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騙されてアイドル→女子プロの世界の頂点へ「思い出したら泣いちゃった」”極悪女王”上谷沙弥、号泣しながら想いを吐露

  • 2026.7.17
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ABEMA TIMES

「痛いことはやらない」と言われてプロレスアイドルグループに加入したものの、気づけば女子プロレスの練習生となり、大ケガや葛藤を乗り越えて頂点に上り詰めた上谷沙弥が、自身の激動の半生を振り返って涙ながらに熱い思いを語った。

【映像】”極悪女王”上谷沙弥のアイドル時代

『しくじり先生 俺みたいになるな!!』は、過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティ。 7月17日の放送では、上谷沙弥が登壇。「完全に騙されて興味ゼロのプロレスの世界へ 〜どん底から“プロレス界の何者か”になれた奇跡 教えます!〜」を授業した。 授業には、担任の若林正恭(オードリー)、レギュラー生徒の澤部佑(ハライチ)、吉村崇(平成ノブシコブシ)、そのほか生徒として、松井珠理奈、中島結音、荒川(エルフ)が参加した。

【写真・画像】騙されてアイドル→女子プロの世界の頂点へ「思い出したら泣いちゃった」”極悪女王”上谷沙弥、号泣しながら想いを吐露 2枚目
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かつてオーディションに落選し続け、事務所に騙されて100万円を請求されるなど「闇落ち」の迷走状態にあった上谷。そんな彼女が見つけたのが、「ヒャダインが楽曲提供する、プロレスアイドルグループの初期メンバー募集」というオーディションだった。グループの詳細は、女子プロレス団体スターダムに所属する中野たむ選手がプロデュースとリーダーを務め、3ヶ月に一度発売される新曲のセンターの座をかけて戦うというもの。プロレスに対して「怖い」というイメージを抱いていた上谷だったが、ヒャダインというビッグネームに惹かれ、母親には相談せず締め切りの30分前に応募を決意した。

面接で「プロレスは怖いです。プロレスやらなきゃいけないんですか?」と正直な気持ちを質問した上谷に対し、面接官は「プロレスっぽい振りはあるけど、痛いことはやらないから安心して!」と回答。その言葉を信じて最終面接に進んだ結果、見事に合格を果たす。屈折4〜5年を経て「ようやく本物のアイドルになることができました」と喜びを噛み締めた上谷は、「年齢的にも何者かになるラストチャンス! このグループに人生の全てを賭けよう!」と並々ならぬ気合いを入れ、2018年11月23日に後楽園ホールでお披露目ライブを迎えた。

しかし、お披露目ライブから2ヶ月後、上谷は「気がついたら女子プロレスの練習生になっていた」というまさかの事態に直面する。「アイドルを続けるためには、一旦プロレスをやるしかないか」と腹をくくり、朝10時から夕方5時までのハードなトレーニングを掛け持ちする日々がスタートした。エルボーの練習中に胸骨を骨折するなど、数々のケガを負いながらも練習を継続。練習生になって半年後の2019年7月には、正式にプロレスラーとして認められるためのプロテストに一発合格を果たした。

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その後、所属していたアイドルグループは活動停止となり解散してしまったが、上谷は「今目の前にあるプロレスを頑張るしかない」と覚悟を決めてレスラーの道を進み始めた。 本気でプロレスに向き合うなかで、かつてのプロデューサー・中野たむとの試合を経てスイッチが入った上谷は、独自の戦い方に活路を見出す。自身の高身長を強みに変え、難度MAXの空中殺法「その場飛びシューティングスタープレス」や「フェニックス・スプラッシュ」を、指導者がいない中で映像を参考にしながらわずか1ヶ月で独学マスターした。デビューから1年半後には聖地・日本武道館のリングに立ち、ワンダー・オブ・スターダム王座やワールド・オブ・スターダム王座など数々のトップベルトを戴冠。そして、女子プロレスラー史上初となる「プロレス大賞MVP」を受賞し、かつてアイドルを目指しオーディション連敗していた少女が、プロレス界の絶対的なセンターへと上り詰める偉業を成し遂げた。

授業の終盤、必要とされる場所で輝く努力をすることの大切さを熱弁した上谷は、自らの軌跡を振り返りながら「挑戦することって、怖いことだと思うんですけど、一歩踏み出したその先に何かがあるし、その一歩踏み出す勇気っていうものを持ってほしいです」と涙を流しながら訴えかけた。さらに、時折言葉を詰まらせて涙をぬぐいながらも、「私は100回ダメだったけど、その先に居場所がありました。なので、何者かになりたいと思っているみなさん、自分を信じて、必要とされる場所をぜひ見つけてください」と語りかけると、スタジオからは温かい大きな拍手が送られた。

授業が終了し、上谷は「思い出したら泣いちゃった」と照れくさそうに笑い、最後は「いつか、東京ドームで、興行がしたいなって思います」とさらなる大きな夢を力強く宣言した。

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