1. トップ
  2. エピソード
  3. 「この借金、何に使ったの?」豪華なプレゼントを贈り続けた恋人。だが、隠していた事実に別れを決意

「この借金、何に使ったの?」豪華なプレゼントを贈り続けた恋人。だが、隠していた事実に別れを決意

  • 2026.8.8

記念日のたびに届く高価なプレゼント

以前交際していた恋人は、記念日をとても大切にする人でした。

誕生日やクリスマスになると、ブランドのバッグやアクセサリーなど、私では簡単に買えないような物を贈ってくれます。

「せっかくの記念日なんだから、遠慮しなくていいよ」

彼はいつも笑いながら、そう言っていました。

付き合い始めた頃の私は、高価なプレゼントをもらうたびに、自分が大切にされているように感じていました。

しかし、交際が長くなるにつれ、少しずつ疑問を抱くようになりました。

彼の収入は、おおよそ聞いていました。家賃や生活費を払いながら、何度も高価な物を買えるほど余裕があるとは思えなかったのです。

「無理して買ってない?」

私が尋ねても、彼はいつも軽く笑いました。

「心配しなくても大丈夫。ちゃんと考えてるから」

その言葉を信じ、私はそれ以上聞かないようにしていました。

テーブルに置かれていた督促の通知

交際を始めて二年ほど経った頃、彼の部屋を訪れた日のことです。

彼が飲み物を買いに出ている間、テーブルの上に置かれた封筒が目に入りました。

中身をのぞくつもりはありませんでしたが、封筒から出たままになっていた書類には、カード会社の名前と支払期限が大きく記載されていました。

そこには、キャッシングの利用残高と、返済が遅れていることを知らせる内容が書かれていました。

残高は、私が想像していたよりもはるかに大きな金額でした。

戻ってきた彼に、私は書類を示しました。

「これ、どういうこと?」

彼は一瞬表情をこわばらせると、書類を私の手から取り上げました。

「少し借りてるだけだよ。毎月返せば問題ないから」

「何に使ったの?」

何度か聞くと、彼は観念したように話し始めました。

最初は競馬やパチンコに使うため、少額を借りただけだったそうです。しかし、負けた分を取り戻そうとして借り入れを重ね、返済が苦しくなっていました。

さらに、私に贈っていたプレゼントの一部も、カード払いやキャッシングで用意していたと認めました。

「喜んでほしかったんだ。次に勝てば返せると思ってた」

その言葉を聞いた瞬間、これまで受け取った贈り物の見え方が大きく変わりました。

高価な物が欲しかったわけではありません。借金を隠したまま、何事もないように振る舞われていたことが悲しかったのです。

「もうギャンブルはやめる。借金も必ず返すから」

彼は何度も謝りました。

けれど、借金の金額についても、返済方法についても、具体的な説明はありませんでした。

私はしばらく考えたあと、別れることを伝えました。

「プレゼントの問題じゃないよ。大切なことを隠されたまま、これからも一緒にいるのは難しい」

彼は引き止めましたが、私の気持ちは変わりませんでした。

別れた後、受け取った物を見るたびに複雑な気持ちになり、手元に残っていたプレゼントは少しずつ整理しました。

あの経験以来、金額や見た目ではなく、無理をせず正直に向き合える関係を大切にしたいと思っています。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ