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【未発表作品も公開】写真家ヴィヴィアン・サッセンが2年ぶりに日本で個展を開催。

  • 2026.8.30

表参道のアートギャラリーThe Massが、写真家ヴィヴィアン・サッセンの個展『Myriads』を2026年9月5日(土)より開催。未発表作品も含む、2年ぶりの国内個展となる。

サッセンは1972年にオランダ・アムステルダム生まれ、現在も同地に在住しながら、30年以上にわたり国際的に活動を続けている。幼少期をアフリカで過ごした経験から得た色彩感覚を作品の源泉とし、静物、ポートレート、風景など幅広い被写体を通じて、幾何学的な形態や身体表現の抽象化を特徴とする独自の視覚言語を確立してきた。また、ミュウミュウやルイ・ヴィトン、ディオールをはじめとする世界的なラグジュアリーブランドのキャンペーンや、「VOGUE」「Purple」「Dazed & Confused」といった雑誌の撮影も数多く手がけ、ファッションとも密接な関係にある。

本展 “Myriads”では、日本初公開となる未発表作品に加え、長期にわたって継続的に制作されているシリーズ「Frau Holle」も紹介。単なる回顧的な展示ではなく、現在も進行中の探求の一端を提示する構成となっている。時

に難解で近寄り難いイメージを持たれることがある現代アートだが、サッセンの写真は色彩や質感、身体といった、誰もが直感的に反応できる感覚に強く訴えかけてくるため、知識や文脈を必要とせず、まず目の前のイメージそのものに惹きつけられる——そんな体験こそが、サッセンの作品の入り口であり、魅力だ。会場では、大判プリントならではの色彩や質感の迫力、複数の作品が並置されることで生まれる連想や対話など、写真集や画面越しでは味わえない体験に出会うことができるはず。層的なイメージからサッセンの世界観にじかに触れられる、希少な機会をお見逃しなく。

問い合わせ先

The Mass
http://themass.jp/

text: Yuki Kimijima

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