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テニス界に衝撃 人気スター選手、薬物で出場停止「大きな過ちを犯した」

  • 2026.8.30

世界的に知られるテニス選手が、薬物検査でコカインの陽性反応を示し、暫定的な出場停止処分を受けたことが明らかになりました。本人も事実を認め、「大きな過ちを犯した」と謝罪。近年は度重なるけがに苦しみ、キャリアの終わりが近づいていることへの苦悩も明かしています。

コカイン陽性で暫定出場停止に

処分を受けたのは、オーストラリア出身のテニス選手ニック・キリオス(31)。2022年にはウィンブルドン男子シングルスで決勝に進出した実力者です。

国際テニス・インテグリティ機関(ITIA)によると、6月22日にスペイン・マヨルカで行われたATP250大会で検体を採取。その後、コカインの代謝物であるベンゾイルエクゴニンが検出され、7月17日に陽性が確認されました。8月4日から暫定的な出場停止処分が科されており、キリオスは現時点で異議申し立てを行っていません。

キリオスは自身のInstagramストーリーズで薬物検査に落ちたことを自ら公表。「大きな過ちを犯した」と責任を認め、ファンや家族、スポンサー、そして自分を応援する子どもたちに謝罪しました。

「無力感と孤独を感じることもあった」

一方、キリオスは今回の行為を正当化するものではないとした上で、ここ数年にわたる苦悩についても告白しています。

2022年のウィンブルドン準優勝後、キリオスは度重なるけがに悩まされ、本格的なツアー参戦が難しい状態が続いてきました。現在の世界ランキングは919位まで低下しています。

本人によると、けがは肉体だけでなく精神面にも大きな影響を及ぼしたといいます。思うように体が動かないことに加え、自身のキャリアが終わりに近づいている現実を受け入れることが、想像以上につらかったと説明。「無力感と孤独を感じることもあった」と胸の内を明かしました。

今回の出来事を「目を覚ますきっかけ」と受け止めたキリオスは、今後28日間、SNSや公の場から離れ、自分自身を立て直すことに集中するとしています。

かつて世界ランキング13位まで上り詰め、ウィンブルドン決勝の舞台にも立ったキリオス。本人は「言い訳はしない」と責任を認めており、今後ITIAの手続きによってどのような処分が決まるのか注目されます。

Photo:Aflo

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