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平野美宇、神奈川凱旋での大歓声に「見に来てくれてうれしかった」 課題を磨き国際大会出場へ「世界ランキングを上げられるように」【Tリーグ】

  • 2026.8.23
平野美宇 撮影:SPREAD編集部
SPREAD : 平野美宇 撮影:SPREAD編集部

卓球の「ノジマTリーグ 2026-2027シーズン」は23日、神奈川県の茅ヶ崎総合体育館にて、九州カリーナ対木下アビエル神奈川の試合が行われ、九州がマッチカウント1-3で敗れた。

■2点起用も難敵に苦戦し黒星

昨季リーグ最下位に終わった九州だが、今季はオフに五輪2大会連続メダリストの平野美宇の補強に成功。今季の“台風の目”として期待がかかっている。
そんな中、平野は九州デビューから4試合連続でダブルス、シングルスの2点起用となった。第1マッチには首藤成美とのペアで出場し、ユ・ハンナ、牧野美玲組と対戦。福岡武道館で戦った2日のホーム戦ではシングルスで敗れていたサウスポーについて、「パワーもあって、サービスもブロックもうまい。フォアドライブの一発もある」と振り返ったように、韓国代表の対応力に手を焼き、3-11、8-11で落とした。
さらに、第3マッチのシングルスでは、プエルトリコのエースで世界ランキング20位のアドリアーナ・ディアスと対戦。同じ2000年生まれの平野だが、「同い年でWTTも昔から出場していたのに、こんなに当たらない選手は初めてだった」と語るように、国内外を通じて初めてのマッチアップとなった。
序盤に主導権を握ったディアスに「最初はやりにくく感じて、慣れたら自分のペースになった」と振り返り、レシーブやバックでのラリーも安定性を増したものの、バックサーブなどで戦術転換した相手を崩し切れずに1-3で敗れ、チームの黒星も決まった。

■個人所属で自身の課題に向き合う

それでも、4シーズンにわたってKA神奈川でプレーした平野の“凱旋”に、会場からは惜しみない拍手が送られた。平野は「関東だと自分の友達も来てくれたり、もともとのアビエルのファンがいる。たくさんの方が見に来てくれてうれしかったです」と振り返った。
平野はKA神奈川を退団後、個人所属となり、九州のサポートも得ながら、味の素ナショナルトレーニングセンターを軸に男子選手とも練習するなど、精力的に活動を続けている。そんな中、一時期は出場数を絞っていた国際大会への参戦にも意欲を示し、9月にはカザフスタンで行われる「WTTコンテンダーアルマトイ」にエントリーしている。
平野は「サーブ、3球目からの台上やコース取りは意識して練習している」と自身の取り組みを語りながら、「WTTシリーズは世界ランキングが関わるので、1試合でも多く戦ってランキングを上げられるように頑張りたい」とコメント。国際大会での躍進にも意欲を示した。
九州カリーナという新たな環境でシーズンを過ごす平野。個人の環境で自らを磨く26歳が、今後は国際舞台にも再び自身の戦いの場を求めていく。

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