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「閉鎖します」8月31日までのはずが…竹芝客船ターミナルが悲鳴、“苦渋の決断”に「不利益を被る」「いっそ全面廃止」

  • 2026.9.1
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

港の玄関口として多くの旅人が行き交う東京港客船ターミナル。船の出港を待つ間に利用するこの施設で、喫煙マナーをめぐる問題が表面化しています。

東京港客船ターミナルの公式X(旧Twitter)アカウントは8月31日、9月1日から施設内のすべての喫煙所を当面のあいだ閉鎖することを発表し、大きな反響を呼んでいます。

施設内すべての喫煙所が当面閉鎖に

発表によると、対象となるのは竹芝客船ターミナルの施設内にあるすべての喫煙所で、期間は9月1日から当面のあいだとされています。

竹芝客船ターミナルは、東海汽船の船が発着する伊豆諸島・小笠原諸島方面への船旅の拠点です。利用者にとって、喫煙所の全閉鎖は少なからぬ影響があり、告知は投稿から間もなく広く拡散されました。

一時閉鎖でも止まらなかったマナー違反

今回の全閉鎖には経緯があります。

東京港客船ターミナルはXで8月13日にも、エリア外での喫煙やポイ捨てなどのマナー違反が多く見受けられるとして、交番横1階と竹芝駅前3階の喫煙所を、8月18日から8月31日まで一時閉鎖することを告知していました。

施設には「喫煙のルールをお守りいただけない場合は閉鎖します」との掲示もありましたが、一部喫煙所を閉鎖して利用状況を確認した結果、状況は改善されず、現在も指定場所以外での喫煙や吸い殻のポイ捨てなどが続いていると説明しています。

多くの苦情や要望も寄せられたといい、「苦渋の判断」としてすべての喫煙所を閉鎖するに至ったとしています。

「苦渋の判断」への賛否が交錯するSNSの声

今回の投稿には、多くの反応が寄せられました。

措置への理解を示す声からは、「今だけ自分だけ良ければいいという風潮が広がれば、結局ルールを守る人が不利益を被る」と日本社会への危機感を示す声や、「周りに煙が流れてくるので、いっそ全面廃止でよい」と閉鎖を支持する声も見られました。

一方で、実効性への疑問も上がっています。「エリア外で吸うような人にとっては、すべての場所が喫煙所になってしまうので閉鎖は意味がないのでは」という厳しい見方や、「ルールを守っている人だけが困る結果になるのではないか」と、守っていた利用者への影響を心配する声もありました。

また別の視点からは、「喫煙所を広げたり増やしたりする対応はなかったのか。需要と供給のバランスがあっていないから、このようなことが起こるのではないか」と、施設側の運用のあり方に切り込む意見も寄せられています。

ルールを守る人が損をしないために

一部の人のマナー違反が、結果としてルールを守る利用者から喫煙所を奪う。今回の全閉鎖は、そのもどかしい構図を浮き彫りにしました。施設側も「マナーを遵守している利用者には大変恐縮」としたうえで、理解と協力を呼びかけています。

施設を使う一人ひとりの意識が変わらない限り、同じ問題は別の場所でも繰り返されるかもしれません。皆さんは今回の判断を、どのように受け止めますか。


参考:
東京港客船ターミナル(@tptcterminal)公式Xアカウント 2026年8月31日投稿
東京港客船ターミナル(@tptcterminal)公式Xアカウント 2026年8月13日投稿
竹芝客船ターミナルの乗り場(東海汽船)

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