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「手抜きはやめて、育て方が悪い」ぐずる息子を見て私を責め立てた義母。だが、夫の一言が黙らせた

  • 2026.7.21

玄関を上がる前から、ダメ出しが始まる

息子が生まれてから、月に一度の義実家通いが憂鬱になりました。

義母は、私が靴を脱ぐより先に口を開く人です。台所へ入れば、持参した離乳食のパウチを目ざとく見つけられます。

「またこれ? 出来合いばかり食べさせてたら、味覚がだめになるわよ」

「栄養は、考えて選んでいます」

「あなたは少し手抜きね。私のころは、全部すり鉢ですったのよ」

抱っこの仕方も、寝かしつけの時間も、着せている服の枚数も、必ずどこかに一言が付いてきます。

最初のうちは聞き流していました。けれど毎回、何かを否定されて帰る日が続くと、澱のように溜まっていきます。

「今日も、何か言われてた?」

「ううん。平気」

帰りの車で、夫にはそう答えていました。義母に悪気がないのは分かっていたし、波風を立てたくもありません。ここで私が黙っていれば、それで済む話だと思っていたのです。

息子がぐずった、その一瞬

その日は、居間で息子がおもちゃを放り出して泣き始めました。眠くなる時間の、いつものぐずりです。抱き上げて背中をさすっていると、義母がテレビを消しました。

「手抜きはやめて、育て方が悪い」

泣き声のなかで、義母はさらに続けます。

「うちの家系はもっとしっかり育ててきたの。この子がこうなのは、あなたのせいよ」

あまりに失礼で、私は息子を抱えたまま固まってしまいました。眠いだけです、と言い返すこともできません。

膝にかかる重さだけが、やけにはっきりと分かります。

すると、隣で新聞を畳む音がして、夫が口を開きました。

「母さん、それは言いすぎだよ。この子を毎日見てるのは、俺でも母さんでもない。育児は、母さんの時代とは違うんだ」

義母の顔から、さっと赤みが引きました。

「……私は、心配して言ってるだけよ」

「心配なら、まず否定じゃなくて応援してあげて」

義母は何か言いかけ、口を開いたまま、その言葉を飲み込みました。ゆっくり湯呑みへ手を伸ばし、私とは目を合わせないまま、黙り込みます。奥で新聞を読んでいた義父が、顔を上げて小さくうなずきました。

「ご心配ありがとうございます」

そう返すと、義母はもう何も言いませんでした。

それから、義実家の空気は変わりました。育児への口出しはぱたりとやみ、必要以上に距離を詰めてくることもありません。この前は、息子におやつを渡す前に、私の顔をうかがうように聞いてきたのです。

「これ…食べさせても、平気かしら」

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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