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「非の打ち所がない」「凄まじく面白い」『VIVANT』に迫る”好発進”を記録した【日曜劇場】“豪華キャスト”が集結

  • 2026.8.29

圧倒的なスケール感と重厚な人間ドラマで、毎週末のお茶の間を熱狂させてきたTBS系「日曜劇場」。初回から驚異的な高視聴率を記録する好スタートや、豪華キャスト陣による圧巻の名演によって、放送後も色あせず人々の記憶に刻まれる名作が、これまでも数多く生み出されてきました。

今回は、そんな“語り継がれる日曜劇場”5作品をセレクト。本記事では第2弾として、オーケストラの音楽を通して心を通わせ、家族の再生を描いた温かなヒューマンドラマをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

語り継がれる日曜劇場

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映画「ドライブ・マイ・カー」 米アカデミー賞・国際長編映画賞受賞会見(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)
  • 放送期間:2024年1月14日~3月17日

あらすじ

天才的な才能を持ちながら、ある事件をきっかけに音楽と家族を失った元指揮者・夏目俊平(西島秀俊)。妻・志帆(石田ゆり子)の策略によって、娘の響(芦田愛菜)が市役所職員として暮らす地方都市・晴見市へと帰国させられた俊平は、廃団寸前の市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」の指揮者を依頼されることに。音楽を頑なに拒絶する響とのぎくしゃくした共同生活を送りながら、俊平は個性豊かなオケの団員たちや家族と心を通わせ、情熱を取り戻していきます―。

不器用な父娘の再生と感動の名作※ネタバレあり

天才的な感性を持ちながら家庭を壊してしまった父親・夏目俊平(西島秀俊)と、ある出来事をきっかけに音楽と父親を激しく拒絶する娘・響(芦田愛菜)による、不器用な父娘の再生劇を描いたドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』。ぎこちなくすれ違い続ける2人が、衝突と対話を重ねながら少しずつ心を通わせていく繊細な演技の掛け合いが観る者の胸を打ちます。

本作の大きな見どころとなっているのが、ベートーヴェンの楽曲『運命』をはじめとする名曲の数々と、俳優陣が徹底的なトレーニングを積んで臨んだ迫真のオーケストラ演奏シーンです。視覚と聴覚の両面で、高い没入感を生み出す本格的な音楽描写。加えて、宮沢氷魚さん、新木優子さん、玉山鉄二さんらが演じる存続危機の市民オーケストラ「晴見フィル」の団員たちが、俊平の情熱的(アパッシオナート)な指導によって音楽の楽しさを思い出し、バラバラだった音が一つにまとまっていく群像劇が爽快感と感動をもたらします。

さらに、ポンコツでマイペースな俊平が巻き起こすクスッと笑える日常と、登場人物たちが過去のトラウマや人生の挫折を乗り越えていくシリアスなドラマ要素が心地よいテンポで融合。日曜の夜に、前向きな元気をもらえる作品として高く評価されました。その圧倒的な完成度は初回から大きな反響を呼び、初回平均世帯視聴率は社会現象を巻き起こした大ヒット作『VIVANT』第1シーズンの初回視聴率に迫る堂々の好スタートを切りました。SNS上でも「面白くて一気見した」「これは傑作」「非の打ち所がない」「凄まじく面白い」といった絶賛の声が今もなお相次ぎ、温かな音楽と家族の絆を描いた日曜劇場の名作として語り継がれています。

石田ゆり子が見せた軽やかでチャーミングな名演

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展覧会「モネ 睡蓮のとき」の記者発表会に出席した石田ゆり子(C)SANKEI

ドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』で、自由奔放でありながら誰よりも家族を温かく見守る母親・夏目志帆をチャーミングに演じ、物語に心地よい風を吹き込んだのが石田ゆり子さんです。志帆は、長年断絶していた夫と娘の仲直りを図るため、大胆なうそをついて海外にいた俊平を日本へ呼び戻す画家という役柄。一見すると突拍子もない破天荒な言動に見えながらも、石田さんの持つ朗らかで軽やかなたたずまいと透明感が、家族を大きな愛で包み込む母親像に確かな説得力を与えました。

さらに、コミカルな掛け合いと軽妙な演技力も高く評価されています。西島秀俊さん演じる不器用な夫との息の合ったやり取りや、実家に身を隠しながら裏で糸を引くユーモラスな立ち振る舞いは、重く深刻になりがちな家族のトラウマを軽やかにし、作品の雰囲気を明るく牽引しました。芯の通った温もりと軽やかなユーモアを同居させた石田さんのナチュラルな芝居に対し、SNSでは「素晴らしい演技力」「相変わらず美しい」「演技が好き!」といった絶賛のレビューが相次いでいます。石田さんが吹き込んだ愛嬌と優しさは、今なお多くの視聴者の心を温かく照らしています。

挫折した天才指揮者が、崖っぷちオーケストラの再建を通して親子の絆を取り戻す姿を描いたドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』。本作を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、ぜひ視聴してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です

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