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日用品図鑑:編集者・内田洋介の愛用する〈奥原硝子製造所〉のペリカンピッチャーetc.

  • 2026.9.2
日用品図鑑:編集者・内田洋介の愛用する〈奥原硝子製造所〉のペリカンピッチャーetc.

〈奥原硝子製造所〉のペリカンピッチャー

〈奥原硝子製造所〉のペリカンピッチャーetc.

この5年ほど、帰宅したらまず冷蔵庫を開ける。〈奥原硝子製造所〉のペリカンピッチャーに麦茶をストックしているからだ。ライトラムネの色合いからしてもう涼しい。それでいて、ぽってりとした取っ手からは、手仕事の温もりが伝わってくるかのよう。

現存最古の琉球ガラス工房の水差しを手に入れたのは、〈みんげい おくむら〉の企画展だった。頻繁でなくともたまには、長く使える民藝を買うようにしたい。

〈PALI GALLERY〉の手拭い

〈PALI GALLERY〉の手拭い

この夏は相次いで登山に出かけた。五竜岳、アララト山、立山、剱岳。山には帽子が必携とされるけど、より快適なのはほっかむりじゃないかな。手拭いを頭に巻くほうが蒸れにくい気がするし、頬への日差しも遮れるうえに、汗だって拭きやすい。

宮古島の〈PALI GALLERY〉で買った手拭いは、仕事でインドに行ったとき、天然藍で染めてもらった。年々、色落ちやムラが目立つようになるが、そのぶん愛着も増し、また山でかぶってしまう。

〈POOLSIDE COFFEE〉のクッキー缶

〈POOLSIDE COFFEE〉のクッキー缶

缶カンが好きだ。中に詰まっている華やかだろう菓子を頬張るよりも、空き箱になった缶カンになにを入れるか考えるほうが楽しいほど。まあ、たいてい領収書とか名刺とか、夢のない中身になるんだけど。

『LOCKET』をデザインしてくれているイラストレーター/グラフィックデザイナーのYunosukeが手がけたクッキー缶は、逗子の〈POOLSIDE COFFEE〉のもの。正方形の適度なサイズ感もかわいらしく、ステッカー入れとして使っている。

染太郎ののれん

染太郎ののれん

染太郎こと染色家の山岸治親さんの作品を最初に見たのは、鎌倉駅前の〈POMPONCAKES GARE〉だった。不勉強ゆえ初めて知る名前と思いきや、それがほぼ初の個展だという。船が揺れる大判ののれんをひと目で気に入り、買わせてもらった。

のれんは押し入れ部屋の扉代わりに吊るしている。夏あるいは海街らしい風景が視界に入るたび、爽やかな気持ちになるのだ。備え付けの扉はこの2年間、開けっぱなしのままでいる。

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日用品図鑑:編集者・内田洋介の愛用する〈奥原硝子製造所〉のペリカンピッチャーetc.

内田洋介

うちだ・ようすけ/1991年生まれ。埼玉県出身。編集者。出版社勤務を経て、旅行やアウトドアの分野を中心にフリーランスとして活動。2015年に個人で創刊した独立系旅雑誌『LOCKET』は計7号、延べ1.2万部を発行し、全国200店舗に展開。2026年11月には第8号を発売予定。

Instagram:@ucchee1213

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