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「赤ちゃん泣いてますよ!」電車でスマホを見続ける両親。だが、赤ちゃんが泣いた時の対応に唖然

  • 2026.8.9
「赤ちゃん泣いてますよ!」電車でスマホを見続ける両親。だが、赤ちゃんが泣いた時の対応に唖然

ベビーカースペースの前に立つと

休日の午後、私は買い物を終えて電車に乗りました。

車内は座席がほぼ埋まっており、乗降口付近にも何人か立っています。

私は両手に荷物を持っていたため、邪魔にならないよう、車両の端にあるベビーカースペースの近くへ移動しました。

そこには、赤ちゃんを乗せたベビーカーが一台置かれていました。

車輪にはストッパーがかかり、赤ちゃんはベルトを着けて、背もたれを倒した状態で眠っています。

すぐ隣には優先席が並んでおり、若い夫婦が二人で座っていました。

女性はベビーカーに最も近い端の席、男性はその隣です。

二人の足元には大きな荷物が置かれていたため、赤ちゃんの両親なのだろうと分かりました。

女性の座席からベビーカーまでは、立ち上がればすぐ手を伸ばせるほどの距離です。

赤ちゃんも静かに眠っていたため、最初は特に気にしていませんでした。

ただ、夫婦は二人ともスマートフォンを見ていました。

男性が画面を女性に見せ、女性が小さく笑います。

私は二人の前に立つ形になったため、赤ちゃんの様子が自然と目に入りました。

赤ちゃんが目を覚ましても

電車が二つ目の駅を出たころ、赤ちゃんが小さく身じろぎしました。

しばらくすると目を開け、口元をゆがめ始めます。

最初は小さな声でしたが、次第に「ふえっ、ふえっ」と泣き声が聞こえるようになりました。

すぐ隣に座っているため、両親も気づくだろう。

私はそう思い、黙って見ていました。

ところが、男性はイヤホンを着けており、女性もスマートフォンの画面を見たままです。

車内には走行音やアナウンスが響いていたため、赤ちゃんの声が聞こえにくかったのかもしれません。

赤ちゃんは泣きながら手を動かし、ベビーカーの幌に触れていました。

私は女性とベビーカーを交互に見ました。

すぐそばに両親がいるとはいえ、他人の私が声をかけてよいのか迷います。

育児に口を出されたと思われるかもしれません。

しかし、赤ちゃんの泣き声は少しずつ大きくなっていました。

次の駅に着く直前、私は思い切って女性に声をかけました。

「すみません。赤ちゃん泣いてますよ!」

女性は驚いたように顔を上げ、すぐ隣のベビーカーをのぞき込みました。

「あ、ごめんね」

女性はスマートフォンをバッグにしまい、赤ちゃんの頬に触れながら声をかけました。

男性もイヤホンを外し、ベビーカーのほうへ体を向けます。

女性は私に気づくと、軽く頭を下げました。

「教えてくださって、ありがとうございます。全然気づきませんでした」

私は「いえ」とだけ答えました。

次の駅で何人かが降り、車内には少し余裕ができました。

女性はその後、ベビーカーの幌を開けたまま、赤ちゃんの様子を見ながら座っていました。

両親は赤ちゃんから離れていたわけではありません。

ただ、すぐそばにいても、画面に集中すると小さな変化を見落としてしまうことがあるのだと感じました。

余計なお世話ではないかと迷いましたが、責める言い方をせず、赤ちゃんが起きたことだけを伝えてよかったと思っています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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