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川尻将由監督作『CHERRY AND VIRGIN』ファンタジア国際映画祭・長編アニメ部門で観客賞・金賞受賞!

  • 2026.8.6
映画『CHERRY AND VIRGIN』場面写真 (C)2027東映ビデオ width=
映画『CHERRY AND VIRGIN』場面写真 (C)2027東映ビデオ

川尻将由監督による初の長編アニメーション映画『CHERRY AND VIRGIN』(2027年公開予定)が、7月16日よりカナダ・モントリオールで開催されている北米最大級のジャンル映画祭「第30回ファンタジア国際映画祭」で長編アニメ部門 観客賞・金賞を受賞した。先日発表されたAnimation Plus部門の今敏コンペティションにおける審査員特別賞受賞と併せてダブル受賞の快挙となった。

【動画】ささやかながらも思わぬ大事件が『CHERRY AND VIRGIN』最新映像

短編デビューアニメーション映画『ある日本の絵描き少年』(2018)で、第40回ぴあフィルムフェスティバル準グランプリ、第23回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、第74回毎日映画コンクール大藤信郎賞など数々の映画賞を受賞し、高い注目を集めた川尻将由監督。

川尻監督初の長編アニメーション映画となる本作。創作に悩みくすぶりつづけるエロ漫画家の本田遼と、プロ作家になる夢に挫折した腐女子で現実の男性に苦手意識を持つ榎本亜美という、30歳前後の互いにリアルな恋愛をしたことがない二人が、あるきっかけを通して偶然出会い、とまどいながらも他者と交わって生きることの“苦しさ”と“愛おしさ”を知っていくさまが、現代のサブカルチャーを通して描かれる“普遍的なラブストーリー“として紡がれる。

川尻監督の前作『ある日本の絵描き少年』(18)と同様に実写映像素材をベースにしてアニメーションを制作する“ロトスコープ”と呼ばれる手法によって制作、アニメーションをベースにしながらも、実写、漫画の要素を取り入れ、制作に参加するクリエーターのさまざまなデザインと世界観が一つのシーン内に描き出されるという、川尻の独創的な従来のアニメーションの枠を超えた映像表現も魅力になっている。

なお、本作の主人公二人のキャラクターデザインはそれぞれ、エロ漫画家・本田遼は成人向け作品を中心に活躍する漫画家の高柳カツヤ、腐女子・榎本亜美は「26歳処女、チャラ男上司に抱かれました」を現在連載中の女性漫画家、仲春リョウが担当する。

さらにイメージボード・色彩設計を青春小説やライトノベルの装画で知られる、イラストレーターの前田ミックが手掛けた。また、ゲストとして漫画家・イラストレーターとして「恋愛代行」などの作品や人気Vtuberのキャラクターデザインでマルチな才能を見せる西沢5ミリらが出演。西沢5ミリは本人役としてアフレコしており、自らがデザインするアバターで登場する。

アニメ映画『CHERRY AND VIRGIN』は、2027年全国公開。

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