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「きっかけはプレバト」落語家・桂佐ん吉が語る、落語と俳句の意外な共通点と句会の面白さ

  • 2026.9.2

落語家・桂佐ん吉さんがパーソナリティを務める『神戸新開地喜楽館AWARD2025 優勝記念特番 桂佐ん吉 落語と俳句の素敵な関係』が放送された。ゲストに俳人の三村純也さんを迎え、奥深くも楽しい俳句の世界を深掘り。番組内では出演者やリスナーから寄せられた句で句会も行われ、大きな盛り上がりを見せた。

©️ABCラジオ

番組は、『神戸新開地喜楽館AWARD2025』で優勝した副賞としての特別番組であると紹介され、幕を開けた。パーソナリティを務める落語家の桂佐ん吉さんは、「鉄瓶・佐ん吉のコロコロラジオ。で私のことをよく知っていただいてる方は、すごく心配されてると思いますけれども、一番心配してるのは私でございますので、ご安心ください」と、冒頭からユーモアを交えて挨拶。進行役の桂紗綾アナウンサーを頼りにしつつ、和やかな雰囲気で番組はスタートした。

今回の特番のタイトルは『落語と俳句の素敵な関係』。落語家の番組でありながら、なぜ「俳句」がテーマなのか。その背景には、佐ん吉さん自身の俳句への深い情熱があった。

俳句を好きになったきっかけはプレバト
佐ん吉さんが俳句にのめり込むきっかけは、意外なものだった。大師匠である人間国宝・桂米朝さんも俳句を嗜んでいたというが、直接の影響ではなかったという。
「もちろん、俳句を好きになったのはプレバトでございます」
佐ん吉さんは、テレビ番組をきっかけに俳句の面白さに目覚めたと明かした。番組で添削される様子を見て、「なるほど、そうやって音を調整していくんだ」と学び、自身でも句作を始めたという。
落語家としての視点も俳句に生きているようだ。多くの人が思いつく視点から一歩踏み込んだ「こんな視点から見てきたか」という句を目指したいと、その創作姿勢を語った。

「ゲーム性があって面白い」句会のルール

©️ABCラジオ

番組では、俳句の発表会である「句会」をラジオで実践。まず、三村さんから句会のルールが説明された。
参加者は作ってきた俳句を無記名で短冊に書き、提出。集まった句は混ぜこぜにされ、誰の句か分からないように別の人が清書する。これは「先生の句やでって分かったら、下手な句でもよう見えてしまう」といった先入観をなくすための工夫だ。

参加者は清書された句の中から良いと思う句を複数選び、発表し合う。ただし、自分の句を選ぶことはできない。佐ん吉さんも「ついつい取りたくなりますけどね。かわいいですからね」とそのもどかしさを語った。
このシステムにより、自分が一番だと思っていた句が選ばれず、逆におまけで入れた句が高評価を得ることもあるという。「あとになったら順番が逆なってるんですよ。自分の句のかわいい順番が」と、佐ん吉さんはその面白さを表現した。
また、句会の出来は兼題(お題)にも左右されるという。「ヘクソカズラ」や「ママコノシリヌグイ」といったユニークな名前の植物がお題になることもあり、参加者はそこから調べて知識を深めていく楽しみもあるようだ。

スタジオで開催された句会のお題は「残暑」「墓参り」もしくは「自由」で、佐ん吉さん、紗綾アナ、三村さんの3人が事前に作ってきた計6句が披露された。実際の句会の様子はradikoタイムフリーでお聴きいただけます。

十七文字という限られた言葉の中に写実的な情景を詠み込む「俳句」と聴き手の頭の中に情景を描き出す「落語」。どこか響き合う二つの世界の魅力をぜひ本番組でお聞きください。

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