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実は「紫色のパスポートがある」5年でも10年でもない…意外と知らない“正体”に「ほしいけどほしくない」

  • 2026.9.20
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

秋の旅行シーズンを前に、海外旅行の予定を立てている人もいるのではないでしょうか。航空券やホテルの予約を済ませ、「そういえばパスポートの有効期限は大丈夫かな」と確認する人もいるかもしれません。

そんなパスポートについて、SNSでは「紫色のパスポートがある」と話題になっています。

日本のパスポートといえば、5年用の紺色、10年用の赤色を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、実は日本のパスポートはそれだけではありません。紫色の「緊急旅券」をはじめ、全部で5種類あるのです。

投稿に寄せられた反響とともに、あまり知られていないパスポートの種類について見ていきます。

赤と紺だけじゃない!日本のパスポートは「5種類」

大阪府の案内によると、日本のパスポートは全部で5種類あります。

まず、一般的によく知られているのが、紺色の5年用旅券と赤色の10年用旅券です。5年用は申請日時点で18歳未満の人が申請できるほか、条件に応じて発給されます。

そして、あまり目にする機会がないのが紫色の緊急旅券です。特別な理由により、緊急に渡航する必要がある人などに発給されます。

さらに、公務で海外へ渡航する国会議員や公務員などに発給されるのが緑色の公用旅券。皇族や閣僚などが公務で渡航する際には、外交旅券が発給されます。

普段、私たちが目にするのは赤や紺がほとんど。そのため、紫や緑、茶色のパスポートには驚く人が多かったようです。

「紫のパスポート」はどんなときに必要?帰国用の渡航書との違い

では、話題になった「紫色の緊急旅券」とは、どのようなものなのでしょうか。

例えば海外滞在中にパスポートを紛失した場合、日本へ帰国する場合は、状況に応じて「帰国のための渡航書」が発給されることがあります。これは、その名の通り日本へ帰国するために使用する書類で、他国への入国はできません。有効期間も短く、日本に入国した時点で失効します。

一方、パスポートを紛失した後、日本へすぐ帰国せず、別の国へ渡航する必要がある場合などには、「緊急旅券」が必要となるケースがあります。

例えば、日本からA国へ渡航した後にパスポートを紛失し、その後B国へ向かってから日本へ帰国する場合、帰国だけを目的とした「帰国のための渡航書」では対応できません。

そこで、特別な理由により至急パスポートが必要な人に対し、紫色の緊急旅券が発給されることがあります。こちらは1年間のみ有効となっています。

どちらも海外でパスポートを失った際などに関わるものですが、「日本へ帰るためだけなのか、それとも帰国前にほかの国へ渡航する必要があるのか」が、大きな違いの一つといえそうです。

「紛失した後、次にどこへ行くかで違う?」緊急時の旅券に驚きの声

今回の話題では、海外でパスポートを紛失した場合の対応について、「帰国のための渡航書」と「緊急旅券」の違いに注目する声も見られました。

  • 帰国するためだけの書類と、別の国へ行くための旅券があるのは知らなかった
  • 海外で紛失したら、とりあえず新しいパスポートを作るものだと思っていた
  • 次の目的地によって必要な書類が変わるのは興味深い
  • 海外でパスポートをなくしたときの手続きは複雑そう
  • 旅行前に知っておくと、いざというときに役立ちそう

めったに経験することではないからこそ、「知らなかった」という声が集まったのかもしれません。

「渡航書は知っていたけど…」実際に利用した人からも反響

また、実際に海外でパスポート関連の手続きを経験した人からの声も寄せられていました。

  • 帰国のための渡航書を発行してもらった経験がある
  • 渡航書は知っていたけれど、紫の緊急旅券は初めて見た
  • 海外でパスポートをなくしたときのことを思い出した
  • よく海外には行くけど紫のパスポートなんてあるんだ…見たことないかも

普段は何気なく持ち歩いているパスポートですが、海外では自分の国籍や身分を証明する重要な書類です。実際の経験談に触れ、「他人事ではない」と感じた人もいたようです。

「紫に菊の御紋、かっこいい」でも「ほしいけどほしくない」の声も

紫色の緊急旅券については、その見た目に注目する人も多く見られました。

  • 紫色に菊のデザインが入っていて、かなり印象的
  • 赤や紺とは違う雰囲気でかっこいい
  • 5種類もあるなら、全部揃えて見てみたくなる
  • 紫のパスポートはほしいと思ってしまう
  • でも、必要になる状況は避けたいから“ほしいけどほしくない”

珍しいデザインに興味を持つ一方で、「緊急旅券が必要になるような状況にはなりたくない」というのが、多くの人の本音なのかもしれません。

「知らなかった」がいざというときの備えになるかも

紫、緑、茶色のパスポートの存在は、意外な発見だったという人も多いようです。

特に緊急旅券は、普段の生活ではほとんど目にする機会がありません。しかし、海外旅行中のトラブルは、いつ自分の身に起こるか分からないものです。

もちろん、まず大切なのはパスポートを紛失しないよう、保管場所や持ち歩き方に注意することです。そのうえで、万が一の際には通常とは異なる旅券や渡航書の制度があることを知っておくだけでも、少し安心につながるかもしれません。

何気なく使っている赤や紺のパスポート。そのほかにもさまざまな種類があることを知ると、海外へ渡航するための大切なものが、少し違って見えてくるのではないでしょうか。


参考:
パスポートの基本知識(大阪府)
紛失した際の緊急旅券発給(在スロベニア日本国大使館)
帰国のための渡航書とは(在ボストン日本国総領事館)
帰国のための渡航書(緊急に帰国しなければならない場合)(在ロサンゼルス日本国総領事館)

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