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「これは貼り忘れでしょう?」対象外のお肉も値引きを求める客。だが、店長が冷静に対応した結果

  • 2026.8.9
「これは貼り忘れでしょう?」対象外のお肉も値引きを求める客。だが、店長が冷静に対応した結果

値引きシールをめぐり、レジが止まった

休日の夕方、大型スーパーのレジには長い列ができていました。

私も夕食の材料が入ったカゴを持ち、少しずつ前へ進むのを待っていました。

そのとき、五十代くらいの女性が肉のパックを手に、列の横からレジへ近づいてきました。

「ちょっと確認するだけだから」

そう言いながら、会計中のお客さんの横から商品を店員さんへ差し出します。

「同じ棚にあった肉には、三割引きのシールが貼ってあったの。これは貼り忘れでしょう?」

店員さんは商品ラベルを確認しました。

「こちらは現在は値引きの対象外となっております」

値引きされていたのは、前日に加工された消費期限の近い商品だったようです。

しかし女性は、同じ種類の肉なのに価格が違うのはおかしいと納得しませんでした。

「同じ棚に並べておいて、片方だけ安いなんて分かりにくいでしょう。これも同じ値段にしてよ」

店員さんは、加工日と消費期限が異なるため値引きできないと説明しました。

それでも女性はレジの前を離れず、売り場の表示が悪いと繰り返します。

後ろでは会計を待つ人が増え、別の店員さんが責任者を呼びに向かいました。

店長が確認した商品の違い

やってきた店長は、値引きされた商品と女性が持ってきた商品の違いを説明しました。

「割引されていた商品は昨日加工したもので、こちらは本日加工した商品です。消費期限が異なるため、同じ値引きにはできません」

女性は売り場が紛らわしいと訴えました。

店長は表示については確認すると答えたうえで、静かに続けました。

「ただ、現在ほかのお客様の会計が止まっております。詳しいご案内はサービスカウンターで承りますので、こちらへお願いいたします」

「私はこれだけ買いたいのよ」

「購入される場合は、恐れ入りますが列の最後尾からお並びください」

店長が順番についてもはっきり伝えると、女性はようやく後ろの長い列を振り返りました。

しばらく黙って商品を見つめたあと、「それならいらない」と店長へ渡し、その場を離れていきました。

店長は商品を受け取り、待っていた客へ頭を下げました。

値引きシールが貼られていないことを疑問に思うのは理解できます。

しかし、商品ごとの違いを確認せず、列に割り込んで値引きを求めるのは別の問題です。

冷静に理由を説明しながら、順番についても曖昧にしなかった店長の対応が印象に残りました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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