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卓球日本男子の60年ぶり金奪取に中国メディアも評価「世界レベルでも最大のライバル」 露呈した自国の課題に言及「弱点を浮き彫りに」

  • 2026.9.30
卓球男子日本代表(C)Getty Images
SPREAD : 卓球男子日本代表(C)Getty Images

「第20回アジア競技大会」の卓球競技が愛知県のスカイホール豊田で行われ、男子団体で日本は決勝で中国を破り、1966年バンコク大会以来、60年ぶりの金メダルを獲得した。
地元開催の大舞台でライバル国を下しての偉業達成。中国メディアも自国の戦いを振り返りながら日本の実力について言及している。

■Wエースを中心に偉業を達成

2024年のパリ五輪ではメダルなしに終わるなど、苦しい時期も経験した日本男子だが、その後は各選手が国際大会で飛躍を遂げた。今年の世界卓球団体戦では銀メダルに輝くなど、張本智和(トヨタ自動車)、松島輝空(個人)のダブルエースを中心に据えた陣容で、中国との金メダル争いが期待された。
そんな中、決勝まで勝ち進んだ今回のアジア大会では、第2マッチで張本智が中国の次世代を担う19歳・温瑞博を相手に、台上技術や手堅い守備からの攻めで3-1の勝利。第3マッチで戸上隼輔(井村屋グループ)が林詩棟に敗れたものの、第4マッチでは世界1位・王楚欽を相手に立ち上がりからラリーで圧倒し、3-0のストレート勝ちを収めた。さらに、第5マッチを担った松島は、終盤にかけて圧巻のパフォーマンスを見せて温瑞博を3-1で退け、中国を撃破しての60年ぶりの戴冠につなげた。
張本智、松島を擁して金メダルを獲得した今回の日本男子の優勝劇は、長年中国が圧倒的な強さを誇ってきた男子卓球において、新たな勢力図の変化を印象づける結果となった。
中国メディアの『新華社』は大会を総括しながら、「この敗戦はこの若いチームが抱える『選手層の厚みの不足』や『大舞台での安定感の欠如』といった弱点を浮き彫りにした」と、パリ五輪以降に樊振東、馬龍といった選手が外れ、世代交代中の自国の戦いに警鐘を鳴らした。
さらに、「日本男子チームは近年急速に力をつけており、張本智和と松島輝空という二人の安定した得点源を擁する。アジアのみならず世界レベルでも中国男子チームにとって最大のライバルとなっている」と言及。世界3位の松島、同4位の張本智というトップ選手2人を擁する現在の日本の充実ぶりについても分析している。
自国で32年ぶりに開催されたアジア大会で、60年ぶりの金メダルという快挙を成し遂げた日本男子。2028年のロサンゼルス五輪に向けたサイクルに入っていく中、新たな黄金期を築くのか。その戦いぶりに注目が集まる。

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