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許せない気持ちもあるけど幸せになってほしい。娘が立ち直ることを願いお金を渡す母【孫を置いて消えた娘】

  • 2026.8.19

シングルマザーとして子育てと仕事に奮闘する娘リコさんを支えながら、忙しくも幸せな日々を送っていた雪江さん。しかしある日、リコさんは「今は彼との時間が一番大切」と言い残し、ミオちゃんを置いて姿を消してしまいます。行方を探すも、リコさんは仕事も辞めておりスマホもアパートも解約済みで手がかりは何もありませんでした。ミオちゃんを守ることを最優先に考えた雪江さんは、ミオちゃんを自分の扶養に入れることを決意し、住民票などの法的な手続きのことも考え始めます。役所に相談に行くと、手続きには父親の協力が必要だと言われ、リコさんの元夫隆文さんと会ったところ、隆文さんの浮気で離婚したとリコさんから聞いていたのが実際は逆だったと知り衝撃を受ける雪江さん。再婚して新しい家族もいる隆文さんは、「ミオのことをお願いします」と雪江さんに頭を下げ、法的な手続きへの協力を約束してくれました。リコさんが戻らない可能性や、これからミオちゃんが困らないよう準備を進めていることを正直にミオちゃんに伝えると、ミオちゃんも雪江さんと暮らすことを望みました。ある日、雪江さんが体調を崩して寝込んでしまったときに「ばぁばはいなくなったりしない?」と不安がるミオちゃんを見て、雪江さんはミオちゃんを養子にする決意をし、ミオちゃんもそれを喜んで受け入れました。ミオちゃんは雪江さんのことを「雪ママ」と呼ぶようになり、あっという間に5年が経ちました。60歳になった雪江さんは退職し、ミオちゃんは中学生になりました。そんなある日、5年も音信不通だったリコさんから突然連絡がありました。ミオちゃんを気にかけることもなく謝罪もなく、お金を融通してほしいと言ってきたリコさんに「二度と連絡をしてこないで」と言い電話を切った雪江さん。しかしその夜、突然リコさんが家を訪ねてきました。全く悪びれることなく大きな態度のリコさんに雪江さんが冷たく接していると「助けてくれないならミオを連れてっちゃおうかな」と脅すようなことを言い出し、怒りを滲ませる雪江さんを見ると、リコさんは冗談だと言って笑いました。

親として最後にしてあげられること

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お金を無心する電話をかけてきたリコを相手にしないでいると、家にまで押しかけてきたリコ。数年ぶりに顔を見せたと思ったら、「助けてくれないならミオを連れてっちゃおうかな」と脅すようなことを言ってきました。

「もし、ミオに手を出したら、あなたを訴える。親権者は私よ」私が毅然と言い返すと、リコは少し考えてから「・・あー、そういうこと。さすが母さんは、そういうところ抜かりないんだ。よっぽどミオが大事なんだねぇ」と呆れたように言いました。

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「ミオは大事よ。でも・・あなただって、私の大切な娘よ」そう伝えた私は、カバンから取り出した封筒を差し出しながら「これで、私があなたにしてあげられることは最後。今のあなたには、二度とミオの前に現れてほしくない」ときっぱり言いました。

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私の言動が予想外だったのか、リコは「お母さん・・」と呟き、尻込みしているようでした。私は間髪入れずに「これ以上、ミオに迷惑をかけるようなことをするなら、私は娘であっても許さない。これを元にあなたが立ち直って、再スタートするのか。それとも、今の暮らしを続けるのか。よく考えて自分で選びなさい」と淡々と伝えました。

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そして「松田さんっていうあなたの同僚も心配していたわ。仕事を捨て、ミオを手放し・・あなたは今、幸せなの?これから、どうするつもりなの?」と詰め寄ると、リコは「わ、私は・・」と言葉に詰まっていました。

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「私は、母として、ミオを守ることを選んだ。でも、やっぱりあなたにも幸せになってほしい」自分の今の気持ちをリコに伝えた私は、「あなたは、母として、一人の人として、どうするの?」とリコに問いかけました。黙り込むリコの顔は、迷いがあるように見えました。

ミオちゃんを守りたい気持ちと、リコさんにも幸せになってほしい気持ち。どちらも雪江さんの本当の気持ちです。お母さんの本音を聞いたリコさんはどう感じたのでしょうか。

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

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