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「3人で決めよ、あの人は抜きで」仲間外れの相談を全員に誤送信したママ友。4人の関係が終わった瞬間

  • 2026.8.5

4人のグループに届いた一文

子どもが同じクラスになったことをきっかけに、私にはよく話すママ友が3人できました。

行事のあとにお茶をしたり、長期休みの前にランチへ行ったりする程度の付き合いです。4人の連絡用グループもあり、学校の持ち物や行事について教え合っていました。

ある日の夜、その中の一人からメッセージが届きました。

「来週、久しぶりにみんなでランチしない?」

私は予定を確認し、「水曜日以外なら大丈夫です」と返信しました。

すると数分後、同じグループに新しいメッセージが表示されました。

「3人で決めよ。あの人は抜きでいいよね」

一瞬、意味が分かりませんでした。

けれど、4人のうち日程を返したのは私だけです。「あの人」が誰を指しているのか、考えるまでもありませんでした。

すぐにメッセージは削除されましたが、私はすでに読んでいました。

「ごめん、送り先を間違えた」

続けて届いた謝罪を見て、胸の奥が冷たくなりました。

間違えたのは送り先であって、私を外そうとした内容そのものではありません。

ほかの二人からも、戸惑ったような返信が届きました。

「私、その話は聞いてないよ」

「どういうこと?」

どうやら、二人も事前に相談されていたわけではなかったようです。グループを作った本人が、私を除いた3人の予定を勝手にまとめようとしていただけでした。

送信したママ友は、慌てて言葉を重ねました。

「人数を勘違いしただけ」

「深い意味はないから」

しかし、誰からも返信はありませんでした。

「送り先だけの間違いですよね」

翌朝、校門の前でそのママ友に呼び止められました。

「昨日のこと、本当にごめん。変な意味じゃなかったの」

周囲を気にしながら笑う姿を見て、私は静かに答えました。

「送り先を間違えただけですよね。書いた内容まで間違いだったとは思えません」

相手の笑顔が止まりました。

「だから、あれは言葉が足りなかっただけで……」

「もう説明しなくて大丈夫です」

私はそれだけ伝え、子どもの教室へ向かいました。

その日の午後、ほかの二人から個別に連絡がありました。

「あんな話になっているなんて、本当に知らなかった」

「嫌な思いをさせてごめんね」

二人が謝ることではないと返しましたが、以前のように4人で集まる気持ちにはなれませんでした。

その後、グループでは学校に関する必要な連絡だけが交わされるようになりました。ランチやお茶の誘いはなくなり、数週間後、私は区切りをつけてグループを退出しました。

元の4人には戻らない

グループを離れてみると、学校での付き合いは思っていたより広いことに気づきました。

学童のお迎えで会う保護者と話したり、子どもが仲良くしている友達の母親と公園で過ごしたりするようになったのです。

誰かの機嫌をうかがう必要も、誘われているのか外されているのかを気にする必要もありません。ほどよい距離で話せる関係のほうが、私には合っていました。

半年ほどたった頃、誤送信をしたママ友から再び声をかけられました。

「また4人で集まらない? いつまでも気まずいままなのも嫌だし」

私は少し考えてから答えました。

「せっかくですけど、私はもう戻らなくて大丈夫です」

相手は何か言いかけましたが、私は会釈をしてその場を離れました。

あの誤送信が原因で関係が壊れたのではありません。見えていなかった相手の本音が、たまたま全員の前に表れただけだったのでしょう。

一度知ってしまった本音をなかったことにして、以前と同じ関係へ戻ることはできませんでした。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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