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警視庁で“約3000人”の人手不足…本来2人必要な交番に“若手1人”→現場で起きている【深刻な事態】とは

  • 2026.9.14
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(C)AbemaTV,Inc

いま、警察官のなり手が減り続けています。全国の採用試験の受験者数は、この15年でおよそ3分の1にまで落ち込みました。首都・東京の治安を預かる警視庁でも、必要な人員に、およそ3,000人が足りていないといいます。

この状況を受け、平日よる9時〜ABEMAで生放送している『#アベプラ』では、「なぜ警察官が集まらないのか」について議論。MCを務める茂木健一郎さんと共に、内容を深掘りしていきます。

今、警察の現場で起きていること

まずは、数字の話から。足りない人員は、警視庁だけでおよそ3,000人。受験者数も、ピークだった2010年と比べると、7割減にまで落ち込んでいます。

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人手不足は、私たちの暮らしにも影を落としはじめています。110番通報をしてから警察が現場に着くまでの時間は、この5年でおよそ1.3倍に延びたのだそう。いざという時、駆けつけてくれるのが遅くなる…そう聞くと、他人事とは思えませんね。

番組にゲストとして登場したのは、元警視庁の安齋海社さん。2015年から警察官として勤務を始め、2020年に退職。今は、警察官を目指す人に向けたスクールで、講師を務めています。

2015年といえば、今から約11年ほど前。安齋さんによれば、このときから既に人手不足を感じることが多かったといいます。

たとえば、本来なら2人いなければ仕事の回らない交番に、若手警察官が1人で配属される…というような事態が起きていたとのこと。いくつかの事件が立て続けに起きた場合、1人ではとても手が回りません。そのしわ寄せは他の課にまで及び、どこも仕事が山積み!という状況になっていたのだとか。

なぜ、警察官は集まらないのか?

では、なぜこんなにも警察官のなり手は減ってしまったのでしょうか?

元警視庁捜査1課の高野敦さんによれば、やはり「少子化」が大きな原因となっているとのこと。

若い世代の人口は、上の世代と比べておよそ3分の1ほどにまで落ち込んでいます。さまざまな業界で「人手不足」が叫ばれていますが、警察も例外ではないということですね。

もう一つ、高野さんは警察という組織の文化にも理由があるのではないかと語りました。

警察は、人を逮捕する強い権限を持つ実力部隊。また、常に生きるか死ぬかの危険と隣り合わせの職場でもあります。そのため、「右向け右」で動く規律が、どうしても欠かせません。

ただ、その「体育会系」ともいえる厳しさが、今の若い世代の感覚と噛み合わなくなっているのでは…と考察します。「今のZ世代、α世代の若い人たちのカルチャーと、なかなか合わない部分がある」と、高野さんは悩ましげに言いました。

これに加え、安齋さんは「選択肢の広がり」についても指摘。民間企業と併願する受験者が増加していると分析しました。魅力的な仕事が他にもたくさんある中で、「あえて警察を選ばなくてもいい」と考えてしまう若者も少なくないというわけですね。

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待遇そのものは、決して悪くありません。

初任給は民間より高めで、警視庁は全国で見ても高い水準にあるといいます。それでも、人手不足に歯止めがかからないとは…これは、一筋縄ではいかない問題だと言えそうです。


『#アベプラ【平日よる9時〜生放送】』
警視庁で警察官約3000人不足...受験者7割減?警察学校も変化「辞めさせるな」若者の採用難&人材不足で治安への影響は?元警視庁・高野敦氏と考える
[配信日時]2026年8月28日(金)
[出演者]MC : 茂木健一郎、安齋海社(元警視庁/オンラインスクール警志塾の講師)、高野敦(元警視庁捜査1課)、岩田明子(ジャーナリスト)、泉健太(中道改革連合 衆院議員(京都3区)/立憲元代表)、カマたく(歌舞伎町ゲイバーCRAZE店員)、司会進行 : 平石直之(テレビ朝日アナウンサー)、ナレーター : 榎本温子
[番組URL]https://abema.go.link/9tSy8

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※記事内の情報は執筆時点の情報です

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