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連載20周年記念イベント『キンキンキングダム』に舞台版カイネ役・森莉那が潜入!【密着レポート】

  • 2026.8.6
『キングダム』連載20周年記念特別イベント「キンキンキングダム」の様子 width=
『キングダム』連載20周年記念特別イベント「キンキンキングダム」の様子

シリーズ累計発行部数1億2000万部を誇る人気コミック『キングダム』の連載20周年を記念した特別イベント『キンキンキングダム』が、東京・SHIBUYA TSUTAYAにて、現在開催中だ。会場には、登場人物を網羅した相関図パネルや、あの“矛”を手に取ることができるフォトスポットなど、ファンにはたまらない展示が用意されている。ひんやり快適な空間でありながら、20年分の熱量をアツアツで体感できるこの催しに、8月9日より開幕する舞台『キングダムII -継承-』にカイネ役で出演する森莉那が潜入。さまざまな展示を笑顔で楽しんだ。

【写真】王騎将軍の矛も! 「キンキンキングダム」の展示に森莉那も夢中!

会場外からも見える「キンキンキングダム」と書かれた涼し気なのれんのビジョンから顔をのぞかせるのは、主要キャラクターたち。エントランスのキンキン風鈴回廊には100個を超える風鈴が吊るされており、その短冊には漫画に登場するセリフがズラリ。そして、エントランスウォールにはさわやかな水色の線で描かれたキャラクターがドンと大きく描かれ、来場者を歓迎するように出迎える。

そんな回廊を抜けると、クールな印象から一転、気温は涼しくとも戦国さながらにアツアツなイベントであることが判明する。会場に足を踏み入れた森は、早速約400ものキャラクターが描かれた「アツアツ相関図」の中から、自身が演じるカイネを発見。その笑顔からは役への愛情がにじみ出ているようだった。

このほか、作中の擬音などを立体パネルにした「オノマトペ モニュメント」の迫力に圧倒されたり、「連載20周年カウントアップムービー」を真剣な眼差しで見入ったり、クイズ形式で初心者にも分かりやすく物語の世界観を楽しめる「キングダムのここがアツい。『Q&Atsui』」に足を止めたりと、いろいろな場所で大いに刺激を受けていた。

続いて今回の展示の一番の目玉ともいえる、王騎の矛を手にもって写真撮影ができる「矛フォトスポット」を訪れる。矛を手に取り、何とか持ち上げるも、その重さに「ちょっともう、無理かも…!」と、思わず辛そうな言葉を漏らす。それもそのはず、矛の長さは約2m、重さはなんと18kg! そんなものを戦場で振り回す腕力や体力の凄まじさを、体感できるスポットになっている。

また、アツい檄を飛ばす将軍の気持ちを味わいながら、作品に没入するように写真が撮れる動く巨大フォトスポット「檄フォオォオォォトスポット」では、自らスマホカメラを構えて撮影するも、そのド迫力に驚きを隠せない様子。

最後に、このイベント用に企画されたアイテムを購入できるショップの横に設置された「複製原画ギャラリー」を鑑賞。ダイナミックながら細やかな描き込みをその大きな瞳でまじまじと見つめており、壮大なスケールの物語を描き上げるその画力に心を奪われているようだった。

展示を楽しんだ直後の森に、この特別イベントの感想やまもなく開幕を迎える舞台への想いなどを語ってもらった。

◆カイネ役・森莉那が気になった展示は?

――今まさに、「キンキンキングダム」を体験し終えたばかりですが、ご覧になってみていかがでしたか?

森:20周年という歴史も感じましたし、臨場感あふれる展示の数々で、すごく楽しんで見させていただきました。これから舞台として上演も始まりますが、映画やアニメなどでもたくさんの方々がこの作品に関わってきていらっしゃいます。改めてこの年月の重みを背負って、その方々に恥じぬよう、楽しんでいただける作品にしていきたいです。原作の軌跡をたどることができました。

――気になる展示は?

森:やっぱり一番の目玉は王騎将軍の矛ですね。あれは、すごかったです。今回の舞台の中でも、矛は王騎将軍からの継承という大きなテーマになっているものでしたので、18kgもの重さを持ち上げるのも大変でしたが、それだけの重みを感じました。物理的な重さだけでなく、本当にたくさんのものを背負って使われてきた矛だと実感できたので、持つことができてよかったです。ワクワクする体験でした!

――山口祐一郎さんが演じる王騎の姿はいかがですか。

森:本当に素晴らしいです。もちろん、王騎というキャラクターは映画やアニメなどでいろいろな方が演じられていますし、きっとみなさんが大好きなキャラクターかと思いますが、山口さんが演じる王騎は、本当にすごい。人間味も感じられますし、背中を追いかけたくなるようなカッコいい王騎を演じていらっしゃいます。絶対に、みなさん感動して泣いちゃうと思いますよ。稽古場で見ていても、ものすごくいろいろなものを背負いながら、それでも前を走ってきた将軍として、とても説得力のあるお芝居をされていて、感動しますし、尊敬しています。本当に、王騎としてその場に生きていらっしゃいます。魅力的ですね。

――会場展示の相関図から、演じられるカイネも見つけられていましたね。

森:お稽古場では、敵国の人間としての立ち位置なので、少し不思議な感覚でしたが、見つけられてすごくうれしい気持ちになりました(笑)。カイネ自身の歴史、どうしてこういう性格になったのかを知りたくて、連載が始まる前の読み切り作品「李牧」を国会図書館に行って読みました。今回の舞台に李牧は登場しませんが、李牧様との信頼関係や軍師としての戦争の考え方など、カイネを演じるうえでしっかりと深めていきたいと思って、研究しています。カイネはすごく魅力的なキャラクターですね。

――複製原画の展示もありましたが、ご覧になってみていかがでしたか。

森:本当にダイナミックだし、とても細かく描かれていると思いました。それだけで熱気や迫力が伝わってきますし、すごいパワーを感じますね。

――舞台版だからこその魅力はどんなところ?

森:原作の漫画の中でも描かれていますが、キャラクターそれぞれにストーリーがあります。舞台では、そのそれぞれに焦点を当てて描かれていると思いますし、臨場感あふれるアクションが何より素晴らしいんです。本当にみなさん体を張って役としてその場に生きることを、必死でやっています。戦いとは何か、そこで生きていく意味など、それぞれに目的があって、キャラクターが存在している。そういうところを、より身近に感じていただけるのではないかと思っています。

――森さんは、舞台『千と千尋の神隠し Spirited Away』のロンドン公演で千尋役(アンダースタディ)として出演し、中国上海、韓国公演にも参加されています。舞台人として大きな活躍をされていますが、舞台の魅力や面白さをどのようなところに感じていますか。

森:舞台は、お客さまと役者とで、その空間と時間を生で共有しているところが大きな魅力だと思っています。「キングダム」もそうですが、生で戦っている姿をその場で見られるというのは、大きな魅力です。千尋を演じているときも、その街によって、日によって、お客さんの空気も全く違いました。その違いを一緒に共有しながら、作品を作っていく――その場で生きてく、というところが私はすごく大好き。そこが、私の舞台が好きな理由ですね。お客さまにも、そう見えるというだけではなくて、その場で生きている、目の前で生きていることを感じ取ってほしいです。そこに真摯に向き合いたいですし、そう願いながら日々稽古に挑んでいます。

(取材・文:宮崎新之)

『キングダム』連載20周年記念の特別イベント「キンキンキングダム」は8月11日まで、東京・SHIBUYA TSUTAYAにて開催中。

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