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友人の猫を預かった私が、初日の写真を送り続けてしまった理由

  • 2026.8.28
ハウコレ

送信ボタンを押すたび、次こそ本当のことを言おうと決めては、先延ばしにしていました。彼女から写真について聞かれ、避けてきた説明から逃げられなくなりました。

餌皿に盛ったごはんは、形が崩れないまま残っていました。

「任せて」と受け取った合鍵

旅行に出る友人から猫の世話を頼まれたとき、私は「任せて」と答えて合鍵を受け取りました。玄関の収納にキャリーがあることも、そのとき彼女から聞いています。初日に部屋を訪ねると、猫はソファの下に隠れたまま出てきません。それでも粘って待つうちにクッションの上へ移ってくれて、私はその姿を1枚だけ撮り、「今日も元気だよ」と送りました。餌皿にごはんを盛り、翌日また来ることを心に決めて部屋を後にしました。

減らないごはん

2日目の部屋は、前日のままの空気でした。餌皿は手つかずで、名前を呼んでも物音1つ返ってきません。このまま食べなかったらどうしようという不安だけが積もっていきます。彼女へ確認すべきだと分かっていました。それでも、世話ができないと知られるのが怖くて、彼女へ連絡する代わりに、家族が以前利用したペットホテルへ電話をかけてしまったのです。事情を説明すると、受け入れてもらえることになりました。しばらく待つとソファの下から出てきてくれたので、玄関のキャリーへ入れ、そのままホテルへ連れて行きました。猫を預けたあと、私は初日の写真をもう一度選んで「ごはんも食べたよ」と送りました。嘘だと分かっていました。それでも「任せて」と言った手前、できなかったと打つ勇気が出なかったのです。

3枚目への問いかけ

3日目も同じ写真を送りました。ホテルからは食欲が戻り毛づくろいもしていると報告があり、猫は無事です。それなのに本当のことを書けないまま、送信ボタンを押していました。そのあと、彼女から「この写真、初日のと同じに見えるんだけど、何かあった?」と届きました。ホテルへ預けたことだけを書くか、写真を使い回したことまで認めるか、私はしばらく迷いました。ようやく打てたのは「ごめん。ちゃんと世話できなくて、ペットホテルに預けてるの」という白状です。続けて、「隠れたまま出てこなくて、ごはんも減っていなくて、怖くなったの」と経緯を打ち明けました。

そして...

彼女からの返信は「無事ならよかった。でも、先に言ってほしかったな」でした。責める言葉がなかったぶん、確認もせず預け先を決めた自分の判断の誤りが、はっきり見えた気がします。帰ってきた彼女と一緒にホテルへ迎えに行き、合鍵と一緒に領収書と利用明細を渡して、預けるまでの経緯を最初から説明しました。今は動物の世話を頼まれても、経験が浅いことを先に伝え、自分だけで判断しないようにしています。

(20代女性・販売職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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