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恩田陸の傑作ミステリーが岸井ゆきの主演で実写化! 『連続ドラマW 恩田陸 ユージニア』11月8日放送・配信スタート

  • 2026.8.3
『連続ドラマW 恩田陸 ユージニア』雑賀満喜子(岸井ゆきの)の役写真 width=
『連続ドラマW 恩田陸 ユージニア』雑賀満喜子(岸井ゆきの)の役写真

岸井ゆきのが主演する『連続ドラマW 恩田陸 ユージニア』(全6話)が、WOWOWにて11月8日より毎週日曜22時に放送・配信されることが決まった。岸井はWOWOW初主演。

【写真】 恩田陸の傑作『ユージニア』書影

本作は、恩田陸が2005年に発表し、第59回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)に輝いたミステリー小説『ユージニア』を映像化。

北陸、K市の名家で発生した、17名が死亡した毒殺事件(中大垣町大量殺人事件)で幕を切る本作は、第一発見者で事件を題材にした作品を書いた小説家、生き残った盲目の少女、事件を追うライターなど、3人の女性をはじめ、関係者たちが、30年の時を経てもなお、毒殺事件にほんろうされていく様子を描く。

主演の岸井ゆきのが演じるのは、11歳で大量毒殺事件の目撃者となり、30年間その記憶に人生を侵食され続け、話す相手によって、声色もしゃべり方も変幻自在に変える女、雑賀満喜子。

脚本は安達奈緒子が担当する。安達奈緒子×岸井ゆきのはNHKの土曜ドラマ『お別れホスピタル』(2024)、『お別れホスピタル2』(2026)でおなじみのタッグ。

メイン監督を務めるのは古川豪。もう一人の監督として川井隼人が参加する。

本作は、WOWOWで初の恩田陸作品の映像化、安達奈緒子による脚本はWOWOW初、古川豪がメガホンをとるのはWOWOW初、そして岸井ゆきのがWOWOW初主演と、WOWOW初の4拍子で送る。

さらに岸井演じる満喜子の役写真が解禁となった。満喜子は20代である1980年代に事件にほんろうされる人々の話を聞いて回った。そして、40代になった2000年代、とあるライターより事件の真相を問われる。30年の時代の流れを、一人で見事に演じきった。

岸井は「人生は選択の連続であるはずなのに、自分の意思とは別に、巻き込まれてしまった、つまり運命にもたらされた現実の中でそれぞれがどう生きるかの軌跡だと感じます。記憶されたものと記録は同じものではないかもしれません。是非楽しんで観ていただければ幸いです」と視聴者にメッセージを寄せた。

原作者の恩田陸は「映像版は、またひとつの新たな『ユージニア』になっていると思います。素晴らしい脚本とキャストに恵まれ、私も皆さんと一緒にワクワクしています」としている。

『連続ドラマW 恩田陸 ユージニア』は、WOWOWにて11月8日より毎週日曜22時放送・配信(全6話)。

※岸井ゆきのらのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■岸井ゆきの(雑賀満喜子 役)

・本作の主演が決まった時の印象
恩田先生の小説は中学の頃から拝読していたので、オファーはとても嬉しく、同じくらいのプレッシャーもありました。
安達奈緒子さんの脚本だと聞き、いつも多角的に世界を描いていく安達さんとならこの物語に一緒に飛び込めるかもしれないと感じました。
・実際に演じられてみて
話す人や、その時の気持ち、状況によって話す速度やイメージが変わる役だったので、シーンとシーンの繋がりを気にせずお芝居をするのは新鮮でした。

・視聴者の皆様へのメッセージ
人生は選択の連続であるはずなのに、自分の意思とは別に、巻き込まれてしまった、つまり運命にもたらされた現実の中でそれぞれがどう生きるかの軌跡だと感じます。
記憶されたものと記録は同じものではないかもしれません。是非楽しんで観ていただければ幸いです。

■恩田陸(原作者)

・「ユージニア」の映像化が決まった時のお気持ち
2005 年の刊行以来、海外からも含め映像化のオファーはいろいろいただいていたのですが、刊行 20 年目の節目に映像化が決まったのは、完全版が出たこともあり、感慨深いものがあります。

・視聴者の皆様へのメッセージ
映像版は、またひとつの新たな『ユージニア』になっていると思います。素晴らしい脚本とキャストに恵まれ、私も皆さんと一緒にワクワクしています。

■安達奈緒子(脚本)

・視聴者の皆様へのメッセージ
脚本の大筋ができた頃、恩田陸先生にお目にかかる機会をいただきました。この難解であるがゆえに取り憑かれてしまう物語の“正解”が掴みたくて、わたしは縋る思いでさまざまお尋ねし、恩田先生はそのすべてに丁寧に答えてくださいました。でも先生は“わかりやすい正解”を絶妙に回避されていたように思います。
『ユージニア』は読者や視聴者を、“傍観者”という安全な場所から引きずり出す物語だと感じています。否応なく事件に巻き込まれ、自分が見たものが見たまま真実だと言いきれるのか、物語が進むにつれてわからなくなってしまう。そのそれぞれの“体験”を映像にする。大変な挑戦だと思います。けれどわたしは、この物語の駆動である満喜子が掴んだ、満喜子だけの“真実”を見てみたいと思いました。
岸井ゆきのさんが、その身体を通じて満喜子の体験を紡ぎ出してくださっています。「真実を知っているのはわたしだけ」という陶酔感に一緒に浸っていただけたらと思います。

■古川豪(監督)

・視聴者の皆様へのメッセージ
世界的ベストセラー小説の実写化に携わらせていただけたこと大変光栄です。
恩田陸先生が作り上げた唯一無二の世界観、ページをめくる手を止められないあの感覚を大切に、岸井ゆきのさんはじめ豪華キャスト陣、大切なスタッフたちとともに作りました。是非よろしくお願いいたします。

■山田雅樹(WOWOW/コンテンツプロデュース局ドラマ制作部 チーフプロデューサー)

・視聴者の皆様へのメッセージ
『ユージニア』を初めて読んだ時、読み終えた後も何かが心にくすぶり続け、まさに、それが原作世界の澱のようになかなか離れてくれませんでした。美しい過去の記憶の情景の中に描かれた事件。「誰がやったのか」ではなく「なぜ人はこの事件に狂わされ損なわれ続けるのか」という問い。そして、読者自身が物語に「参加している」ような感覚——原作出版のKADOKAWA の小寺プロデューサーにお声がけいただき、角川大映スタジオのご協力のもと、脚本に安達奈緒子さん、古川豪監督、そして、主演に岸井ゆきのさんを迎え、「この作品はこれまでにないドラマになる」という確信がありました。本作の原作『ユージニア』は、米・ニューヨーク・タイムズ、英・ガーディアン、ドイツ・ミステリー界をはじめ、6 言語に翻訳され、世界中で読まれてきた物語です。その傑作が、いよいよ映像になります。事実を超えた真実で、どうか震えていただけたら幸いです。

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