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『ホーム・アローン2』”ハトおばさん”として愛されたブレンダ・フリッカー、その功績を振り返る

  • 2026.7.21

米時間7月17日、アイルランドを代表する名優ブレンダ・フリッカーが死去したことが明らかになった。享年81歳。『マイ・レフトフット』でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、『ホームアローン2』では「ハトおばさん」役として世界中の映画ファンに親しまれた。(フロントロウ編集部)

「世界は彼女を失い、小さくなった」

米ABC Newsによると、ブレンダのエージェント、フィル・ベルフィールドが声明を発表。「愛するブレンダ・フリッカーが昨夜、ダブリンで静かに息を引き取りました。病気を患い、81歳でした。彼女の訃報をお伝えすることは深く悲しいことです」と記し、「われわれは二度と彼女のような存在には出会えないでしょう。世界は彼女を失い、小さくなりました。知り、愛し、共に仕事ができたことを光栄に思います」と続けた。

ブレンダは1945年2月17日、アイルランド・ダブリン生まれ。映画やテレビを中心に60年以上にわたって活動し、90本以上の作品に出演した。

『マイ・レフトフット』でアイルランド人女優として初のオスカー

ブレンダが世界的に知られるきっかけとなったのが、1989年公開の映画『マイ・レフトフット』だ。脳性まひを抱えながら作家・画家として生きたクリスティ・ブラウンの半生を描いた作品で、ブレンダはダニエル・デイ=ルイス演じるクリスティの母親役を演じた。

米Varietyによると、その演技で1990年の第62回アカデミー賞助演女優賞を受賞。アイルランド人女優として初めてアカデミー賞を受賞する快挙となった。同作ではダニエルも主演男優賞を受賞し、2人は同じ授賞式でオスカーを手にした。

また、世界中のファンに「ハトおばさん」として親しまれているのが、1992年公開の『ホーム・アローン2』だ。ニューヨーク・セントラルパークでハトたちと暮らす謎めいた女性「ハトおばさん」を演じ、主人公ケビンとの交流が作品を代表する名場面のひとつとなった。

回顧録がベストセラーに、生まれ故郷から名誉も

米TheWrapによると、ブレンダは晩年も活動を続け、2025年に出版した回顧録『She Died Young: A Life in Fragments』は、アイルランドの『The Sunday Times』ベストセラーリスト入りを果たした。

また、生前にはダブリン市名誉市民(Freedom of the City of Dublin)の称号を授与された。エージェントのフィル・ベルフィールドは、この栄誉について「彼女がとくに喜び、誇りにしていたものだった」と振り返っている。

世代を超えて愛された女優の訃報を受け、世界中の映画ファンから追悼の声が寄せられている。エージェントが語った「世界は彼女を失い、小さくなった」という言葉は、多くの人々に愛されたブレンダの存在の大きさを物語っている。

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