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『昔話法廷』5年ぶりの新作8.22放送 原告・天女役に貫地谷しほり、脚本に森下佳子

  • 2026.7.28
『昔話法廷』キービジュアル (C)NHK width=
『昔話法廷』キービジュアル (C)NHK

Eテレの法廷ドラマシリーズ『昔話法廷』の5年ぶりの新作「『天女の羽衣』裁判」が8月22日に放送。 脚本を森下佳子が担当し、法廷の登場人物を、貫地谷しほり、 桐谷健太、小林薫、眞島秀和、八木莉可子らが演じる。

【写真】貫地谷しほり、産後初めてのテレビドラマ出演で天女役

なじみ深い昔話の登場人物を裁く『昔話法廷』は、子どもや若い世代をターゲットにした教育番組。2015年に始まり、 これまでに「三匹のこぶた」や「桃太郎」など11本を制作した。ワンシチュエーションの法廷ドラマだが、番組の中で判決は出ない。昔話を新たな視点から見つめ、主体的・多角的に考えることの大切さを伝えていく。

番組は、国際的にも高い評価を受けており、2016年に、“子ども番組のオスカー”と称される国際コンクール「プ リ・ジュネス」で、世界各国の子どもたちが選ぶ最優秀に輝いた。また、2019 年には、国際エミー賞でファイナリス トの4作に選ばれている。

新作のモチーフとなる昔話は、滋賀県北部にある余呉湖(よごこ)に伝わる「天女の羽衣」。 ある日、天から羽衣をまとった天女が舞い降りた。天女が湖で水浴びをしていたところ、一人の男が見かけて、 一目ぼれ。男は、木にかけてあった天女の羽衣をそっと隠した。羽衣がなくなり天に帰れなくなった天女を、男は素知らぬ顔で優しく励ました。やがて二人は夫婦となり、幸せに暮らした。そんなある日、天女は隠されていた羽衣を発見する。天女は、追いすがる男を振り切り、天へ帰って行ってしまった――。

これまで番組では、殺人や強盗致傷などの刑事事件を扱ってきたが、今回の「天女の羽衣」は、シリーズ初となる “家事裁判”。「羽衣を隠すという“詐欺行為”がなければ、そもそも婚姻は成立しなかった」と、天女は、夫に対し、 「婚姻の取消し」を求めて訴えを起こす。

原告の天女を貫地谷が、被告の夫を桐谷が演じる。そのほか、裁判官に八木、原告代理人に眞島、被告代理人に小林が名を連ねる。

昔話法廷「『天女の羽衣』裁判」は、NHK Eテレにて8月22日20時放送。

※キャスト陣のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■貫地谷しほり(原告・天女役)

産後初めてのテレビドラマの出演が天女役。驚きました。自分も天女というとんでもない役ですが、周りの皆様もだいぶ濃いキャラクター。非日常な設定の中でリアリティを追求していくという、お芝居の醍醐味みたいなものを久しぶりに感じる事が出来て、とても楽しかったです。森下佳子さんの見事な脚本と、素晴らしいスタッフ・共演者の方々に導いていただきました。みんなの意見を聞いて話し合いたくなるドラマ、楽しみにしていてください。

■桐谷健太(被告・夫役)

白黒つけたがるのも人間、白と黒の間で行ったり来たりするのも人間、誰ひとり同じ色はないのも人間。あなたは宇宙にひとつの何色でしょうか。このドラマを、お一人でも、ご家族とでも、誰かとでも観て頂き、あなたなりの答えや想いに出あってくだされば、とてもうれしいです。そしてそのことがあなたの色
を更に明るく輝く色にすることができたなら、とても幸せです。

■八木莉可子(裁判官役)

このシリーズは、昔話の登場人物が現実の世界にやってきて裁判をしたらどうなるのかを描いています。どちらかを一方的に「悪い」と決めつけるのではなく、子どもたちが多角的な視点で物事を考えるきっかけになると嬉しいです。そして今回は家族についても描かれており、年齢によっても、受け取り方や感じ方も変わる内容だと思うので、ぜひ幅広い世代の皆さまに楽しんでいただけたら幸いです。また、余呉湖の伝説を通して、滋賀の魅力がさらに全国へ広がるきっかけになりますように。

■眞島秀和(原告代理人役)

誰もが知っている昔話を新たな視点で検証するということで、真剣に演じました。皆様がどんな答えに辿り着くのか、楽しんでいただきたいです。

■小林薫(被告代理人役)

タイトルにありますよう、法廷が舞台となっています。演じてみて改めて思ったのは、原告、被告の立場が違うと、全く違った景色になることでした。良かれと思って言った事が、相手に苦痛を与えていた…。なんか老若男女に関わらず考えさせられますね。

これは余談ですが、今回女性からの訴えがもとになっています。が、もし男性から婚姻を解消したいと訴えたら、世間の風向きはどうでしょうか。と、言いますのも、昭和の時代、身近なところに、そんな男がソコソコ居たような気がするからです。時代と共に男女関係の価値観も変わってくる。その辺りも重ねて観ていただければより面白さが増してくるンじゃないかと思っているところです。

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