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有名大学から超有名企業へ進んだ妹と比較され陰へと追いやられる姉【お父さんの娘は私だけ】

  • 2026.9.4

最期の日が近づいた夫幹久さんの病室で、「お父さんの娘は私だけ、だから遺産だって私とお母さんだけのもの」とこれまで抱えていた不満を口にし始めた亜美さん。それを聞いた菜美さんが「遺産なんていらない」と言うのも気に入らないようで、「あんたはいつもいい子ぶる」と怒りをあらわに。弱り切った幹久さんの前で言い争う娘たちを見た純子さんは、まだ2人が仲の良かった幼い頃のことを思い返します。菜美さんは、駆け落ち同然で家を飛び出した純子さんの姉の娘、母親を亡くし、ひとり残された菜美さんを、引き取ることにした純子さんと幹久さんは。そして亜美さんと分け隔てなく、本当の娘と同じように愛情を注いで育てます。いじめっ子から菜美さんを守り、学校行事で活躍する亜美さんは、いつしか、引っ込み思案な菜美さんの憧れのお姉ちゃんに。その後、勉強が苦手な亜美さんは併願の女子高に、対する菜美さんは進学校への入学を果たします。そんなある日、制服姿で歩いているとご近所さんが「菜美ちゃんに抜かされちゃったわね」と亜美さんに声をかけると、一瞬表情を曇らせたのでした。

母は私を認めてくれてはいるけれど・・

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高校受験を終え、勉強が苦手な亜美は併願の女子高に、菜美は進学校に入学。そんなある日、2人が制服姿で歩いていると、ご近所さんに「菜美ちゃんに抜かされちゃったわね」と声をかけられ、亜美は一瞬曇った表情を見せました。

それから3年後のこと。
「菜美、大学合格おめでとう。まさかこんな有名な大学なんて本当にすごいね」亜美が菜美に声をかけると、「ありがとう」とうれしそうに答える菜美。「マジ自慢の妹だわ」そう誇らしげに話す亜美に、「亜美ちゃんだって、大好きな私の自慢のお姉ちゃんだよ」と笑顔で言いました。

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それからさらに数年が経過して・・。
「私、地元の企業に就職決まった!」亜美がうれしそうにそう言うと、「おめでとう」と父が言い、「家からも通いやすいし、いいじゃない」と私も嬉しい気持ちに。菜美はというと、「亜美ちゃんが家にいてくれるの、すごくうれしい・・」と心から嬉しい気持ちになりました。

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それからさらに1年が経過。
「菜美ちゃん、超有名企業にお勤めなんですって?さすがねー」
ご近所さんにそう言われ、「そうですね。亜美も菜美も、希望の道に進んでくれて、親としてはうれしいばかりよ」笑顔でそう答えつつ、背後に気配を感じました。
「・・ただいまー」と声のする方に目をやると、「あ、あら。おかえりなさい」ご近所さんは少し驚いた様子でそそくさと帰って行きました。

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その後、「菜美は、すごいよね・・」ぽつりと呟くようにいう亜美に、「あなただって、毎日仕事を頑張ってるじゃない」私がそう声をかけると、「でも菜美と比べるとなー」と何か考え事をしているような浮かない表情の亜美。

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私は思わず亜美を優しく抱きしめ、「あなたはいい姉で私たちの自慢の娘よ」と声をかけると、「うん。ママ、ありがと」目に涙を浮かべながら亜美が静かにそう言いました。

トップ校から有名大学へと進学した菜美さんを自慢の妹だと認めつつ、と同時にやり切れない思いを抱えている様子の亜美さん。どちらの娘も可愛くて大切だと思う純子さんは心配でなりませんよね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

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