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カップル成立予想は大荒れ!? 最後まで「どうしてこうなった」の連続。泥沼婚活バトルの終焉【ガールオアレディ3・Ep.9】

  • 2026.8.16

※本コラムはABEMA『ガールオアレディ3』最終話までのネタバレを含みます。

「20代のガールチーム」と「30代のレディチーム」に分かれ、男女がリアルな婚活バトルを繰り広げるガールオアレディ。最終話となる9話では、最終日前日から、告白日となる最後の日までを配信。

条件やスペックで相手を判断し、制約条件が多い中でデートを重ね、そして短期間の“プレ同棲”を経験したのちに、実際に告白する最終日。周囲の目も気になる中で、なかなか最後まで「円満カップル感」が生まれなかったシーズン3。

最終日には、序盤〜中盤までには全く想像がつかなかった「どうしてこうなった」が続出。恋愛も婚活も、いつだって思った通りにはいかないもの。人生が凝縮された最終話と、ガールオアレディシーズン3全体を振り返っていきましょう。

■#9 思いはいつだって、届かないことの方が多い

泣いても笑っても、これが最後。そんな哀愁が充満していた最終話。だけど、序盤を振り返ってみると、予想的中でくっついたカップルがほとんどいないことに気が付くことも多かったのではないでしょうか。

序盤、リキヤと安定した関係を築いているように見えたモモエ。しかし中盤、努力でアプローチしたショウタは、リキヤとは全く違うタイプの男性でした。

見た目の印象こそ甘くかわいらしいものの、話しぶりから真面目さが伺えるモモエ。ショウタと関係を構築し始めてからは、恋愛観・結婚観に関する質問も多く投げかけていました。

一方リキヤと一緒にいる時は、一歩下がって会話しているようにも見えました。モモエがショウタと仲を深め始めても、一途にモモエへの想いを伝え続けたリキヤ。だけど告白の瞬間、そして振られる瞬間すらも、男らしくさっぱりとしているところが少し気になりました。

いろんなことに悩んだり、考えすぎたりすることもある……モモエが、そんな姿を見せられると思ったのは、リキヤではなくショウタだったのでした。

そして、第一印象で爆モテしていたマホ。初デートの「圧迫面接」をきっかけに、マホ自身も、男性との距離感の掴み方が分からなくなってしまったようにも見えました。初デートシーン、そしてキョウヘイの前で少し緊張している姿、コウスケの前でまるで男友達のようにはしゃぐ姿……全て違う印象にも見えましたし、マホにとって自分らしく振る舞うのが難しい瞬間もあったのでしょう。

キョウヘイは最後までマホへの好意を貫く行動を見せましたが、その態度には不安を感じた視聴者も多かったはず。スミレとの同棲にも確かな感触を掴んでいながらも、なぜ最後にマホのところに向かったのでしょうか。マホとスミレ、どちらにも「自分と似ているところがある」と話したキョウヘイ。2人の女性の雰囲気は全く違うからこそ、キョウヘイには自然な「オンオフ」の切り替えスイッチがあったのかもしれません。

また、マホの後を追うように序盤〜中盤で男性から爆モテしたカナコ。モテすぎてしまったからこそ、他の女性にはない苦労も多くあったことでしょう。恋愛や生活で、どんな自分を引き出してほしいかの理想像も、ショウヤとリュウスケというタイプの違うイケメンからのアプローチが集中したことで、余計に見えづらくなってしまったかもしれません。

ショウヤを振る時は涙を見せたのに、リュウスケから振られる時は、泣かなかったカナコ。今シーズン最大の「そんなことある?」展開ではあったものの、リュウスケみたいになりたいと話す姿は、印象的でした。カナコの「オン」は、リュウスケの強さに対するリスペクトだったかもしれません。

しかし遅れての登場ながらも、カナコに積極的にアプローチを続けたリュウスケ。もう一押しに繋がらなかったのは、彼自身の自信のなさがあったからこそなのかもしれません。

そして、中盤からレオとの仲を深めてきたエツコ。もともと結婚歴がある女性に偏見を持っていたにもかかわらず、柔軟に考えてエツコのことを受け入れたレオ、まさに大人の男の振る舞いでした。一方のエツコも、冷静に相手の立場に立って話していて……2人はあまりにも“大人”すぎたのでしょうか。

MC・藤森さんの「結局、恋心が芽生えなかったということ」という補足。大人な2人だったからこそ、燃え上がるような出会いを演出できなかったのかもしれません。

そして、ショウヤへの大失恋を経験しても、ポジティブに行動し続けたキララ。難しい立ち場だったとは思いますが、根の明るさでヘコまずに自分らしく振る舞い続ける姿が印象的でした。キララが前向きな性格でなければ、あのタイミングでレイと距離を詰めることはできなかったかもしれません。

最後に、レイのいいところをたくさん語っていたキララは、これまでの行動を考えても、かなり言語化好きなタイプ。一方レイは「顔がタイプ」とも言っていて、スピード交際には「顔がタイプ」が不可欠なのかもしれません。

ですがショウタにしろ、顔がタイプかどうかが、相手を心から大切にできるかどうかに大きく関わる人も多いはず。彼らからすれば、価値観は後からすり合わせていけばいいのです。

■16人の男女で始まり、幸せを掴んだのは4人

男女8:8でスタートして、気づけばカップルになれたのは4人だけ。爆モテだったマホやカナコが1人で帰る未来も、MCもお気に入りのイケメン・ショウヤが振られるのも、レオとエツコがカップルとならないのも……想像がつかなかった視聴者も多かったのではないでしょうか。

今回の旅はたったの12日で、普通の婚活とは違う設定も多くありました。だけど実際に婚活の現場に行ってみれば、たったの1日でお別れする男女もたくさんいます。12日という期間は短いようで長く、1人の人との相性を確かめるのには、ある意味十分な時間があったとも言えるでしょう。

しかしこの旅で見えてきたのは、女性陣の“迷い”でした。「本当にこの人でいいのかな?」「結婚するなら、この人よりもこの人なのかな?」……たくさんの男性がいる状況で、自分の選択に自信が持てず、相手の好意にも自信が持てない女性も多くいました。

この世には出会い切れないほどの異性がいて、目の前にいる人を逃してしまっても、毎日多くの出会いがあることには変わりありません。ですが、別れてしまった人との縁を繋ぐのは容易ではなく、目の前にいる人に対して誠実でいられなければ、一度燃え上がった恋の炎も、すぐに消えてしまいます。

今回カップルになることができたのは、結婚という大きな決断を前に、迷いながらも自分の選択に自信を持ち、好意を伝えられた男女のみ。迷いは、目の前にいる人にも不安として伝染します。だからこそ、カナコやマホは、今回カップルとして幸せな帰宅をすることができなかったのかもしれません。

自分に自信を持つって、とても難しいこと。9話でキララが言った「弱い自分を隠すよりも、好きな人に素直になれることこそが強さだと気づいた」という言葉を反芻します。素直な自分を人に見せるのも、勇気がいること。

婚活って難しい……そうとは言うものの、一番難しいのは弱い自分に向き合うことができるかどうかなのかもしれません。パートナーがいる視聴者も、いない視聴者も、自分のことを振り返る、いいきっかけになったはず。幸せにも結婚にも正解はなく、自分の導いた答えに自信を持って決まるもの……これから結婚相手を探す人も、すでに相手を決めた人も、自分の決断に自信を持てるよう、頑張っていきましょう。

ガールオアレディ3 https://abema.tv/video/title/90-1849

(ミクニシオリ)

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