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「煙がうちの窓のほうまで来ていて」洗濯物に残る隣人のバーベキューの匂い。我慢出来ずに本音を伝えた結果

  • 2026.9.27
「煙がうちの窓のほうまで来ていて」洗濯物に残る隣人のバーベキューの匂い。我慢出来ずに本音を伝えた結果

週末になると流れてくる煙

隣の家には、40代くらいの夫婦と子どもたちが暮らしている。

週末の夕方になると、表通りに面した庭にコンロが出され、肉の焼ける匂いと楽しそうな声が聞こえてきた。

にぎやかなこと自体は気にならなかった。ただ、困っていたのは煙だった。

庭の位置関係から、煙がうちの寝室側へ流れてくることが多い。夏でも窓を閉めなければならず、外に干していた洗濯物に匂いがつくこともあった。

ある晩、妻が取り込んだ洗濯物の匂いを確かめながら言った。

「またついちゃった。今月、これで2回目じゃない?」

僕はカレンダーにつけていた印を見た。

「うん。今日で2回目だね」

隣のご主人には、道で顔を合わせたときに何度か「煙がうちの窓のほうまで来ていて」と伝えていた。

そのたびに「すみません、気をつけます」と言ってくれるのだが、次の週末になると、また同じ場所にコンロが出ていた。

「気をつけて」だけでは変わらなかった

その週末も、夕方になると窓の外が白くかすみ始めた。

またかと思って窓を閉めかけたところで、僕はふと考えた。

これまで煙が来ていることは伝えてきたが、どうしてほしいのかまでは、きちんと言っていなかった。

僕は外へ出て、庭にいたご主人に声をかけた。

「すみません。ちょっといいですか」

ご主人はトングを置いて、こちらを向いた。

「煙、またそっちに行ってます?」

「はい。寝室の窓がちょうどこっち側なので…。もしできたら、コンロを反対側に移してもらうことってできますか?」

僕が庭の反対側を示すと、ご主人も振り返って位置を確かめた。

「すいません、そうですね」

少し考えたあと、ご主人はうなずいた。

「分かりました。こっちに寄せれば大丈夫そうですね」

それから家族でコンロを持ち上げ、庭の反対側へ移してくれた。

しばらくすると、さっきまで寝室の窓へ流れていた煙は、ほとんど来なくなった。

次の週末もコンロの場所は変わっていた

次の週末、夕方になって隣の庭からまた楽しそうな声が聞こえてきた。

窓から見ると、コンロは前回と同じ、うちの寝室から離れた側に置かれていた。

妻も窓のそばまで来て外を見る。

「今日は煙、来てないね」

「うん。場所だけでも、こんなに違うんだな」

これまで僕は、煙に困っていることを伝えれば分かってもらえると思っていた。

けれど相手からすれば、「気をつける」と言われても、何を変えればいいのか分からなかったのかもしれない。

それ以来、隣の家でバーベキューをしている日でも、寝室の窓を閉めきることはほとんどなくなった。

聞こえてくる子どもたちの笑い声も、以前よりずっと穏やかな気持ちで聞けるようになった。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた50代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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