時間は覚えていませんが、新曲をリリースする際には、楽曲の振りを1から覚えることになるので、それなりに大変だったと思います。

まずはみんなで練習する時間があって、ある程度の完成形が見えてきたら、一旦全員で踊った動画を撮影してもらって。その後は各自が動画を持ち帰り、仕事の合間や就寝前の空いている時間にそれを見返して、動きを確認しながら、徐々に身体に馴染ませていく流れだったかなと思います。

――もし苦労された曲があれば教えてください。

たくさんありました。 当時のライブ映像を見て、「振り付けが大変そうだな」と思う曲を見つけたら、大体私も苦戦していると思うので……(苦笑)。

――最近はTikTokでダンスを披露することも一般的になりましたが、練習に励まれている若手世代の皆さんに、メッセージをお願いします。

スマートフォンでダンス動画を撮影している若い子の姿を目にすると、「みなさん上手に踊れていて凄いな」といつも驚かされています。今の子たちの方が断然にダンスが上手いので、私が言えることはもう何もありません(苦笑)。もし、この仕事に就いていなかったら、きっと踊ることはなかったでしょうし、きっと踊れる自分は存在していなかったんじゃないかと思います。私がグループを卒業して4年ほど経ちましたが、もうダンスから離れすぎていて、今は自分がどこまで踊れるかわかりません。

キャッチーな振り付けが増えているように感じる

画像: (C)JUN.S
(C)JUN.S

――今では『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM)をはじめ、ラジオパーソナリティとしてご活躍されています。その中で、最新のヒット曲を耳にされる場面も多いと思いますが、さまざまなアイドルが活躍を続ける現在の音楽シーンをどのように捉えていますか?

私自身も決して音楽業界に詳しいわけではないので、あまり偉そうなことは言えませんけど、多くの方が「歌ってみた」や「踊ってみた」の動画をSNSに上げる時代なので、M!LKさんやKAWAII LAB.の皆さんのような上半身の動きが多く、キャッチーな振り付けの楽曲が増えているようには感じます。

――最近のヒット曲で、踊ってみたい振り付けや楽曲はありますか?

これまで仕事でたくさん踊ってきて、ダンスに関しては「もう一生分、全力でやり尽くしたな」という思いがあるので、また踊りたいという気持ちはありませんが、他の方が楽しそうにダンスをしている姿を見るのは好きです。ダンスに関しては、グループ時代に本当に全力で頑張りましたし、思い残すことはありません。

――書籍の発売をきっかけに、久々にファンの皆さんとお話をされる機会もあったようですね。

久しぶりに元気そうな姿を見られた方や、中には事前に準備をしてくださって感想を伝えてくださる方もいらっしゃって。対面で本の感想を聞かせてくださるのは嬉しかったですし、私自身の励みにもなりました。

皆さんがSNSなどに書いてくださっている感想を読ませていただくこともありますが、応援の言葉を届けてくださる皆さんの想いに救われているんだなと。改めて感じることができました。

すべては果てしない賭け 書籍情報

画像: すべては果てしない賭け 書籍情報

著者: 山崎怜奈 出版社: 角川春樹事務所 発売日: 2026年7月15日
ページ数: 256ページ 価格: 1,870円(税込)

取材:JUN.S

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