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38歳男性「思った以上に引っかかった」8回目のデートで女性が“放った一言”で…真剣交際を先延ばしにしたワケ

  • 2026.10.3
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活では、休日の過ごし方だけでなく、平日の何気ない時間をどう過ごしたいかにも価値観が表れます。
特に共働きの場合、帰宅時間や勤務状況が毎日同じとは限りません。それでも「夫婦なら一緒に夕食を取るもの」と考える人もいれば、無理に時間を合わせる必要はないと考える人もいます。

今回は、真剣交際へ進む直前まで順調だった38歳男性と35歳女性が、平日の夕食をめぐる一言をきっかけに将来像を見直すことになったケースを紹介します。

7回目のデートまでは、真剣交際へ進むつもりだった

38歳のAさんは、35歳の女性と約3か月で7回のデートを重ねていました。

お見合い後から会話も自然に続き、休日の過ごし方や仕事、家族について少しずつ知るようになっていました。

5回目以降になると、結婚後の住まいや共働きを続けるかといった話題も出ています。
女性も現在の仕事を続けたいと考えており、Aさんもその点に異論はありません。

Aさんは、女性について「仕事もしっかりしていて、家庭のことも一緒に考えられそうな人」という印象を持っていました。

8回目のデートでは、駅近くの落ち着いた和食店へ行きました。
その日のAさんは、次に会う頃には真剣交際について自分の気持ちを伝えてもよいと考えていたそうです。

食事中も雰囲気は良く、話題は自然と結婚後の平日の生活へ移っていきました。

そこでAさんが話したのが、「結婚したら、平日はできるだけ毎日一緒に夕飯を食べたい」という希望でした。

「毎日待たれるほうがプレッシャーかも」で空気が変わった

Aさんは、子どもの頃から家族全員で夕食を取る家庭で育っていました。
父親の帰宅が遅い日を除けば、家族が食卓に集まり、その日にあったことを話すのが当たり前だったそうです。

そのため、自分が結婚したあとも、できるだけ同じような家庭を作りたいと考えていました。

女性も最初は、「一緒に食べられる日はいいですね」と答えていました。

しかしAさんが「できれば平日は毎日かな。帰りが多少遅くても待ってると思う」と話すと、女性の反応が変わります。

女性は仕事の終了時間が一定ではなく、繁忙期には帰宅が21時を過ぎる日もありました。

そこで、「先に帰ったほうが食べればよくない? 毎日待たれるほうがプレッシャーかも」と返したのです。

Aさんは、その言葉が「思った以上に引っかかった」と語っていました。
それまで女性も家庭の時間を大切にするタイプだと思っていたため、「夫婦なのに夕食も別々でいいんだ」と感じたそうです。

女性は、Aさんとの食事を嫌がったわけではありません。

ただ、自分の帰宅に合わせて相手が毎日空腹のまま待っている状況を想像すると、仕事中まで気になってしまうと思ったのです。

男性には“家庭の時間”、女性には“毎日の約束”に見えていた

Aさんにとって、夕食を一緒に取ることには特別な意味がありました。
同じ家に住んでいても、朝は出勤時間が違い、平日はそれぞれ仕事があります。

だからこそ、夕食くらいは二人が顔を合わせる時間にしたいと考えていました。

一方、女性も夫婦の時間を必要ないと思っていたわけではありません。

休日には一緒に出かけたいし、平日も帰宅時間が合えば食事をしたいと考えていました。
ただ、「毎日一緒に食べる」と決めた瞬間、それが楽しみではなく義務になる可能性を心配していたのです。

たとえば仕事が長引いた日に、「Aさんが待っているから早く帰らなければ」と焦る。
逆にAさんが先に帰宅していても、女性が帰るまで食事を取らずに待っている。

そうした生活が続けば、女性には食卓が夫婦の時間ではなく、守らなければならない約束に感じられるかもしれません。

Aさんは、女性の話を聞いて初めて、自分が理想としていた「毎日一緒の夕食」が、相手には別の意味に見えることを知りました。

真剣交際への返事を止めて、実際の一週間を書き出した

Aさんは、その日のデートで交際終了を決めたわけではありません。
ただ、予定していた真剣交際への申し出はいったん見送りました。

「結婚後の生活をもう少し具体的に考えたい」と感じたためです。

次に二人が会ったとき、それぞれの平日のスケジュールを書き出してみました。

Aさんは18時半頃に仕事を終え、帰宅は19時半前後になる日が多く、女性は早ければ19時頃に帰れるものの、週に2回程度は20時半から21時頃になることがありました。

こうして数字にすると、毎日同じ時間に食卓を囲むのは現実的ではないことが分かります。

そこで二人は、「毎日一緒に食べる」ことを目標にするのではなく、週に2〜3日はできるだけ夕食の時間を合わせる方向で考えることにしました。
女性の帰宅が遅い日は、Aさんが先に食べても構いません。

反対に早く帰れる日は、「今日は一緒に食べよう」と連絡する形なら、女性も負担を感じにくいと話しました。

Aさんも、「毎日じゃなくても、二人で食べる日がちゃんとあるならいいかもしれない」と考えを変えています。

二人はその後すぐに真剣交際へ進まず、この生活イメージに無理がないかをもう少し話したうえで判断することにしました。

一緒に過ごす時間は「回数」だけで決めない

結婚後の食事について、「毎日一緒に食べたい」と考えること自体は珍しいことではありません。

食卓を夫婦の大切なコミュニケーションの場と考える人もいるでしょう。
一方で、勤務時間や通勤時間が違えば、毎日同じ時間に帰宅することは難しくなります。

そのとき、一緒に食べられない日があるだけで「夫婦の時間を大切にしていない」と判断してしまうと、相手には大きな負担になるかもしれません。

婚活中に確認したいのは、「夕食は一緒に食べたいですか」という希望だけではありません。
実際には何時頃に帰宅するのか、週に何日程度なら時間を合わせられるのか、相手が遅い日は待つのか。

そこまで具体的に話してみると、理想と現実の差が見えてきます。

夫婦の時間は、毎日同じ行動をすることでしか作れないものではありません。
一緒に食事をする日を意識的に作ったり、別々に食べた日は帰宅後に少し話す時間を取ったりする方法もあります。

「毎日一緒」を守ることより、二人が無理なく会話できる時間をどう作るのかを考えることが大切です。

プロフィール

望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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