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同じ過ちは繰り返さない。孫になにかあればすぐに告げて欲しいと言う【孫を置いて消えた娘】

  • 2026.8.24

シングルマザーとして子育てと仕事に奮闘する娘リコさんを支えながら、忙しくも幸せな日々を送っていた雪江さん。しかしある日、リコさんは「今は彼との時間が一番大切」と言い残し、娘のミオちゃんを置いて姿を消してしまいます。行方を探すも、リコさんは仕事も辞めておりスマホもアパートも解約済みで手がかりは何もありませんでした。ミオちゃんを守ることを最優先に考えた雪江さんは、ミオちゃんを自分の扶養に入れ、住民票などの法的な手続きのことも考え始めます。役所に相談に行くと、手続きには父親の協力が必要だと言われ、リコさんの元夫隆文さんと会ったところ、隆文さんの浮気で離婚したとリコさんから聞いていたのが実際は逆だったと知り衝撃を受ける雪江さん。再婚して新しい家族もいる隆文さんは、「ミオのことをお願いします」と雪江さんに頭を下げ、法的な手続きへの協力を約束してくれました。その後、雪江さんはミオちゃんを養子にする決意をし、ミオちゃんもそれを喜んで受け入れました。ミオちゃんは雪江さんのことを「雪ママ」と呼ぶようになり、あっという間に5年が経過。60歳になった雪江さんは退職し、ミオちゃんは中学生になりました。そんなある日、5年も音信不通だったリコさんから突然連絡がありました。ミオちゃんを気にかけることもなく、ただお金の無心をしてきたリコさんを突き放した雪江さんですが、その夜、リコさんが突然家を訪ねてきました。全く悪びれることなく「助けてくれないならミオを連れてっちゃおうかな」と脅すようなことを言うリコさんに親権者は私、と毅然と対応する雪江さんですが、「ミオは大事だけど、あなたも私の大切な娘よ」と言ってお金の入った封筒をリコさんに差し出しました。そしてこれを元に再スタートするか、今の暮らしを続けるのか、よく考えるように言い、「今、幸せなの?これからどうするの?」と問いかけます。リコさんは言葉を詰まらせますが、お金を掴んで立ち去りました。迎えに来たのかと動揺したミオちゃんが「ここにいていいの?」と雪江さんに聞きますが、「当たり前でしょ」と返します。その夜、雪江さんはリコさんの様子を思い返し、やり切れない気持ちになりました。翌朝心配して電話をしてきた祥子さんにその気持ちを告げると「一番守るべき相手を選んだだけ、リコさんにも伝わっています」と言われ、」少し気が晴れます。その後、リコさんからの連絡は途絶えたまま、さらに年月が過ぎました。27歳になったミオちゃんは結婚し、少し離れたところで暮らしています。今は出産のため雪江さんの家に里帰りしていました。リコさんのこともあり、母親でいつづけることができるか不安がるミオさんへ雪江さんは「悩んでいる時点で大丈夫」と励まします。

郵便受けには音信不通だった娘からの手紙が

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出産予定日まで特に問題なく迎えられそうなことに安心していると、ミオが子どもの手を放さないでいられるのか、と悩みを打ち明けます。私が「悩んでいる時点で大丈夫」と言えば、ミオが「ありがとう」と言いました。「成長できたのは雪ママが一緒にいてくれたから、私のお母さんは、雪ママだよ」と潤む目で言うミオに、私は胸がいっぱいになりました。

私は幸せそうに見えた娘たちの写真を思い返します。「でもね、子育てって、何があるかわからないものなの。リコも、本当にあなたのことを大切にしてたのよ」と言うと、ミオが「雪ママ・・・」と呟きます。

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「でも、途中で歯車が狂ってしまった。もし、あなたの荷物が大きくなりすぎてつらくなったら・・・すぐに言ってね。老体に鞭打って駆けつけるから。いつでも、どこにでも」と言うと、ミオが「うん。私も、何かあったら雪ママのところに帰って来るから・・・よろしくね」と言ってくれました。

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「もちろんよ」と頷くと、ミオが「ありがとう」と照れくさそうに言います。時計をみればそろそろ夕方です。「夕刊がくる時間ね、ポストを見てくるわ」と告げ、ポストへ向かいました。

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「手紙が来ても、DMばっかりね・・・」呆れ半分に手紙を確認していると、ある名前は見つけて手が止まります。差出人にはリコの名前が書かれていました。

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「雪ママ。これ・・・」ミオも驚きの声を上げます。思いがけず届いたリコからの葉書を、ミオと一緒に読みました。あの日、母として後悔しないために選んだ道が、今に繋がっています。手放すことが良い結果になることも、きっとあるのです。

雪江さんが選んだ道が、今の雪江さんやミオさんの幸せにつながっています。これからどんなことがあったとしても、二人で過ごした時間が、これからを支えてくれるのでしょうね。

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

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