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「搭乗口までお越しください」呼ばれてやっと来た乗客→乗客の見せた態度に感じた違和感

  • 2026.8.3

搭乗口で待っていたとき

出張で飛行機を利用したときのことです。

時間に余裕を持って保安検査を済ませた私は、搭乗口近くの椅子に座り、案内が始まるのを待っていました。

やがて搭乗が始まり、乗客が次々と機内へ向かっていきます。

私も案内された順番に列へ並び、搭乗券を確認してもらいました。

ところが、ほとんどの乗客が搭乗を終えたころ、場内にひとりの乗客を呼び出すアナウンスが流れたのです。

「〇〇便をご利用の〇〇様、搭乗口までお越しください」

搭乗口のスタッフは周囲を見渡しながら、同じ名前をもう一度呼びました。

繰り返された最終案内

私は飛行機へ続く通路の手前で、少しのあいだ待つことになりました。

その間にも、先ほどと同じ乗客を呼ぶ案内が繰り返されます。

「まもなく搭乗手続きを終了いたします」

スタッフの声から、出発時刻が迫っていることが伝わってきました。

ただ、呼ばれている本人がどこにいるのかは分かりません。

体調を崩したのかもしれませんし、搭乗口を間違えている可能性もあります。

事情を知らない以上、遅れていることだけで責めるのは違うと思いながら、私はその場で様子を見ていました。

すると、離れた通路の向こうから、ひとりの男性が歩いてきたのです。

手には、空港内の店でもらったらしい紙袋を提げていました。

ようやく現れた乗客

男性が搭乗口へ近づくと、スタッフがすぐに声をかけました。

「〇〇様でしょうか。お待ちしておりました」

男性は搭乗券を取り出しながら、短く名前を答えました。

しかし、何度も呼ばれていたことを気にする様子はなく、急いでいるようにも見えません。

スタッフが搭乗券を確認している間も、男性は紙袋の中をのぞいたり、腕時計を見たりしていました。

もちろん、私には男性が遅れた理由までは分かりません。

アナウンスに気づかなかっただけかもしれませんし、何か避けられない事情があった可能性もあります。

それでも、スタッフから「お待ちしておりました」と声をかけられたなら、ひと言くらい返してもよいのではないかと思ってしまいました。

「お待たせしました」

その短い言葉があるだけで、受け取る印象はずいぶん違ったはずです。

男性が機内へ向かったあとも、スタッフは表情を変えず、搭乗口の確認作業を続けていました。

時間どおりに出発するため、見えないところで多くの人が動いているのでしょう。

事情があるときほど、周囲へのひと言を忘れないようにしたい。

あの日の出来事を見て、私はあらためてそう感じました。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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