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猛暑でも涼しげ!シダ植物の魅力と育て方のコツ 日陰や室内でも楽しめるおすすめ【8選】

  • 2026.8.5

猛暑でも涼しげ!シダ植物の魅力と育て方のコツ 日陰や室内でも楽しめるおすすめ【8選】

毎日、厳しい暑さで庭やベランダに出る機会も減ります。せめて涼しい日陰や室内で植物に触れたいと思ったら、ぜひお勧めしたいのがシダ植物です。みずみずしい緑の葉が風に揺れる軽やかな雰囲気! 驚くほど多くの種類があって、楽しみ方のバリエーションも豊富です。

花は咲かないけれど、緑の葉がピースフル

シダ植物は、苔(コケ)や藻(モ)などと同じく胞子によってふえます。花をつけないかわりに、成長すると葉の裏などから胞子をばらまいて発芽。4億1千年も前、水からはじめて陸上に上がってきた植物といいます。

シダ植物といえば、最初に思い浮かぶのがワラビやゼンマイなど、食べられる山野草でしょうか。春にくるくると巻いた新芽が伸び出すさまは、生命力にあふれています。冬に地上部が枯れるシダ植物は、毎春にあの姿が見られるのも楽しみです。

ワラビなどは日当たりのよい場所でも育ちますが、多くのシダ植物は直射光を浴びると葉焼けをします。半日陰から明るい日陰、屋内の栽培がぴったり。水やりは鉢土が乾いてからがよいものの、葉水は毎日でも大丈夫です。みずみずしい緑の葉は見ているだけで、気持ちを安らかにしてくれます。楽しみ方のアイデアも写真で紹介します。

葉の形もさまざまに楽しめるシダ植物8選

シェードガーデンの主役級【オシダ】

草丈:100~150cm

日本の冷涼な山地に自生する大型の落葉性シダ。放射線状に大きな葉を広げて、シェードガーデンの主役になります。冬は地上部が枯れますが、春に繰り出す新芽は生命力に溢れてワイルド。暑さはやや苦手なので、暖地では鉢植えで涼しい場所で夏越しさせます。

ふわふわと広がる独特の触感【クラマゴケ(セラギネラ)】

草丈:約20㎝(這い性)

北海道から九州まで、広く日本各地の山林などに自生します。葉が小さいことから「コケ」の名前がついていますが、地表を這って広がるシダ植物で、やわらかな感触が魅力です。半日陰~日陰の湿り気味の場所であれば、手間なく育ちます。寄せ植えや小鉢仕立てなどにも。

フラワーアレンジメントにも人気【レザーファン】

草丈:10~100cm

南半球の温帯から熱帯に分布。本来は岩や木に着生しますが、日本の園芸界では鉢物として流通します。また、光沢があって美しい葉の形から生け花やフラワーアレンジメントでも人気です。シダの中では比較的乾燥に強いものの、夏の室内での高温乾燥に気をつけます。

艶のあるユニークな形の葉【カンガルーファン】

草丈:30~40cm

オーストラリアやニュージーランドに自生する常緑性のシダで、現地では樹木に着生して育ちます。カンガルーの前足に似た葉の形がユニーク。冬越しには5~10℃が必要なので鉢植えで直射日光を避けて栽培し、空中湿度を保つように定期的に霧吹きをします。

恐竜時代を思わせる木性シダ【ディクソニア(ヘゴシダ)】

丈:約4m

オーストラリア原産の木性シダ。インドネシアの植物園で恐竜時代を思わせる雰囲気の株を見たことがありますが、1年に数センチしか育ちません。日本では関東南部で地植え栽培が可能。直射日光で葉焼けするため、半日陰~日陰で栽培して株全体に水やりするのがおすすめです。

丸い葉っぱが愛らしく並ぶ【ボタンファーン(ペラエア)】

草丈:20~40cm

ニュージーランドの固有種で常緑性のシダ植物です。光沢のある丸い葉によってボタンファーンと呼ばれ、学名はペラエア。春から秋は戸外で栽培できますが、夏の強光線によって葉焼けするので、明るい日陰で育てます。乾燥に弱いため、水切れさせないように気をつけて。

新芽は食用にされる着生シダ【オオタニワタリ(アスプレニウム)】

草丈:30~200cm

日本の南部から台湾にかけて自生する大型のシダで、樹木や岩肌などに着生しています。迫力ある姿を再現するようなディスプレーも魅力です。春から秋は戸外で栽培できますが、葉焼けさせないように50~75%の遮光をします。沖縄では新芽をてんぷらなどで食します。

多くの園芸品種があるシダの代表格【タマシダ(ネフロレピス)】

草丈:20~50cm

世界中の熱帯から温帯に自生して、‘ツデー’や‘ボストンファン’などの多彩な品種があります。長く伸びる葉が特徴で、成長すると波打つエレガントな姿に。大きく育った株は見ごたえがあり、吊り鉢などに仕立てて楽しみます。直射光では葉焼けするため、明るい日陰などで。

シダ植物は、冬に殺風景な庭のかわりに室内で楽しむのもよいし、猛暑の夏にも室内で涼し気な様子が楽しめます。100円ショップでも売っているミニ観葉からでも、手軽に楽しんでみませんか。

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