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民宿で「窓を開けないで」夜中『濡れた足音』目を開け「ひっ」立っていたのは →「あなた」友人、絶叫

  • 2026.8.21

これは、従妹の晶子さん(仮名)から聞いた話です。お盆休みに友人と訪れた沖縄で、少し古びた民宿に泊まった晶子さん。受付で告げられたのは、「夜は絶対に窓を開けないで」という不可解な注意でした。

古い民宿で受けた奇妙な忠告

友人2人と3泊4日の沖縄旅行へ出かけた私は、ホテルが満室だったため、海から少し離れた民宿に泊まりました。鍵を渡してくれた受付の男性は、妙に強い口調で「夜は絶対に窓を開けないで」と念を押します。

理由を聞いても「虫が入るから」と言うだけ。しかし、窓には外側から何度も引っかいたような傷が残っていました。

窓から流れ込んだ嫌なにおい

その夜、友人の1人が「少しくらい平気でしょ」と窓を開けました。すると潮の香りと一緒に、生乾きの服のような嫌なにおいが部屋へ流れ込んできます。

私は気味が悪くなり、すぐに窓を閉めました。友人たちは笑っていましたが、なぜか胸騒ぎが消えません。そのまま布団に入っても、なかなか眠れませんでした。

枕元に立つびしょ濡れの女性

深夜、「ぺた……ぺた……」という濡れた足音で目が覚めました。身体は動かず、目だけを枕元へ向けると、全身びしょ濡れの女性が立っています。顔を長い髪で隠したまま、女性は「あなたじゃない」と低くつぶやき、隣で眠る友人へ向きを変えました。

直後、もう1人の友人が電気をつけ、「誰かいる!」と絶叫。女性は消えていましたが、窓は大きく開き、友人の足首には濡れた手で掴まれたような赤い跡が残っていました。

撮った覚えのない1枚

受付へ駆け込むと、男性は「だから窓を開けるなと言っただろ」と冷たく言いました。以前、その部屋に泊まった女性が夜中に海へ向かい、亡くなったのだそうです。それ以来、お盆になると宿泊客の前に現れるのだとか。

私たちはすぐ民宿を出ました。翌朝、友人の赤い跡は消えていましたが、私のスマートフォンには見覚えのない写真が1枚。眠る私たちの間に、髪から水を滴らせた女性が座っていたのです。

撮影時刻は、あの足音で目覚めた時間でした。写真はすぐ削除しましたが、それ以来、お盆に古い宿へ泊まることだけは避けています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:佐藤 栄祠
大手メーカーの営業を経て、ライターに転身。会社員時代に培った経験と、組織の一員であるからこその“喜怒哀楽”をリアルに伝え、「誰かを癒したい」との思いが執筆の原動力。スピリチュアル関連情報にも精通しており、それらに傾倒する人の思いを描いたエピソードも好評。

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