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限定盤にしかない曲でLARAが泣いた。KATSEYE初のツアー開幕

  • 2026.9.3

KATSEYEの初アリーナ・ツアー「THE WILDWORLD TOUR」が現地時間9月1日、アイルランド・ダブリンで幕を開けた。全31公演のうち当初の27公演は発売から48時間で完売している。開幕公演でいちばん大きな歓声が上がったのは、日本ではタワーレコード限定盤にしか入っていない曲だった。(フロントロウ編集部)

3Arenaの天井から、コンフェッティが落ちてきた

KATSEYEの3作が同じ週の全米チャートに並んだことをお伝えしたのが9月2日。その記事の最後に「ツアーは9月1日、ダブリンから」と書いたが、その初日の中身がわかった。

会場はアイルランド・ダブリンの3Arena。メンバーはリフトに乗ってせり上がるように登場し、色とりどりのコンフェッティが降るなか、3rd EP『WILD』収録の「Hootie Frutti」のイントロが鳴った。そこから「Internet Girl」「That Way」「Touch」「Mean Girls」と、新曲と代表曲を交互に差し込んでいく構成で、序盤から客席の温度を上げていった。

「I’m Pretty」と「My Way」はリミックス・ヴァージョンでの披露。LE SSERAFIM、ILLITと組んだコラボレーション・シングル「ICONIC BY MISTAKE」も歌われた。後半はデビュー曲「Debut」から、昨年の世界的ヒット「Gnarly」まで一気に駆け抜けている。

KATSEYEのアーティスト写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

LARAが弾いたのは、自分で書いた曲だった

この日いちばんの見どころは、5人がそれぞれ単独で立ったソロ・ステージだ。

DANIELAは「Gabriela」の前に一人でステージへ出て、情熱的なラテン・ダンスを踊りきった。最後には客席にいた幼いファンに、自分の手で一輪のバラを渡している。MEGANは「PINKY UP」のアウトロを引き継ぐ形で登場し、DJステーションでグルーヴを作ったあと、アクロバティックな動きを織り込んだソロを見せた。グループ最年少のYOONCHAEは「M.I.A」のダンス・ブレイクのイントロを担当している。

そしてLARAが弾き始めたのが「Unloveu」だった。LARA自身が書いたこの曲は、『WILD』の一部の限定盤にしか収録されていない。日本ではタワーレコード限定盤のボーナス・トラックにあたる。つまり、通常盤で聴いてきたファンは音源を持っていない曲だ。

KATSEYEのEP『WILD』ジャケット写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

ライヴでこの曲が演奏されたのは、この夜が初めて。LARAのピアノから始まったステージにメンバーのボーカルが重なってハーモニーになると、客席からは大合唱が起きた。LARAが感極まって涙を見せる場面もあったという。

16公演から31公演へ、1年で倍になった

「THE WILDWORLD TOUR」は、ヨーロッパと北米の10カ国・27都市をまわる全31公演。当初発表された27公演は、チケット発売から48時間以内にすべて売り切れた。そのあと追加されたロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、メキシコシティの各公演も、同じく完売している。

規模の変化はわかりやすい。昨年おこなわれた北米ツアー「The BEAUTIFUL CHAOS」は13都市・全16公演だった。それから約1年で、公演数はほぼ倍になっている。

ダブリンのあとはロンドン、マンチェスター、パリ、アムステルダム、ケルン、アントワープ、コペンハーゲンとヨーロッパの主要都市をまわり、そこから北中米へ。マイアミ、アトランタ、ワシントンD.C.、ボストン、モントリオール、シカゴ、ダラス、ラスベガス、シアトル、ロサンゼルス、メキシコシティなどで公演が予定されている。

ツアーの土台になっている『WILD』は、米ビルボードのアルバム・チャート「Billboard 200」で1位、全英オフィシャル・アルバム・チャートで2位に初登場した。グラミー賞に2度ノミネートされたこのグループにとって、数字の面でも自己最高の更新となった。

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