1. トップ
  2. エンタメ
  3. 内藤大希×鯨井康介×中桐聖弥、25周年・One on One新作には「すごく共感できることが多かった」

内藤大希×鯨井康介×中桐聖弥、25周年・One on One新作には「すごく共感できることが多かった」

  • 2026.8.11
(左から)内藤大希、鯨井康介、中桐聖弥 クランクイン! 写真:吉田沙奈 width=
(左から)内藤大希、鯨井康介、中桐聖弥 クランクイン! 写真:吉田沙奈

浅井さやかが脚本・演出・音楽を務めるオリジナルミュージカル劇団One on Oneが2026年に25周年を迎えた。8月20日から開演する最新作『サレドシル』の稽古がスタートしたタイミングで、W主演を務める内藤大希と鯨井康介、One on One作品初参加の中桐聖弥にインタビューを行った。

【写真】内藤大希、鯨井康介、中桐聖弥、すでに仲良し感たっぷりの撮りおろしショット

■内藤「仕事っていう名目でくじらちゃんに会える!」

――出演に対する意気込みを教えてください。

鯨井:僕がOne on Oneさんに出演させていただくのは2015年の『BIRDMAN~空の果てにあるもの・ライト兄弟~』ぶり。とても楽しかったですし、そこで出会った大希とは公私ともに仲良くさせていただいているので、彼とともにあの時と同じ劇場に立てるというのは、すごく素敵なギフトをいただいたような気持ちです。

内藤:25周年という記念すべきタイミングに出演できるのがとてもうれしいです。この稽古期間、毎日くじらちゃん(鯨井)に会えると思ったら楽しみです。

鯨井:後半、遊びに行くみたいなテンションになってる(笑)。

内藤:(笑)。毎日、仕事っていう名目でくじらちゃんに会えるのが楽しみです!

中桐:25年の歴史がある劇団さんで、僕が今25歳なので、勝手に親近感を覚えています。小劇場に立った経験が少ないので、お客様との距離の近さにドキドキすると思いますが、怯まずに挑戦していきたいです。
@@insert1
――脚本からどんな印象を受けましたか?

鯨井:演劇を扱っている作品で、すごく共感できることが多かったです。作中で起きている事象が自分に近くなってきたことに驚きもありました。僕もいろいろなことを経験してきたから、この作品を等身大に感じられるのかもしれません。様々なキャラクターがいるので、お客様にも、いろいろな視点で感情移入してもらいやすいと思います。

内藤:脚本を読めば読むほどくじらちゃんだと思うし、自分でもある。僕が演じるのはくじらちゃんの役の背中を押したり発破をかけたりする役なんですが、役者としてはくじらちゃんの役に感情移入できるし、セリフを読んでいるとすごく浅井さんだなとも思いました。「演劇っていいな」と思える瞬間がたくさんあると思います。楽曲もすごく魅力的なので、楽しんでいただけると思いますね。

中桐:僕もお2人に近い思いです。「ノンフィクションです」と言われても納得するストーリーで、お客様にも伝わりやすいんじゃないかなと。音楽もすごくおしゃれで耳に残りやすいです。

――役作りについて考えていることも教えてください。

鯨井:自分に近いキャラクターだからこそ、1回自分の感情に照らし合わせて素直に進んでみようと思っています。でも、舞台に立った時に「ただの鯨井康介じゃん」と言われたら恥ずかしい(笑)。

内藤:身近にいる人たちやこれまでの経験からリアルに作れると思います。くじらちゃんとはプライベートでも色々なことを話しているので、2人だけの空気感は自然に生まれる気がしますね。

中桐:とにかく明るく元気に、ちょっと違う空気をまとったかわいい後輩キャラを演じたいです。僕も空我とそんなに遠くはないので、素直に演じたいと思います。

■「仲が良いからこそ」舞台上では気を付けることも

――お互いを見て、役と似ていると感じる部分は。

鯨井:聖弥とは今回が初めましてですが、本読みの時点で「もうこの人好き!」って思った。

内藤:分かる!

鯨井:これからの稽古で聖弥自身のことも好きになるだろうし、お客さんも空我をすごく愛してくださると思います。大希は普段とちょっと毛色が違う役で、意外性がありました。

内藤:プライベートと逆だよね。まともなくじらちゃんに向かって僕がまともなことを言えるのがすごくうれしいです(笑)。聖弥くんはすごく歌が上手いし声も綺麗。役としては元気なのに歌声がすごく澄んでいます。

中桐:お2人とは初めましてですが、初日からお兄ちゃん達みたいな雰囲気で接してくださいました。作中の関係性ともちょっと似ている気がします。

――小劇場経験の少ない中桐さんから聞いてみたいことはありますか?

内藤:不安なことなんてないでしょ!

中桐:たくさんあります。今、自分の中ではお芝居が課題なので、稽古でお2人から吸収したいと思っています。

内藤:くじらちゃんは演出もやってるから、外からの目も持ってるよね。本読み終わってから、「くじらちゃん上手!」ってまわりに言っちゃったもん。

一同:(笑)。

鯨井:僕らからすると、逆に聖弥みたいな芝居ってできない。「純粋なんだろうな、あの人」と思わせられるのが素敵だと思う。

内藤:帰り道、聖弥くんのこと話したもんね。

鯨井:「25歳でこの純粋性を持ってることが奇跡じゃない?」みたいな。

内藤:でも、俳優としての技術はちゃんと持っている。そのバランスがすごくいいよね。

鯨井:「最強じゃん!」って。変にアドバイスすると余計なことを教えちゃいそうで怖い。こっちが学びたいくらいです。
@@insert2
――内藤さんと鯨井さんがW主演を務めるからこそ見せられそうなものなどはいかがでしょうか。

鯨井:大希は友達なので、そのリアルは絶対にいい影響を与えると思います。自然にできることが多いからこそ、離れていく時間・相手をつかみ戻すときに何かが出るかな。でも、仲が良いからこそ距離感に気をつけないとね。

内藤:くじらちゃんの役を「カエルちゃん」と呼ぶんですけど、「くじらちゃん」って言っちゃいそうで怖いんですよ。本当に仲が良いのを役に反映しつつ、お互い楽しくなりすぎないように自分を律しながら楽しめたらと思っています。

――楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。

鯨井:登場人物の誰かにあなたの人生が重なる瞬間が訪れると思います。それによって人生に何かの作用が起きるはず。劇場で体感していただきたいですし、配信もぜひ見ていただきたいです。

中桐:セリフにも歌にも本当に素敵な言葉がたくさんあるので、ぜひ受け取りにきてほしいです。全力で届けられるようにこれから頑張ります。

内藤:普段、舞台では本番をご覧になっていただいています。本作ではくじらちゃんを主軸に、台本をどうやって具現化するかといったシーンも描かれているので、舞台を作るプロセスも一緒に楽しんでいただけたら。見終わった後に笑ってもらえるような作品を、劇場でも配信でも、たくさんの方に見ていただきたいです。

(取材・文・写真:吉田沙奈)

One on One 37th note『サレドシル』は、東京・8月20日~8月30日にシアターグリーンBIG TREE THEATERにて上演。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ