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小林仁一郎さん&恵利花さんが叶えた、おとぎ話のようなウエディング

  • 2026.8.7
25ans Wedding

「結婚式は花嫁のもの、夢を叶えるべし」という教えのもと、育てられた小林仁一郎さん。花嫁の恵利花さんが思い描く世界を実現するべく、ふたりで手探りで準備を進めた約1年。結婚式当日の美しい演出とともに、少しドタバタで愛と笑いに彩られた舞台裏をお届けします。

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小林仁一郎さん&恵利花さん

PROFILE ハイヒール モモコさんの長男、小林仁一郎さんは学生時代に友人の紹介で恵利花さんと出会い、約10年の交際期間を経て結婚。2026年3月、「帝国ホテル 大阪」の「エンパイアルーム」に160名のゲストを招いて結婚式を行いました。

@jinichiro.kobayashi
@kiierichan

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ふたりで歩む人生の誓いを立てたセレモニー

2026年3月、「帝国ホテル大阪」で結婚式を挙げた小林仁一郎さんと恵利花さん。

厳粛なムードのなか、大切な人々に見守られ、お互いへの愛やともに歩む人生への誓いました。

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満面の笑みながら、ドレスの裾を踏まないかと緊張したというふたり。仁一郎さんはお父さまからのジャケットセレモニーを行い、「初めてネクタイをしてもらったときを思い出しました」とのこと。

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ウエディング・ドレスはフォーシスアンドカンパニー(アメリス)でセレクト。韓国ドレスらしい刺繍や煌めき、上品かつ可憐な雰囲気にひと目ぼれした一着。

セレモニーでの髪型はシニヨンにティアラをオン。ベールはやや下めに付けてもらいました。

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天井へと上がった50個のランタン

こだわりを詰め込んだオリジナリティ溢れる結婚式を夢見て、二人三脚で大切な日のための準備に取り組みました。恵利花さんが譲れなかったのはランウェイを作ること、そして『塔の上のラプンツェル』のようにランタンを飛ばすこと。

夢や理想を調整しながら叶えていく過程で、さまざまな演出や装飾アイテムなどをホテルに依頼して任せることはできたけれど、結果として自分たちで準備するアイテムが増えていったというふたり。苦労話は以下のインタビューにて。

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仁一郎さん(以下、敬称略) 「花嫁の願いは叶えるように」と育てられたので、妻が頭に描いた世界を実現しようと動き、特にランタンの演出は力を入れました。

恵利花さん(以下、敬称略) ランタンを扱う業者を探すところから始めて、おもりの形を変えたり、細かく調整してもらいました。空間のサイズに対し、きれいに上がるのが50個までと聞いて最大に。

仁一郎 16卓だったので各テーブル3個ずつ、高砂に2個で計50個です。糸が目立たないか、絡まらないかが気になっていましたがイメージどおりの仕上がりに。会場から歓声が上がり、大成功でした!

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恵利花 ラプンツェルと同じラベンダー色のドレスにもこだわって。「ランタンに大切な思いを込めて、幸せな未来を願って空に放ってください」と司会者に解説や手放す合図をしてもらったのですが、実はこれ、私が一生懸命調べて書いた台本なんです。式5日前の最終打ち合わせで、台本が必要なことが発覚し、震え上がりながら大慌てで作りました。自分たちで個々に細かく手配をして持ち込んだ代償のようなもので…。花嫁さんがよくいう結婚準備で大変だったことは前倒しでやっていたのに、予想外の事態に。

仁一郎 自由に自分たちの思うとおりにできた喜びがある一方、何もかも自分たちでやろうとして大変だったことも。大きな失敗はなく素晴らしい一日になりましたが、振り返ってみると、こうしておけばよかったと思うことはあります。

[写真]スポサブランカでオフショルダーや花の位置など調整してもらったキヨコ ハタのドレス。理想どおりのラベンダードレスと出合えました。

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ヘア&メイクはmemiさんとkaoriさん。生花を使ったヘアスタイルがキュート!

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エレガントな披露宴の空間ができるまで

白とラベンダーカラーを基調としたエレガントな会場装飾。ここに至るまでには、ハプニングや攻防戦もあったとか。

恵利花 見積もりの打ち合わせには仁ママ(ハイヒール モモコさん)が同席。あれいらん、これいらんと素泊まりプランかっていうぐらい削られました(笑)。決して高いプランではなかったのですが。もう、値切りすぎて帝国ホテルの方に帰ってくださいって言われそうなぐらい。

仁一郎 ゲストテーブルは花を全部なくしてキャンドルに変更しました。結果的にランタンの演出にしたので、キャンドルのほうが映えてよかったなとは思っています。

恵利花 ランウェイのスポットライトも削られそうになったので、本当にそれだけはやめて!と全力で止めた場面も。

仁一郎 費用は全部自分たちで負担したので、逆に結婚式にお金はかけるな、それなら新婚旅行にでも使いなさいと。

恵利花 仁ママは装花に1円もかけなかったという武勇伝があるからかもしれません。式場に花はいらないと断ったら、テレビ撮影が入って恥ずかしいからサービスさせてくださいと言われたそうで。

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仁一郎 不思議なことにこれにはかけなさい、という部分もありました。まずカメラマン。母のときはテレビも入るし、友人も撮るし大丈夫だと思っていて、フタを開けたら手元に写真がほとんどなかったと。それを受けて僕らはスチール、動画含めて11人のカメラマンを配置しました。作風もこだわった人選だったのに、誰がいつ何を撮影するかの指示ができていないことに後で気が付きまして…。

[写真]披露宴ではハーフアップに大きな白いリボンをつけた恵利花さん。ケーキ入刀の後ろ姿も愛らしく。

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恵利花 あと、仁ママの面白いエピソードとしては、花の代わりにゲストテーブルに何を置くかの話で「私のシャネルのバッグを置けばよくない?」と真顔で提案。16テーブルあるから16個、テーブルの名前もバッグの名前で呼べばいいと。えー、やめて! と思って、「ゲストが飲み物をこぼすといけないから」とやんわり断り、一瞬引き下がってくれたと思ったら「新品じゃないからダメか、やっぱり」って。そこじゃない、そこじゃないです!

仁一郎 バッグを置かれたら、何のイベントだか分からなくなるところでした。

恵利花 ゲストテーブルにはシャネルを購入したときにもらえる白いカメリアの花をさりげなく置くことに。高砂のソファにあるクッションとブランケットもシャネルです。夫が生まれたときにおくるみにしていたものをクッションにしたそうで、これはストーリーもあるし素敵ですよね。あと、かんざしとピアスも借りました。

仁一郎 ウエルカムスペースにはシャネルのハンガーも。あちこちの隠れシャネルにゲストも笑ってくれたと思います。

[写真]テーブル中央に上品に飾られたシャネルのカメリア。まさかそんな裏話があったとは思えないほどエレガントなコーディネートに。

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ランウェイは2段階段をつけて上げたところ、どこからでもふたりがよく見えたと好評だったそう。

仁一郎さん あと「食事がものすごく美味しかった」「サービスが素晴らしかった」と皆さんから言われました。急きょ参加となったゲストへの対応や、2歳未満の子どもたちがコーンスープを飲みたいと言いだしたことへの配慮など、そのホスピタリティに感動しました。何から何まで、帝国ホテルの方には感謝しかありません」

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新郎たっての希望で、和装のお色直し

和装は仁一郎さんのこだわり。着替えで時間がかかる中座の間は、多くの方々から寄せられたお祝い動画を流しました。ウイットに富んだメッセージの数々にゲストの皆さんは大盛り上がり。

[写真]ギャラリー唯一無二の白無垢姿で鏡開きを。モモコさんにお借りしたシャネルの髪飾りがキラキラ輝いています。

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仁一郎さん、モモコさんの親子2代で結婚式のブーケをお願いすることになったという、ミスピオニーの手まりのようなブーケ。

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最後に・・・

恵利花さん、花嫁の願いは叶いましたか?

恵利花 はい、叶えてもらいました。あんなに盛大な結婚式はもう十分ですが、ふたりだけの小さな挙式をするのもいいかなとは思います。今度はヨーロッパで本物の馬車に乗ってプリンセスみたいに。

仁一郎 ああ、次のタスクができました。ガラスの靴を用意して叶えなければ(笑)。

恵利花 楽しそうだし、いずれぜひ!

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仁一郎さんのお母さま、ハイヒール モモコさんに取材!

楽しいエピソードを受けて、おふたりには内緒でハイヒール モモコさんにも結婚式について伺いました。結婚式での“親の気持ち”にも注目を。

ハイヒール モモコさん PROFILE
吉本興業所属の漫才師。1982年11月にリンゴさんと「ハイヒール」を結成。1993年5月、「太閤園」で盛大な披露宴を開催。劇場やテレビで活躍するほか、YouTube 「モモコ新聞」やアメーバでのブログも人気。

@highheel_momoko


花嫁当時の気持ちと母として迎えた結婚式について>>

Q1 モモコさんご自身の結婚式は、いつ、どんな形で行われましたか?

1993年5月9日。藤田観光グループが運営していた「太閤園」(2021年に営業終了)で披露宴を、挙式はハワイで行いました。

夫とはテレビの企画で出会い、デートシーンを撮影したのが「太閤園」でした。担当の方から「結婚するなら太閤園で」とお話をいただき、そのときはまさか結婚すると思っていなくて、番組で「はい」と答えたため「太閤園」で披露宴を行いました。その番組の司会をされていたうつみ宮土理さんと旦那さまの愛川欽也さん(当時、お会いしたことはなかったのですが)に仲人をしていただきました。

先輩の春やすこ・けいこのやすこさんが6回お色直しをして3.2カラットのダイヤモンドをもらっていたのですが、「私より多くお色直しをして、私より大きいダイヤをもらいや」とアドバイスしていただいたので、7回お色直しをして、3.5カラットのダイヤモンドをもらいました。また、テレビ中継もあり、視聴率25%で関西人が全員見たというくらい祝っていただきました。

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Q2 花嫁のモモコさんが結婚式当日に感じたことはどんなことでしたか?

披露宴が終わるまでは嫌やったら別れたらいいと思っていたけれど、出席してくれた皆さんが貴重な日曜日におしゃれしてご祝儀を持ってきてくれたのを見て、披露宴をしたからには別れたらあかんなと思いました。それ以来、ほかの方にも披露宴を勧めるようになりました。

[写真]33年前に行われたモモコさんの結婚披露宴。純白のウエディング・ドレス、カラードレスなど7回お色直しをしました。ヘアスタイルもドレスに合わせてアレンジ、旦那さまのスーツも次々と変化。「妹は母の結婚式より多くお色直しをして、記録を超えたいと張り切っています」と仁一郎さん。

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Q3 仁一郎さんから結婚式をすると聞き、どんなアドバイスをしましたか?

「お金をかけようと思えばいくらでもかけられるし、質素にしようと思ったらいくらでも節約できるので、よく考えて」とアドバイスしました。あと、「お嫁さんのやりたいことを全部叶えてあげなさい」とも伝えました。

Q4 親として迎えた仁一郎さんの結婚式はいかがでしたか?

今回の式は息子たちがすべて決めたのですが、もっと出席者について把握しておくべきだったと反省しています。出席者の中には私の知人もいたのですが、時間の関係でご挨拶もできず…。花嫁側の親族の皆さんへの挨拶も時間を取れなかったことが心残りです。

あと、親のことは誰も見ていないかと思っていましたが、自身のインスタグラムを通して黒留め袖をほめられたので、意外と見られていると感じました。

Q5 おふたりへメッセージをお願いします。

ひとつの家庭を築き、大人として自立して頑張っていってください。「笑顔が絶えない家庭」「楽しい家庭」と口で言うのは簡単だけれど、それを実現するのは自分たち次第。ふたりで頑張ってほしいです。

※25ansウエディング 2026 Summer&Autumn号掲載(2026年6月23日発売)

※この記事は2026年8月7日時点のものです。

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