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「客が間違えたみたいに言うなよ」会計金額に納得せず店員を問い詰める客。だが、店長の一言で状況が一変

  • 2026.8.12

昼休み、レジ前で始まったやり取り

昼休みに立ち寄ったコンビニは、近くで働く会社員らしき人たちで混み合っていました。

私も飲み物と昼食を手に、数人ほど並んでいるレジの列に加わりました。

私のすぐ前にいたのは、五十代くらいの男性です。店員が商品を読み取り、合計金額を伝えたところで、男性が急に眉をひそめました。

「これ、こんな値段じゃなかっただろ」

男性が指さしたのは、棚から持ってきた菓子でした。

店員はレジ画面を確認しながら、「売り場の表示を確認いたします」と答えました。

すると男性は、少しいら立った様子で言います。

「確認せんでも分かるやろ。棚にはもっと安く書いてあったぞ」

店員は言い返すことなく、近くにいた別のスタッフに売り場の値札を確認するよう頼みました。

その間にもレジの列は少しずつ伸び、後ろでは腕時計を見る人もいました。

私も昼休みの時間が気になりましたが、金額に食い違いがあるなら確認するしかありません。黙って成り行きを見守っていました。

確認しても納得しない男性

しばらくすると、売り場を確認していたスタッフが戻ってきました。

店員は男性に向かって、落ち着いた声で説明します。

「お待たせいたしました。売り場の表示価格と、こちらのレジの金額は同じでした」

どうやら男性が、すぐ隣に並んでいた別の商品と値札を見間違えていたようでした。

これで終わるのかと思ったのですが、男性は納得できない様子です。

「いや、俺が見たときは違った。前にもここ、値段がおかしかったことがあったぞ」

店員はもう一度、「現在の表示価格はこちらで間違いございません」と説明しました。

それでも男性は、売り場の方を指さしながら同じ話を繰り返します。

「客が間違えたみたいに言うなよ」

声は次第に大きくなり、後ろに並ぶ人たちも気まずそうに視線をそらしていました。

店長が静かに伝えたこと

そこへ、奥から店長らしき男性が出てきました。

事情を聞いた店長は、売り場の確認結果とレジ画面を見たあと、男性に向き直りました。

「お待たせして申し訳ありません。確認しましたが、売り場の表示価格とレジの金額に間違いはございません」

男性はまだ何か言おうとしましたが、店長は続けました。

「ほかのお客様もお待ちですので、こちらの金額でご購入されるか、今回は商品を戻されるか、どちらかでお願いいたします」

声を荒らげることもなく、ただ必要なことだけをはっきり伝える口調でした。

男性は一瞬黙り込み、後ろに伸びた列を振り返りました。何人もの客が待っていることに気づいたのか、それ以上は言わず、結局そのまま代金を支払いました。

「分かりにくい置き方やな」

最後にそうつぶやいて、男性は商品を持って店を出ていきました。

ようやく列が動き始め、私の会計の番が来ました。対応していた店員は少し疲れた様子でしたが、いつも通り丁寧に商品を袋へ入れてくれました。

勘違いそのものは誰にでもあることです。それでも、確認して分かったことを受け入れずに相手を責め続ければ、周囲まで巻き込んでしまいます。

感情的にならず、事実だけを伝えてその場を収めた店長の対応が印象に残った昼休みでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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