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ぶどう狩りの予約を友人に任せっきりにしていた私に、友人からの短い返信が刺さった理由

  • 2026.8.28
ハウコレ

軽く流したつもりの一言は、取り消せないまま画面に残りました。返信の短さに気づいた私は、彼女に任せきりだったものをようやく数え始めたのです。

カーテンの隙間から差し込む光で目を覚ましました。枕元のスマホには、グループチャットの通知がいくつも届いていました。一番上にあったのは、彼女からの「予約できた?」という短いメッセージでした。

カレンダーに入れただけの予約開始日

彼女たちと3人のグループで、ぶどう狩りに行こうと決めたのはグループチャットでした。「全員で申し込んで、誰か取れたらラッキーだね」という一言に、私も乗っかりました。楽しみにしていなかったわけではありません。ただ私は、予約開始日をスマホのカレンダーに入れただけでした。3人で申し込むのだから、誰かが取れるだろう。そう自分に言い聞かせて、その役目を人に預けたのです。予約開始日の前夜も、私は日付が変わる前に眠ってしまいました。

打っては消した謝罪

通知に気づいたのは、目が覚めてからでした。「予約できた?」という彼女のメッセージの下で、もう1人が「ゲームしてて気づかなかった」と返していました。本当は、誰かが取ってくれるだろうと考えていたことまで謝るべきでした。でも、それを認めるのが気まずくて、うまく言葉にできませんでした。言い訳を重ねるのも嫌で、文章を消し、「ごめん、寝てた」とだけ送りました。彼女から届いたのは「そっか。わかった」という短い返信でした。それを最後に、グループチャットのやり取りは止まりました。

数えてこなかったもの

それから数日、グループチャットに新しいメッセージは増えませんでした。彼女が今どんな気持ちでいるのかは、私にはわかりません。ただ、思い返せば、農園を調べたのも、3人の休みを合わせたのも、いつも彼女でした。私は用意された楽しみに乗るだけで、順番が回ってきても引き受けてこなかったのです。私はグループとは別に、彼女への個別のメッセージを開き、今度は消さずに打ちました。「誰かが取れるだろうって、目覚ましもかけずに任せてた。ごめん」。それから、調べ直して見つけた空きのことを添えました。「別の農園に空きを見つけたから、今度は私に予約させて」

そして...

「じゃあ、お願いしようかな」という返信を見て、私はその場で申し込みを済ませました。次に3人で出かける予定は、私が場所やイベントなどを調べることにしています。今度は、誰かがやってくれるとは考えません。

(20代女性・販売職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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