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親としてどう対応すべき……?子ども同士のお金のトラブルを経て世帯年収800万・28歳男性が学んだこと

  • 2026.7.21

我が子に対して友達とお金の貸し借りをしないように、口酸っぱく伝えているという人は多いのではないでしょうか?それでも、そんな思いとは裏腹に起きてしまうのが子どものお金の貸し借りをめぐるトラブル。静岡県で暮らす28歳の男性も、自身の子どもが友人にお金を貸してしまい、返金してもらえないというトラブルに直面しました。子どもに複雑な思いを抱きつつも、最終的に男性が起こした行動とは?当時の葛藤なども含めて詳しく教えてもらいました。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年3月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。回答者である28歳男性のプロフィールは以下の通り。

回答者本人:男性(28歳)
居住地:静岡県
同居家族の構成:妻(30歳)、義母(55歳)、子ども
回答者の職業:営業(会社員・正社員)
配偶者の職業:会社員(正社員)
回答者個人の年収:約500万円
現在の世帯年収:約800万円
住居形態:戸建て(分譲・建売住宅)

「もう少し待ってほしい」。子ども同士の数千円の貸し借りが招いた関係悪化

静岡県で営業職として働きながら、一軒家で義理の母と妻、子どもと4人で暮らす28歳の男性。過去に義父の遺産分割をめぐる親族トラブルも経験したという男性ですが、今回は子どもが友人とお金を貸し借りしたことで起きたトラブルについて教えてくれました。

発端は、男性の子どもが友人から「すぐ返すから」と頼まれ、数千円を貸したことでした。「最初は軽い気持ちだったようです」と我が子の気持ちを代弁する男性。

ところが、いつまで経っても返金はされず、子どもが何度催促しても、相手からは「今は持っていない」「もう少し待ってほしい」と言われるばかりでした。

子ども自身も「言いづらい」「関係が悪くなるのが怖い」と感じてしまい、相手に強く言えなかったのだとか。そんな我が子の状態を見通したのか、相手からの連絡もだんだんと曖昧な内容に変化していったと言います。

さらに、そんなやり取りをしているうちに、相手にお金を貸していたのは我が子だけではなかったことも発覚。「別の友人も同じ相手にお金を貸していたことが分かり、小さなトラブルが広がっていたことも判明しました」と男性は明かします。

だんだんと募っていく子どものストレスと親の葛藤

お金の貸し借りに関する問題が友人との間で生じてしまったことで、「お金が返ってこない不安だけでなく、相手にどう伝えればいいのか分からず」強いストレスを感じている我が子の姿を男性は目の当たりにします。

お金を貸した友人とは学校でも日常的に顔を合わせる間柄。それだけに「気まずさから距離を取るようになり、(子どもの)友人関係にも影響が出てしまいました」と、男性は振り返ります。

さらに「また同じことが起きるのではないか」との思いから、お金を使うことに対する子ども自身の不安感も増し、「結果的に、金銭面だけでなく、心の面や日常生活にも影響が出たことが大きな問題でした」と続けました。

一方、親である男性自身も「正直、不安と戸惑いが大きく、『どう対応するのが正解なのか分からない』という気持ちでいっぱいでした」と葛藤を抱えていました。

最初に子どもから話を聞いたときは「なぜもっと早く相談してくれなかったのか」という思いと同時に、「子ども自身も言い出しにくかったんだろうなと複雑な気持ちになりました」と吐露します。

相手の保護者との関係や今後の学校生活への影響も気になり、できるだけ穏便に解決したいと願う一方で、不安そうにする子どもを見て「このまま曖昧にするのはよくないとも感じ、しっかり向き合う必要がある」と考えた男性。

最終的には「子どもを守ることを最優先にしよう」と気持ちを切り替え、冷静に対応すべく動き出しました。

事実ベースで落ち着いて話すことを意識。段階的な解決へ

解決のため、男性はまず子どもから状況を詳しく聞き取り、事実関係を整理しました。その上で、子どもだけでは解決が難しいと判断。学校への相談を決意しました。

子どもが絡む問題でもあり、当事者だけでの話し合いはどうしても感情的になってしまいがち。そこで、第三者である学校の教員に間に入ってもらい「冷静に話し合える環境を整えました」と振り返ります。

その後、相手の保護者とも連絡を取り、双方で状況を共有しながら返金について話し合いを進めました。

相手の保護者に対しては「必要以上に責めるのではなく、事実ベースで落ち着いて話すことを意識しました」と明かす男性。身近な友人にも相談してアドバイスをもらうことで、男性自身の気持ちを整理したと言います。

結果として、学校と相手の保護者の協力を得ながら、問題はだんだんと解決の方向へ。最終的には全額ではないものの「一定の形で返金してもらうことができました」と男性は明かします。

心配していた子ども同士の関係についても、「無理に元に戻すのではなく、適度な距離を保つことで大きなトラブルには発展せずに済みました」と安堵をにじませます。

「お金の貸し借りはしない」「困ったときはすぐに相談」トラブルを通して実感した、子どもに伝えたいこと

このトラブルを通じて、男性は「お金の問題は小さくても軽く考えてはいけない」と実感。「少額でも人間関係に大きな影響を与えるため、最初の段階でしっかり対応することの重要性を実感しました」と明かします。

実は今回のトラブルが発生した当初、子どもの気持ちや関係性を尊重しようとの思いから、様子見に徹していたという男性。今思えば、もっと早い段階で大人が介入すべきだった、と反省しているそうです。

「子ども同士だけで解決しようとすると、遠慮や感情が絡んでこじれやすく、結果的に状況が悪化してしまうことがあります。早い段階で周囲を頼ることで、冷静に話し合いができ、解決もスムーズになると感じました」。

今は、子どもに対して「お金の貸し借りは基本的にしないこと」「困ったときはすぐに相談すること」を、より強く伝えていこうと考えているそうです。

 

(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年3月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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