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「抜かせ、そこで抜かせ!」運動会のトラック内まで入った父親。だが、先生が落ち着いて注意した結果

  • 2026.8.22
「抜かせ、そこで抜かせ!」運動会のトラック内まで入った父親。だが、先生が落ち着いて注意した結果

応援に熱が入り、トラックの内側へ

数年前の秋、子どもが通う小学校の運動会でのことです。

プログラムの最後はクラス対抗のリレーで、保護者席からも大きな声援が飛んでいました。

号砲が鳴り、子どもたちが走り出した直後です。

ひとりの父親がトラックを囲むロープをまたぎ、コースの内側へ入っていきました。

応援に夢中になっていたのでしょう。走っている自分の子に向かって、大きな声をかけ続けます。

「抜かせ、そこで抜かせ!」

しかも、その場に立ったままではなく、子どもの動きに合わせるように内側を移動していました。

近くを走る子どもたちも気になったようで、ちらりと父親のほうを見る子もいます。

私は「危なくないかな」と思いましたが、大声で応援している相手に自分から注意する勇気はありませんでした。

先生が伝えたのは、シンプルなお願いだった

すると、近くにいた先生が父親のところへ向かいました。

「お父さん、危険ですので外に出てください」

しかし父親は、すぐには戻ろうとしません。

「応援して何が悪いんですか」

先生は声を荒らげることなく、もう一度伝えました。

「応援していただくのは大丈夫です。ただ、ここは子どもたちが走る場所です。危ないので、外からお願いします」

父親は少し納得していない様子でしたが、周囲を見回したあと、ロープをまたいで外側へ戻っていきました。

その後は、ほかの保護者と同じ場所から声援を送っていました。

子どもを応援したい気持ちは、きっとどの親にもあります。それでも、夢中になるあまり競技をしている子どもたちの場所へ入ってしまえば、思わぬ危険につながります。

強く責めるのではなく、「ここは子どもたちが走る場所です」と落ち着いて伝えた先生の対応が、今でも印象に残っています。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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