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アジア大会に参戦予定、女子テニス界の新星アレックス・イーラの課題とは? マッケンロー氏が指摘「グランドスラムを制するには……」【全米OP】

  • 2026.9.16
アレックス・イーラ(C)Getty Images
SPREAD : アレックス・イーラ(C)Getty Images

今年の全米オープンで女子シングルス3回戦に進出したアレックス・イーラについて、4大大会通算7勝のジョン・マッケンロー氏が、さらなる飛躍にはサーブの改善が不可欠だとの見方を示した。米メディア『Athlon Sports』が15日(日本時間16日)に伝えた。

■大坂なおみも驚く人気ぶり

女子テニス界で人気沸騰中のイーラ。8~9月にかけて行われた全米オープンでも、彼女見たさに多くの観客が詰めかけた。その熱狂ぶりについて、大坂なおみは「練習用コートの周囲が多くの人であふれ返っていたので、誰が練習しているのかと思ったらイーラだった。彼女の試合はバスケットボールみたいに盛り上がる」などと話していた。
フィリピン生まれの21歳は、世界ランキング自己最高の18位、第17シードで全米オープンに臨み、自身初の3回戦進出。この試合にも大勢のファンが集まったが、イバ・ヨビッチと約3時間に及ぶ激戦を繰り広げた末、敗退した。
マッケンロー氏は、イーラの運動能力を高く評価する一方で、4大大会を制するにはもっと高い総合力が必要と指摘。「彼女が優れたアスリートであることは間違いないが、最高レベルに達していなければ、そこで差が表れる」と語った。
特に課題として挙げたのがサーブ。エレーナ・リバキナアリーナ・サバレンカのような体格、ココ・ガウフのようなスピードをすべての選手が備えているわけではないとした上で、「イーラの場合、グランドスラムで優勝したいならサーブを改善しなければならない。現状では弱点になっている。以前より良くなったが、まだ伸ばせる」と述べた。

■パッキャオになぞらえる

また、マッケンロー氏は、フィリピンにおけるイーラの人気について、ボクシング界の英雄マニー・パッキャオになぞらえた。同国には目立ったテニスの歴史がないため、イーラに大きな注目が集まっていると説明。「全盛期のパッキャオと同じくらい人気があり、それに見合う結果も残している」と評価した。
さらに、ファンを引きつける理由として、イーラの個性と闘争心を挙げ、「彼女には人を引きつける何かがある。個性と競争心を併せ持っており、そこに人々が魅了されている」と語った。
アイドル的な人気を誇るイーラだが、プレー自体はアグレッシブ。スピーディーで、角度のあるショットを繰り出すパワーヒッター。優し気な雰囲気を醸し出しているが、コートでは迫力あるプレーを展開し、そのギャップも魅力の1つとなっている。
そのイーラは先日、「アジア大会は予定に入っている」と明言。名古屋市を中心に繰り広げられる「第20回アジア競技大会」への参戦に意欲を示している。

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