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水やりほぼ不要で玄関先がおしゃれに決まる!ドライガーデン向き乾燥に強い植物【8選】

  • 2026.8.4

水やりほぼ不要で玄関先がおしゃれに決まる!ドライガーデン向き乾燥に強い植物【8選】

ドライガーデンとは乾燥を好む植物をメインにした植栽です。乾燥地帯に自生する多肉植物など、ユニークな姿形の植物を組み合わせ、玄関先やアプローチで視線を引きつけます。さらに、水やりの手間がなく楽しめるので、人にも環境にもやさしい庭として注目されています。

ドライガーデンとはどんなもの?

近年は南アフリカやオーストラリア、中南米などの南半球に自生する植物が次々に紹介されて人気を博しています。南アフリカ原産の球根植物ケープバルブや、オーストラリア原産のユーカリをはじめとするオージープランツ、中南米原産のアガベなどの多肉植物です。

これらにくわえ、園芸植物として古くから親しまれてきたラベンダーやエキナセアなど、乾燥に強い植物を中心にした植栽をドライガーデンといいます。水やりの必要がほとんどなく暑さにも強いのが特徴です。

そのため干ばつにしばしば見舞われて水やりの時間制限があるオーストラリア、アメリカの西海岸などで広まってきました。さらに近年は水の乏しい地域の節水型ガーデニングとしてゼリスケープガーデンとも呼ばれ、新たなガーデンスタイルとして注目されています。

多彩なスタイルをもつドライガーデン

一般的にドライガーデンといって思い浮かぶのは、茎葉に水分を蓄えて乾燥に強いアガベなどの多肉植物を利用した植栽です。ブルーグレーなどの個性的な葉色や造形的な草姿を生かすとダイナミックな植栽が楽しめます。寒さで冬越しが難しい地域ではコンテナで栽培して、冬は屋内に取り込んでもよいでしょう。

大型ではなくても、草姿や葉色の異なる多肉植物を組み合わせた植栽は、変化や動きが出せておもしろいものです。

また、地中海沿岸地域~中東原産のラベンダーやサルビア、ゼラニウム、エリンジウム、オレガノなどのハーブ、サントリナなどのシルバーリーフ、グラス類などの乾燥に強い植物を組み合わせても、暑さに強く水やりの手間がかからないドライガーデンができます。

これらのガーデンは斜面を利用して、水はけをよくしているものが目立ちます。乾燥に強い植物は高温多湿に弱いことが多いので、日本の暖地でドライガーデンをつくるときも、やや用土を盛り上げて水はけよく植えつけるのがおすすめです。土留に流木や石などを用いると見栄えとともによいでしょう。

ドライガーデンにおすすめの植物8選

スタイリッシュな造形で人気急騰【アガベ(リュウゼツラン)】

草丈:10~200㎝
アメリカ南部から中南米の乾燥地帯に自生して冬越しには0℃以上が必要。多肉質の葉にトゲがあったり、白い毛をまとうもの、白や黄色の斑入りなど、多彩な品種があります。直径10㎝ほどの鉢植えでコレクションしたり、アプローチを大型種で飾るなど楽しみ方もさまざまです。

薬用や食用でなじみ深い多肉植物【アロエ】

草丈:10~200㎝
開花期:12~2月(品種による)
葉の内部にゼリー状の組織があって、薬用や美容などにはキダチアロエ、食用にはアロエ・ベラなどが利用されています。暖地では庭植えで冬越しできて、赤やオレンジ色の穂状の花を2か月ほども開花。かつては「医者いらず」のハーブとして、よく栽培されていました。

花を思わせる葉の重なりが美しい【アエオニウム】

草丈:5~100㎝
カナリア諸島などに36種の原種が分布。ロゼット状に整って展開する葉が美しく、斑入りや多彩な葉色の園芸品種もあります。店頭で販売されているときはロゼット状の1株でも、成長に伴い低木状に茎立ちするものが主流です。暖地では軒下などで冬越しできます。

近年、ガーデニング素材として注目【ユーフォルビア】

開花期:5~7月
草丈:20~100㎝
地中海沿岸地域などに自生して、原種だけで2000種もあるとされます。サボテンのようなトゲのあるものやユニークな花穂を立ち上げるものまで、いずれも暑さや乾燥に強くてドライガーデン向き。造形的なフォルムが注目を集めるため、近年は庭でもよく利用されます。

比較的暑さに強いラバンディン種で【ラベンダー】

開花期:5~7月
草丈:20~120㎝
ハーブとして親しまれていて草花と思いがちですが、じつは低木です。コモンラベンダー(イングリッシュラベンダー)は高温多湿に弱いため、暖地のドライガーデンにはラバンディン種を用います。水はけよい用土で乾燥気味に育てますが、開花中の水切れには注意を。

夏の庭で人気を集めている多年草【エキナセア】

開花期:6~9月
草丈:40~90㎝
北アメリカ原産で、暑さや乾燥に強い多年草として人気が出ています。多彩な園芸品種があり、カラフルで大きな花は夏花壇にぴったり。過湿が苦手なのでドライガーデンに向いています。冬は地上部が枯れますが、寒さに強く春にふたたび芽を出して開花します。

美しい花穂が長く楽しめる【サルビア・ネモローサ】

開花期:5~7月
草丈:30~60㎝
サルビアの仲間で、しっかりした茎に小花を密につけて、花後も萼が残って長く楽しめます。なかでも‘カラドンナ’という園芸品種は花色が濃く長い花穂で人気です。暑さ寒さに強いものの過湿を嫌うため、乾燥気味に育てると年々大株になり、多くの花茎を立ちあげます。

四季咲きで耐寒性の強さが抜群【ゼラニウム】

開花期:3~12月
草丈:20~90㎝
現在はペラルゴニウム属に分類されている多年草。多肉質の茎をもって乾燥に強く、ヨーロッパでは窓辺を飾る花として愛されてきました。茎が枝垂れるアイビーゼラニウムやハーブとして利用されるセンテッドゼラニウムなどもありますが、いずれも乾き気味を好みます。

年々暑さ厳しくなる夏のガーデニングを少しでも手間なく楽しむために、水やりの必要がほとんどないドライガーデンの植栽も取り入れてみてはいかがでしょう。

※2024年7月31日に配信した記事を再編集しています。

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