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「急いでるんだから先にやってよ」レジの列に割り込んだ客。だが、店員が淡々と対応すると状況が一変

  • 2026.8.12

列の途中へ入ってきた男性

夕方、スーパーで買い物をしたときのことです。

レジには数人のお客さんが並んでいて、私も買い物かごを持って最後尾で順番を待っていました。

それほど長い列ではありませんでしたが、仕事帰りの時間帯だったこともあり、レジには次々と人が並んでいました。

そんななか、一人の男性が横からレジへ近づいてきました。

最初は店員に何か尋ねるのかと思っていたのですが、男性はそのまま先頭のお客さんの横に立ち、持っていた商品をレジ台へ置こうとしたのです。

店員が少し驚いた様子で男性を見ると、男性は言いました。

「これだけだから、先にやってよ。急いでるんだ」

並んでいた人たちも、その言葉にちらりと男性のほうを見ました。

私も「列があるのに…」とは思いましたが、知らない人に声をかけるのもためらわれ、何も言えませんでした。

店員が静かに伝えたこと

すると店員は、男性に向かって落ち着いた声でこう伝えました。

「申し訳ありません。皆さま順番にお待ちいただいておりますので、最後尾からお並びいただけますか」

男性は納得できない様子で、列のほうを振り返りました。

「でも、急いでるんだから先にやってよ」

店員は表情を変えず、もう一度答えました。

「お急ぎのところ申し訳ありませんが、順番にご案内しております」

強い口調ではありません。

ただ、先に並んでいる人を飛ばして会計することはできないと、はっきり伝えていました。

男性は少しのあいだその場に立っていましたが、周囲を見回したあと、商品を持ち直しました。

そして何も言わず、列の最後尾へ向かっていったのです。

大きな言い争いになることもなく、レジはそのままいつも通り進み始めました。

しばらくして私の順番になると、店員は先ほどまでと変わらない様子で商品を通してくれました。

「お待たせいたしました」

その声を聞きながら、私は店員の対応を思い返していました。

相手が急いでいると言っても、すでに待っている人たちがいる以上、順番を変えるわけにはいきません。

感情的に言い返すのではなく、「順番にお願いします」と淡々と伝えたことで、大きなトラブルにならずに済んだのだと思います。

当然のルールを、相手によって変えずにきちんと伝える。

そんな店員の対応に、少しほっとした出来事でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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