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破水した妻を放置する夫。助けに来てくれたのは、過去に捨てたはずの家族だった【お金くれくれ夫】

  • 2026.8.20

妊娠中の美咲さんは、ある日夫の誠二さんから「会社の同僚の借金を背負わされたから貯金を全額おろしてほしい」と言われ驚きます。不審に思った美咲さんが理由を聞くと、誠二さんは仕事を辞めたことを白状。それだけでなく、家賃が払えないからと義家族との同居を提案されます。渋る美咲さんでしたが、強引に押し切られ同居することに。ところが引っ越し当日、義実家で待っていたのは、見知らぬ子どもを抱えた義母でした。驚くことに、その子どもは誠二さんが今まで存在を隠していた妹愛莉さんの子だったのです。義母も誠二さんも、愛莉さんばかりを気にかけて自分は後回し。そんな状況にどこか違和感を覚える美咲さんでしたが、ある晩、愛莉さんの授乳姿を隣で見つめる誠二さんを目撃してから、違和感が疑惑に変わります。兄妹とは思えない2人の距離の近さを普通ではないと思った美咲さんは、健診の日、誠二さんには内緒である人物に相談したのでした。それから数日が経った頃、美咲さんは、出しっぱなしになっていた誠二さんの財布から、退職したはずの会社の社員証を見つけます。さらにその後も、誠二さんからないがしろにされるような言動を取られ、美咲さんは次第に誠二さんを信じられなくなっていきました。美咲さんは誠二さんたちが家を留守にしている間に市役所へ向かうと、ある書類を発行します。その書類を見た美咲さんは、驚きのあまり何も手につかなくなりました。帰宅後も呆然としていると、突然破水したのでした。

破水したのに・・・!何度電話しても夫に繋がらない

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役所で発行してもらった書類と、とある場所への連絡によって発覚した衝撃の事実に、私は打ちのめされそうになりました。何が本当で、何が嘘なのか分からない。ずっと信じていたものがこんなにも簡単に崩れ落ちてしまうなんて、信じたくありませんでした。ふらふらになりながらも帰宅した私は、何をする気も起きず、ただただ机に向かって座っていました。そうして何時間か経ったそのとき、ツーっと足に水が伝うような感覚がしたのです。

今すぐ病院へ行かなければならないのに、誠二たちは一向に帰ってこないし、何度電話しても繋がりません。だけど、このままだと赤ちゃんが危ない。誠二は頼りにならないと悟った私は、すぐにある人物へ電話をかけました。

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電話の相手は、兄でした。泣きながら「お兄ちゃん!破水したかも・・・助けて!」と伝えると、兄はすぐに「わかった!すぐ行くから」と言ってくれました。

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兄はすぐに母と父を連れて、私を迎えに来てくれました。「美咲!」そう言って駆け寄ってくる母の顔を見た瞬間、私の目に涙が滲みます。母は不安そうな表情をする私の肩を抱くと、「大丈夫、大丈夫だからね」と優しく声をかけてくれました。

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赤ちゃんが生まれるまで、母はずっと私のそばにいてくれました。こんなにも自分のことを想ってくれる家族を捨ててまで誠二と結婚したことを、私は心の底から後悔しました。

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経験したことのない痛みに耐えること数十時間、ついに待望の娘が生まれました。娘と初めて対面した瞬間、私の目から涙がこぼれます。出産を頑張った私に、母は「頑張ったわね、目なんて美咲にそっくり」と優しく声をかけてくれました。

破水した美咲さんからの連絡にさえ出ない誠二さん。いつ生まれてもおかしくない美咲さんを置いて出かけること自体あり得ませんが、何度電話をかけても出ないなんてもっとあり得ません。誠二さんには、父親としての自覚があるのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

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