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ヴァカンス気分で滞在したい、フランスの極上スパ。【アールドゥヴィーヴルへの招待】

  • 2026.8.22

アールドゥヴィーヴルへの招待 vol.14
モード、カルチャー、ライフスタイルを軸に、豊かに自由に人生を謳歌するパリジェンヌたちの知恵と工夫を伝え続けてきたフィガロジャポン。
その結晶ともいえるフランスの美学を、さまざまな視点からお届け。

フランス人にとってヴァカンスは心身の健康を保つために欠かせないもの。海辺の絶景プールや、精神を整えるハマム、人気スキンケアブランドのトリートメントまで、この夏は、洗練された一流のスパで自分自身を労わる贅沢体験を。

Index

  • Côte d’Azur|コート・ダジュール
  • – The Maybourne Rivieraザ・メイボーン・リヴィエラ
  • Paris|パリ
  • – O’Kari Maraisオカリ・マレ
  • Sud-Bretagne|南ブルターニュ
  • – Domaine de Rochevilaineドメーヌ・ドゥ・ロシュヴィレーヌ
  • Charente|シャラント
  • – Domaine des Étangsドメーヌ・デゼタン
  • Normandie|ノルマンディ
  • – Les Cures Marines M Galleryレ・キュール・マリーヌ・Mギャラリー
  • Corse|コルシカ島
  • – Casadelmarカザデルマール
  • Île d’Yeu|イル・ディユ
  • – Les Hautes Mersレ・オート・メール

Côte d’Azur|コート・ダジュール

The Maybourne Riviera|岬に広がるのは地中海を望むプール。夏限定で開かれるビーチクラブも。

The Maybourne Rivieraザ・メイボーン・リヴィエラ

海を眺めながら、リフォーマーを使ったピラティス体験。
地中海を一望する絶景スパでウェルネス体験。

ル・コルビュジエやガブリエル・シャネルらが愛したリゾート、ロクブリュヌ=カップ=マルタンに大規模改装を経て2025年6月にリニューアルオープン。海に突き出した岩の断崖に位置し、モナコと地中海を望むこの施設には、プライベートビーチやインフィニティプール、5つのトリートメントルームと4つのスタジオが備わる。シグネチャー施術は、ハイエンドスキンケアブランド、ビオロジック・ルシェルシュとの提携によるパーソナライズされたスキントリートメントや、温かいウォーターマットレスの上で行われるマッサージ「レシャペ・ベル(美しき逃避)」。さらに、ヨガやピラティス、リフォーマー、TRX、パーソナルコーチングなどいたれり尽くせり。

ビオロジック・ルシェルシュ独自のメソッドを用いた肌診断からスタート。LEDセラピーとEMSを組み合わせたフェイシャルトリートメント。
開放感あるガラス張りのマッサージルーム。
ディープティシューマッサージやタイ式マッサージ、アーユルヴェーダや指圧まで、オーダーメイドのマッサージが可能。
断崖に建てられたオーシャンビューホテル。

text: Caroline Henry (Madame Figaro)


Paris|パリ

O’Kari Maraisオカリ・マレ

ハマムで心身ともにリラックスした後は、温めた花崗岩のテーブルの上でスクラブトリートメント。
パリ内でオリエンタルなハマムに癒やされる。

東洋のハマムと北欧の入浴法のふたつの伝統を融合したユニークなコンセプトのハマム&スパ。メニューは、旅の途中でもさくっと気軽に体験できる1.5時間コースから、半日ゆったり過ごす4.5時間コースまでさまざま。2時間半のオカリ・シニャチュールは、スチームたっぷりのハマムから始まり、ボディ、ヘアそれぞれの洗浄とスクラブを経て、水風呂、さわやかなユーカリの香り漂う80℃のサウナ、氷の国を思わせるー10℃の雪の洞窟、マルチセンサーのお風呂へと続き、最後はたっぷり30分間のオイルマッサージで締めくくられる。ハマムならではの温冷交代浴で感覚を刺激し、凝り固まった身体をリフレッシュさせて。毎週月曜日は女性限定。

左上:五感が研ぎ澄まされるプールでのんびり。 右上:サウナの後に身体を鎮静、活性化させるスノールームで温冷交代浴療法。 下:オリエンタルなランプなどが飾られたマッサージルームにはアンバー、ペパーミント、柑橘の香りが漂う。

text: Marion Louis (Madame Figaro)


Sud-Bretagne|南ブルターニュ

Domaine de Rochevilaineドメーヌ・ドゥ・ロシュヴィレーヌ

南ブルターニュ地方モルビアンのヴィレーヌ川河口のほとりに佇む。
元修道院のホテルで、静かにお籠もりステイ。

モルビアン湾を望む岬の突端にひっそりと佇むこちらは、ホスピタリティの高さを評価するルレ・エ・シャトー協会に認定されたラグジュアリーホテル。かつて修道院だった趣ある建物には、広い客室、緑豊かな庭園、落ち着いた雰囲気のスパ、そして土地の恵みを生かした料理を提供するガストロノミーレストランが集まり、混雑や喧騒から離れた穏やかな時間へと誘う。特に、世界でも質の高いスパとして称号も得ている「アクア・フェニシア・スパ」は外せない。ヘーゼルナッツオイルを用いた、顔・頭皮・上半身のマッサージ、プレッソセラピーやKOBIDO(古美道)などの技法に加え、翡翠や水晶など数種類のストーンを組み合わせた施術で、深いリラクセーションへと導く。

上:1997年にオーナーのベルトラン・ジャケが設立したフランス初のマリンスパ。 下:海藻と塩を使ったハイドロマッサージバス、ヨルダン泥パックなど、日帰り施術も充実。

text: Caroline Henry (Madame Figaro)


Charente|シャラント

Domaine des Étangsドメーヌ・デゼタン

穏やかな池のほとりには水車小屋を改装したル・ムーラン・スパがある。
田園風景の中で、自然と調和したトリートメント。

まるで絵本の中に入り込んだかのよう! シャラント地方アングレーム近郊の森林に囲まれた13世紀の城は、心身を癒やし再生するのにぴったりな隠れ家。かつての水車小屋に設けられたスパには、スキンケアブランドOdacitéを用い、3つのシグネチャートリートメントを導入。庭園で栽培された鎮静作用を持つ植物を活用した施術「レモンバーム エクスペリエンス」、アロマセラピーや植物エキスなどを組み合わせたフェイシャルトリートメント「トレジャー・オブ・ザ・ドメイン」、アーユルヴェーダと中国伝統医学に着想を得たマッサージで、身体の緊張を和らげて筋肉の疲労を軽減する「5ソース」と自然派のトリートメントメニューが揃う。

レモンバームなど、地元産の素材を使ったオリジナルのトリートメントも叶う。
2500エーカーに及ぶ自然保護区で森林散策も。©Yorick Chassigneux
石造りのウェルネススペース。このほか、ガロ・ローマ様式の温浴施設やプールなども備える。
城を改装して作られた石壁の客室、メルキュール・プレスティージュ。大人数ならコテージやスイートルームも。

text: Justine Feutry (Madame Figaro)


Normandie|ノルマンディ

Les Cures Marines M Galleryレ・キュール・マリーヌ・Mギャラリー

海水を使ったフローティングバスで肌からミネラル補給をしながらリラックス。©Albin Durand
新タラソテラピーで海の恵みに身を委ねて。

19世紀に高級保養地として発展したトゥルーヴィルの海辺に立つ、1900年代の建築スタイルをラグジュアリーに刷新したブティックホテル。2500㎡もの広大なウェルネスエリアは2023年に全面的に大改装。没入感のあるトリートメントルーム、温海水プール、ハマム、サウナ、五感を刺激するシャワー、フィットネススタジオ、瞑想スペースなどを備える。ここの特徴は、いままでにない海洋ウェルネス体験。天然海藻のエキスが配合されたアイルランド発のスキンケアブランドVOYAを用いたトリートメントをはじめ、海水、海藻、海洋泥をメインにした新しいタラソテラピーの提案をしている。アラカルトメニューから、3日間以上費やすウェルネスプログラムまで充実。

地下2階にある32℃の温かい海水プールにはジェットバスや噴水も。©Albin Durand
海を望むアールデコ調のスイートルーム、ラ・レーヌ・デ・プラージュはメゾネット。
“プラージュの女王”と称される海辺を望む最高の立地。

【合わせて読みたい】美とリチャージと求めて海辺の町トゥルーヴィルのスパ、ザ・ピューリストへ。

text: Caroline Henry (Madame Figaro)


Corse|コルシカ島

Casadelmarカザデルマール

ポルト=ヴェッキオ湾を望む25mのプール。©Sylvain Alessandri
人気ブランドの施術が叶う、静寂の楽園。

樹齢数百年のオリーブの木やギンバイカ、イモーテルが植えられたリゾートムードたっぷりの3ヘクタールの庭園。その中心にあるホテルには、ダークウッドとメディチ様式の大理石、日本製ファブリックが調和する約250㎡のモダンなスパ空間が。ここで必ず試したいのが、クラランスとドクター・オリヴィエ・クルタンが創設したビューティテックブランド、myBlendによるエキスパート・フェイシャルトリートメント。ラジオフレクエンシー(高周波ケア)、クライオセラピー(低温療法)、LEDマスクなどの効果的な施術とリラクセーションのための手法を組み合わせたメニューだ。さらに、海を一望できるガラス張りのフィットネスルームやプールも備わり、日常を忘れてゆったりと寛げる。

アンチエイジング効果を発揮するLEDマスクなど、メニューはさまざま。
myBlendのパーソナライズされたトリートメントを体感。©Sylvain Alessandri
厳しい基準を満たした高級ホテルのみを擁するリーディング・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドに加盟。ガーデンテラス付きのスイートルームでの滞在も楽しみたい。©Sylvain Alessandri

text: Victoria Hidoussi (Madame Figaro)


Île d’Yeu|イル・ディユ

Les Hautes Mersレ・オート・メール

フランス大西洋岸に浮かぶ小さな島に立つ、シンプルでモダンなホテル。©Elodie Leneveu
自然に囲まれたイユー島へ静かな逃避行。

手付かずの自然が残るイユー島に佇むこの小さなホテルは、ウェルビーイングとバイタリティの両方を楽しめる親しみやすいムード。水平線と溶け合うような絶景プールや、白と青を基調にしたギリシャ風のインテリアと、控えめながらモダンで居心地が良い。ここでは、新たに取り入れたフランス・ビアリッツ発のオーガニックスキンケアブランドAlaenaによるスパトリートメントの体験が必須。KOBIDOの手技を取り入れた「ソワン・シニャチュール・アンチアージュ」や中国医学の推拿(すいな)に着想を得た「マッサージ・シニャチュール」、朝食やランチ付きの半日スパプラン「ウェルネス・デイパス」、ウェルネス中心の滞在を徹底したいゲストのための夏のプログラムもチェックして。

シグネチャールームからは大西洋とホテルの庭園に挟まれたケル・シャロンビーチを一望できる。©Yann Deret
左上:屋内にはハマム、サウナ、プールを完備。©Yann Deret 右上:ひとりひとりのニーズに合わせてカスタマイズされたボディマッサージも。©Yann Deret 下:Alaenaのプロダクトでピーリングやリンパドレナージュなど自分に合ったメニューを選択。©Emma Burlet

text: Justine Feutry (Madame Figaro)


●1ユーロ=約185円(2026年7月現在)
●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の0を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。
●掲載施設のサービスの価格などは、取材時から変更になる可能性もあります。ご了承ください

*「フィガロジャポン」2026年7月号より抜粋

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