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「別の日にご案内できますか」予約のたびに届く美容師の返信に、通うのをやめかけた私

  • 2026.8.5
ハウコレ

メッセージ欄に打ち込んだのは、「私、来ないほうがいいですか」という短い一言でした。

既読のあと、画面には「入力中」の表示だけが長く続きます。予約の完了通知のすぐ下に、担当美容師からの見慣れた書き出しのメッセージが並んでいました。

また同じ文面が届いた

カラーで一度ひどい失敗をしてから、私は今の美容師さんを指名して通っています。腕は確かで、仕上がりに不満を持ったことは一度もありません。ただここ数カ月、予約を入れるたびに決まって返信が届くのです。

「その日は混み合いそうなので、別の日にご案内できますか」

3回目ともなると、文面を開く前から内容の見当がついてしまいます。私は提案された日に予定を組み直し、短いお礼だけを返しました。

同僚の一言で疑いが形になった

昼休みに、同僚へ何気なくその話をしました。

「それ、遠回しに断られてるんじゃない?」

冗談めかした言い方でしたが、その一言は帰り道もずっと頭に残りました。提案される日は、いつも空いていそうな日ばかりです。指名を続けるほうが、かえって迷惑なのかもしれない。次の予約を入れる指が、アプリの画面の上で行き先をなくしました。

送るか迷った一言

数日後、私はメッセージ欄に短い一言を打ち込みました。

「私、来ないほうがいいですか」

消しては打ち直し、結局そのまま送りました。すぐに既読がつき、画面には「入力中」の表示が長く続きます。届いたのは、いつもの定型とはまるで違う長さの返信でした。

「カラーの仕上がりまで、私が最後まで担当したいんです。混み合う日は、途中をほかのスタッフに任せることになってしまうので」

初めて来店した日に私が前の店での失敗を話したことまで、その返信には書かれていました。

そして...

提案された日、私はいつも通り席へ案内されました。鏡の中で頭を下げた美容師さんへ、理由は先に言ってほしかったと伝えると、「先に理由をお伝えするべきでした。すみません」と返ってきました。勝手に嫌われたと決めつけて、そっけない返事を重ねていたのは私も同じです。次の予約は、混み合わなそうな日を自分から選んで入れました。

(30代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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