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人気お茶ブランド、ルイ・ヴィトンに敗訴 ロゴ騒動の結末

  • 2026.8.2

急成長中の人気のお茶ブランドが、世界的ラグジュアリーブランドとのロゴ争いに敗れ、高額の賠償を命じられました。

花びら型ロゴが酷似と判断

争点となったのは、花びらが4枚並んだような模様のロゴです。裁判所は、このデザインがラグジュアリーブランド側の登録商標に酷似していると判断しました。判決を受け、SNS上では大きな論争が巻き起こり、関連するハッシュタグは4億回以上閲覧されています。

画像: 焦点となった花びらロゴ 出典:molleytea_australia / instagram
焦点となった花びらロゴ 出典:molleytea_australia / instagram

中国の裁判所が認定

判決が出たのは、中国・江蘇省の蘇州市中級人民法院です。6月29日深セン発のティーブランド「Molly Tea(モーリーティー)」が、ルイ・ヴィトンの登録商標7件の権利を侵害したと認定されました。

裁判所はMolly Tea側に対し、経済的損害賠償として1000万元、訴訟費用として30万元、合計1030万元(約1500万ドル、日本円で約2億3000万円)の支払いを命じています。共同被告となった提携飲食店にも、最大10万元の連帯賠償が命じられました。

急成長したティーブランドの正体

Molly Teaは2021年に深センで創業した、ジャスミンなど花を使ったお茶が人気のティーブランドです。現在、中国本土に2300店舗以上、米国・カナダ・オーストラリア・英国・タイ・インドネシアなど海外にも約50店舗を展開しています。

同社が申請した複数の商標は、中国国家知識産権局によって却下されており、認められたのは「Molly Tea」の中国語表記の商標のみだったといいます。

世論はティーブランド支持に

一方のルイ・ヴィトンは、1896年に考案された四つ花弁のモノグラムが今年で誕生130周年を迎えており、同社は「創造性を象徴する普遍的なシンボル」だとしています。

しかし今回の判決を受け、中国のSNS上では「Molly Teaは裁判に負けたが、世論には勝った」というハッシュタグが3000万回以上閲覧されるなど、Molly Teaを支持する声が広がりました。

一部の国営メディアは、唐代の琵琶に施された文様とモノグラムの類似性を指摘し、伝統的な中国文様が海外ブランドに"独占"されているのではとの議論も呼んでいます。Molly Tea側は判決を不服として上訴する方針を明らかにしており、ロゴについても一部を色付きのデザインに変更しました。ルイ・ヴィトン側は、今回の判決についてコメントしていません。

Photo: Magnific

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