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【白髪対策の救世主】“白髪ぼかしハイライト”、似合うデザインは?メリット&デメリット、オーダーのポイントなど徹底解説

  • 2026.8.29
始める人が続出! 話題の「白髪ぼかしハイライト」のメリット&デメリット、オーダーのポイントなどプロが徹底解説。

SNSなどで見かける機会も増え、ますます注目を集めているのが「白髪ぼかしハイライト」。チラホラと白髪が気になり始めたファーストグレイ世代はもちろん、すでに従来の白髪染めを繰り返している人からも支持されているカラー技術です。とはいえ、どんなメリットやデメリットがあるのか、自分に似合うのか、髪へのダメージは……など、疑問や不安があって一歩踏み出せないという人もいるのでは。

そこで今回は、気になる「白髪ぼかしハイライト」について、カラーのスペシャリストであるkakimoto armsのカラーリスト・野村亮さんに教えていただきました。白髪悩みを解決するだけではなく、白髪を味方につけながら、秋に向けてお洒落を楽しんで!


白髪を目立たせずカラーを楽しむ「白髪ぼかしハイライト」とは?

「白髪ぼかしハイライト」をする前は顔周りの白髪が少し目立つ状態。

よく耳にする「白髪ぼかしハイライト」ですが、実は明確な定義があるわけではなく、ハイライトデザインのひとつとして派生したものだそう。

「暗く染める白髪染めで隠すのではなく、白髪を活かしてカラーを楽しもうという目的で提案されたハイライトが、『白髪ぼかしハイライト』と呼ばれるようになりました。コントラストの効いたハイライトから自然になじんだハイライトまで幅広いデザインがあり、明るさや色みも自在なんですよ」(野村さん、以下同)

つまり、白髪染めへの切り替えをためらっていた人や、白髪があっても明るい色や好きな髪色にしたいと思っていた人にとって、「白髪ぼかしハイライト」はうれしい選択肢のひとつ。

「そもそも、髪を染めることはファッションだったはず。おしゃれになりたいから染めるという、原点に立ち返るきっかけにもなるのかなと思います。髪は体の一部なので、メイクや服のように毎日変えられるものではありません。だからこそ、白髪が出たからといって諦めず、カラーを楽しんでほしいですね」

向いていない人、気を付けるべきポイントは?

「白髪ぼかしハイライト」の施術後。顔周りの白髪が自然になじんでいる。

髪質や長さ、白髪の量を問わずトライしやすい「白髪ぼかしハイライト」。ただし、向いていない人や、気を付ける点もあります。

「『白髪ぼかしハイライト』は、白髪が淡く染まるカラーです。だから、ダークに染めて白髪をしっかり隠したい派には向いていません。パーマや縮毛矯正をしている方はダメージとの兼ね合いがあるのであまりおすすめしませんが、美容師としっかり相談の上で決めることが大切です。また、ヘナカラーやヘアマニキュアをしているとハイライトができない場合もあるので、何度かサロンに通っていただいて髪の状態を整えたあとに、ハイライトを入れた方がいいですね」

「白髪ぼかしハイライト」のメリットは……

白髪ぼかしハイライト施術例。白髪を目立たなくしながら、ボブヘアに軽やかな動きをプラス。

おしゃれになるために染めるという原点回帰が「白髪ぼかしハイライト」の大きなメリットと言えますが、さらに具体的なメリットもいろいろあるようです。

「まず、カラー周期が延びるということが挙げられます。『白髪ぼかしハイライト』は根元が伸びてきてもハイライトとなじむので、白髪が目立ちにくいのが特徴。白髪染めの場合は3週間に一度くらいの頻度で染める方が多いと思いますが、2か月に一度のメンテナンスで済むようになります。人によっては3〜4か月に一度でも気にならないかもしれません」

忙しい女性にとって、染める頻度が減ることは魅力的。それだけでなくダメージ軽減につながるのもポイントです。

「白髪染めは多量の薬剤を根元から塗るので、頻繁に繰り返すとどうしても負担が大きくなります。一方、『白髪ぼかしハイライト』は薬剤を頭皮に直接つけませんし、少ない薬剤で髪が染まるファッションカラーを使用します。カラーの間隔が空くというのはもちろんですが、染め方自体も頭皮や髪への負担を減らす要因になっています」

さらに、ハイライトによって動きが生まれ、ふんわりとした立体感を演出してくれるという効果も。髪のボリュームが気になる大人女性にとってうれしいところですね。

「白髪ぼかしハイライト」を成功させるには?

初めて「白髪ぼかしハイライト」に挑戦する人は、疑問だらけだったり、自分の要望をうまく伝えられるか不安だったり。そんなお客様に対して、野村さんはとにかくカウンセリングを重視。

「まずはなぜ『白髪ぼかしハイライト』に興味を持たれたのかお聞きして、お悩みや要望を丁寧に引き出します。過去のカラー履歴もしっかり確認しています。もちろん覚えている範囲でOKですが、そこからお客様の好みが見えてくるんです。さらにサロンのスタッフやお客様の髪、写真などで実例をお見せして、イメージを共有できるようにしています」

理想の仕上がりを叶えるには、サロン&美容師選びも重要です。見極めのカギとなるのが、「通い続けたいと思うか」と「先々まで見据えた提案をしてくれるか」。

「髪の履歴にもよりますが、初めて行くサロンで一発で理想通りというのはなかなか難しいと思います。可能であれば一度トリートメントに行ってみて、どんなサロンなのか様子見をするのも手です。お客様の気持ちやライフスタイル、髪の状態に合わせて、その1回限りではなく先のことまでプランを考えてくれる美容師を、ぜひ見つけてください」

白髪ぼかしハイライトのバリエーションをチェック!

◉白髪の量が少なく、まばらな人におすすめのスタイルは…

Color=野村亮さん。

白髪の量は少なくまばら。糸のような細さでグレージュ系のハイライトを散りばめて、気になるチラホラ白髪をカモフラージュ。ベースはファッションカラーでトーンアップ。

Color=野村亮さん。

白髪の量は少なめ。おしゃれなカラーを楽しみたいというオーダーに合わせた、オレンジ系のファッションカラー×白髪ぼかしハイライト。

◉白髪が目立ち始めた人におすすめのスタイルは…

Color=野村亮さん。

白髪の量は20%程度。ワンカラーベースにはっきりめのハイライトを細く均一に入れて、「ハイライトを楽しめるけど派手すぎない」デザインに。

Color=野村亮さん。

白髪の量は10~20%。細めのハイライトを根元から毛先まで均一に入れることで、白髪目立ちを抑えながら立体感をアップ。シンプルなスタイリングでもおしゃれ見え。

◉白髪の量が多い人におすすめのスタイルは…

Color=野村亮さん。

白髪の量はやや多め。特に集中している耳上はきちんとカバーしながらも、なじみのよい繊細ハイライトでオフィスもOKの仕上がりを実現。

⚫教えてくれたのは……
kakimoto arms 銀座店
カラーリスト/トップカラーリスト 野村亮さん

カラーリスト歴20年以上。kakimoto arms 銀座店でトップカラーリストとして、経験豊富なベテランでありながらも常に新鮮なヘアカラーを提案。特にハイライト技術を得意とし、一人ひとりの好みやライフスタイルに合わせた「白髪ぼかしハイライト」は、白髪に悩む大人世代のお客様に高く支持されている。社内でのカラー教育の責任者を務め、美容師向けセミナー講師や薬剤開発など社外の仕事でも活躍。

インスタグラムアカウント @ryo_nomura
kakimoto armsインスタグラムオフィシャルアカウント @kakimotoarms_official

取材・文=井上菜々子

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